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2024.0814、日記🔴『汽車で逢つた女』作:室生犀星 朗読,を紹介します🥭

室生犀星 様は、金沢出身です。7月に金沢旅行した時、タクシーの運転手さんから、室生犀星様が、金沢出身と聞いて、ひそかにファンになりました…

⏩YouTube,『汽車で逢つた女』作:室生犀星 朗読:窪田等 作業用BGMや睡眠導入 おやすみ前 教養にも 本好きから
https://youtube.com/watch?v=vwjBOHLQom8&si=wlwjW-h1InRnGbCK

【感じた事】
YouTubeの朗読なので、すーと、頭に入ってきました。良く状況がイメージできました。

犀川と桜の木、向こうに北アルプスの山々が見えるそうです。室生 犀星様のふるさとの風景です。

【登場人物】
うちきだ、主人公
きたざと、作家
まさこ、お相手

⏩青空文庫作成ファイルから引用しました文章で、朗読の最後の部分です‼️
https://www.aozora.gr.jp/cards/001579/files/55432_67355.html

まさ子はその時あ、さうさう忘れてゐたといつて、階下から紙包みを持つて上り、それをひろげて見せた。それはただの※(「飮のへん+稻のつくり」、第4水準2-92-68)をつつんだ蒸菓子にすぎなかつたが、

打木田はそれをつまんで食べながら、この菓子どうしたのといつたから、支那饅頭をいただいたお返しだといつた。かれらは別々の命運のもとに寄り合つた者共だが、隔てが取れ、ただの二三度の關係で、何も彼も打ち明けて世間から選ばれた二人の人間になつてゐた。

蒸菓子を半分食べかけながら、笑ひあつて接吻をし、そしてみんな食べ終へるとまた接吻をつづけた。ふざけ切つたこれらの情景にたいして、誰一人だつて指一本ふれることが出來ない。

それはお内儀に支拂つたわづかな金がかれらを世間から引き離し、好き放埒で仕合せな一夜をおくらせてゐるのである。


【本音 日記】
サークル名は言わないが、ある行事に向けて準備中、ちょっとしたボタンのかけ違いで、サークル内で理解のずれが生じました。

一方の方は、一度決まった事を変更した事に立腹しておさまりません。もう一方の方は謝罪するも相手の方の気持ちは、まだおさまりません。


【キーワード】
ボタンのかけ違い
一度決まった事を変更した事に立腹
『汽車で逢つた女』作:室生犀星 朗読


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