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雨、扇風機、次に息子

今朝は、オンラインの朝会に参加。1分で思いつくまま好きなものを書き出すことをした。
最初に書き出したのは雨。ちょうど外は雨が降ってたから。雨、嫌いじゃない。むしろ好きだ。好きなのは雨というより雨が降る音。遠い空から落ちてきて家の屋根や木の葉や地面にあたる音。あれだ。
次に書き出したのが扇風機。ちょうど好きなものを書き出している横で、静かに回っていた。風が心地よかった。
その次に、息子、娘、と続いた。いつもなら息子より娘の方が先に来るんじゃないかと思った。けど今朝は違った。というのは、今朝、目覚める前に夢を見たから。夢に息子が出てきたから。単純。でも印象的だった。滅多にないこと。はじめてのことかも知れない。息子が夢に出てきたのははじめてのことかも知れない。僕の運転する原チャリに息子を乗せて、二人乗りで走っていたところに電話がかかった。スマホを耳にあてながら運転していたら目の前に警官の一群が現れて。止められた。ひとりの警官に突然スマホを取り上げられそうになった。すると息子が渡す必要なんかない!と大声で警官に食ってかかった。息子は警官数人に取り押さえられて道路脇のリンゴの大木に手足を縛り付けられた。張りつけられた。そこで目が覚めた。その場面、警官登場に至る前の夢も凄い展開で恐ろしかった。夢から覚めた時、外では滝のように雨が降っていた。しばらくして小降りになったが、とにかく、そんな朝だった。
好きなもの。次に書き出したのが、永遠のおでかけ。これは文庫本のタイトルだ。著者は、益田ミリ。一昨日ふらっと立ち寄った百貨店地階の本屋で何気に手にして買った。あまり読むことのないエッセイ。読んでみるとこれがおもしろい。どうやら末期の癌を患った父の日々を娘が書いたもの。なんだか沁み入る文章で好きになっている。
好きなもの、で、その後につづいたのは、Tシャツ、タオル、素足、素手、素、月夜、だった。おもしろかった。 808文字

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