スクリーンショット_2019-12-18_0

続き_Glideを使って在庫管理アプリっぽいモノを作ってみた話

はじめに

・こちらの記事は前回の「いまさらノンコーディングでPWAアプリを作れるというGlideを使ってみた話」の続きです。
・素人がGlideいじいじしている記事です。

在庫管理アプリに挑戦

前回につづき、スプレッドシートならではの特性を活かして関数やGASとも組み合わせられるのではないかと画策。

早速やってみる。
新規に「Glide在庫管理」というスプレッドシートを作成。元データは以下の通り

スクリーンショット 2019-12-18 0.17.21

今回はただのベタ打ちではなく。A列は「マスタ」シートから入力規則でリスト型にし、B~D列はVLOOKUPで同じく「マスタ」シートからシリアルNO・説明文・値段を取得。

E列(在庫数)のみ手入力で、F列は在庫数が1個以下ならtrue。つまり注文対象と判定するように数式を組んだ。

Glideにて「New App」する

スクリーンショット 2019-12-18 0.27.25

今回はlist型で表示してみた。

さらに在庫変動をスマホ側で入力できるようにedit画面を追加していく。

スクリーンショット 2019-12-18 0.28.39

うーーん。簡単すぎる。
チャチャッと入力して欲しい項目だけを残して編集画面の準備は完了。
この時点で、ユーザーが在庫数を自由に編集できるようになった。

GASも活用しよう

今回は簡単な在庫管理アプリを想定しているので、最低限在庫数が少なくなったモノ=前項でF列に用意した在庫数が「1」以下の商品は自動的に注文表に反映されるようにしたい。

こればかりはGlideだけでは難しそうだ。GASがアップを始めている。。。

注文表の構成もシンプルにした。itemの列を参照してシリアルナンバー・説明文・値段・現在の在庫数をVLOOKUPで「在庫一覧」から取得するようにしている。

スクリーンショット 2019-12-18 0.32.32

ここからGASの出番。
在庫一覧のF列=在庫数が「1」以下の時”true”を返す関数を利用して、for文を作成。

スクリーンショット 2019-12-18 0.35.54

書き方が汚いと思われた方、申し訳ない。

やってることは非常にシンプルで「在庫一覧」のF列が”true”なら「注文表」のA列に該当行の商品名を入力するというモノ。

最後にトリガーを「変更時」に設定して、完成。

スクリーンショット 2019-12-18 0.38.03

果たして、上手いこと「アプリで在庫数編集」→「スプレッドシートに反映」→「GASが動いて注文表が更新」と動くのだろうか・・・ドキドキ。


動くもんやね

無事に動きました。noteだとその辺お伝えするの難しいんやけども、確かにスマホから編集→スプレッドシートに反映→GAS起動。注文表が更新されました。

こうやってスマホで編集したら。。。(静画だと伝えづらいので動画もおいとこう)

スクリーンショット 2019-12-18 0.45.37

見事に注文表が自動更新されました!

スクリーンショット 2019-12-18 0.43.08

これで”在庫チェックする人”がスマホで在庫数を変更すると注文表が自動更新され、”管理者”は注文表だけをスプレッドシート上で確認し必要な数を注文できるという状態になりました。(いろいろ修正すべき点はあるけどw)

使ってみた感想

さて、今回は前回に続きGlideをいじいじして、在庫管理アプリっぽい物を作ってみたわけですが。

これヤバイな。いわゆるCRUDがGUIで設定できる。

Create・・・データの生成(INSERT命令で追加)
Read ・・・データの読み取りと表示(SELECT命令で実現)
Update・・・データの更新(UPDATE命令で実行)
Delete・・・データの削除(DELETE命令で実行)

さらには、GASやら関数やらとも組み合わせ可能とは。。。なんかもっといろんな可能性が見えてきそう・・・

使いづらいなーという点もいっぱい。

・ユーザーが操作できる内容が限定的
・ボタンとかコンポーネントの種類は多いんだけど、ボタンを押したときのリンク先がスプレッドシート参照だったり。(必ずしもリンク先がスプレッド上に記述してるとは限らないと思うのです)
・ editボタンとかbackボタンの位置とか変えられないし(調査不足かも?)
・業務効率化系のサービスだとPWAにするメリット大きいのか不明(未熟なだけかも???)

とかとか思ったわけですが、まだまだ奥深そう&アプデもきそうなので個人的には今後もちょくちょく使ってみようかなと思いました。
GAS鍛えればもっと夢拡がるかも知んないしね!また何かいじいじしたら続き書こうと思います

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?