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2017年に日本橋三越へ「復元 三日月宗近 」三振りを見に行ってきました。その①(2017.08)

2017年に、日本橋三越で開催されていた刀剣展覧会「“河内一門と日本刀のこれから〜刀剣乱舞『復元 三日月宗近』登場~”」を見に行ってまいりました。


この2017年当、ニトロさんの「三日月宗近 生ぶ復元プロジェクト」の一環として、下記の三振りが作成されてたようです。

「復元 三日月宗近 影」
「復元 三日月宗近 影改」
「復元 三日月宗近 真」


まだ全て完成してなかったみたいですが、製作途中だったものも含め、この展覧会では全て展示されてました。
(なんで三振りも作ってたのかは良く分からん ← おい)


さてこの展示会、実は開催期間がたったの6日間(8/16~8/21)しかなくてですね…;
(何と言う短さ…!!)
しかもちょうど夏休み&お盆休みに重なってて、東京までは少し遠いという方でも参加しやすい日程になっていたんですよね。かなり並ぶであろうことを考慮しのんびりと待つ準備をして行きましたが、意外にも会場は空いてました。びっくり。
人もまばらで周囲に気を遣うことなくゆっくりと鑑賞して、写真を撮るくらいの余裕がありました。
(列を形成するためのガードみたいなものは準備されてたので、もしかしたら時間帯によっては並んだのかも)

その時の様子をざっくりと記録に残しておきます。
※写真が多めなので、記事を2つに分けました。

①パネル


こちらは刀を作るときに使う道具たち↓
左の方に玉鋼が置いてあります。
これが玉鋼…!(感動)

②道具


実物を見たのはこれが初めて。
ゲーム画面上部にある資材のイラストに、そっくりではありませんか…!!玉鋼って本当にこういう形をしていたんだなあという感慨深い気持ちになった。


こちらは実際に刀を作る工房(?)のパネル↓
写真には収めきれなかったのですが、あのゴツゴツした玉鋼がどのようにして「刀」になっていくのか、みたいな感じの展示もあり、ものすごく新鮮でした。
なるほど刀剣はこうやって生まれてくるんですね。

③鍛冶場


2017年の夏、我が本丸は1周年を迎えました。
この頃は、いつも必死になって集めている玉鋼が一体何なのかよく分かってなくて、それどころか木炭だの冷却水だのが資材としてどう扱われているのもすごく謎で。
あまりよく分からないままゲームを進めていたんですよね。

でもこの工房のパネルを見学したことで、なるほど確かに鍛刀するには木炭も冷却材も必要だな、とものすごく納得した。
「刀をつくる」という場に触れる、とても良い機会を与えて下さったことに感謝します。すごく良い勉強になりました。


こちらはプロジェクトに関する説明など↓

④パネル1

⑤パネル2


文字が多いし帰ったら写真でゆっくり読もう、なーんて思ってたら思いのほか画質が悪く、むちゃくちゃ読みにくくて帰宅後に倒れ伏した;


ここからが三振りの展示写真です。
まず「復元 三日月宗近 影打(改)」

⑥影打(改)1


⑧影打(改)3

⑨影打(改)4


うーん、きれいですな!!
反射した照明のライトが写り込んでしまったのがとても残念ですが;(博物館とは違いますのでそれは仕方ない)

こちらは「復元 三日月宗近 真打(製作途中)
のちに完成したこの真打は、本丸博でお披露目されたようです。

⑩真打1

⑪真打2

⑫真打3

⑬真打4


シロウト目には、どのあたりがまだ途中なのかよく分かりません。この状態でもとてもきれい。
最後の仕上げがまだ済んでないみたいな感じなのかな。

こちらは「復元 三日月宗近 影打」

⑭影打1

⑮影打2

⑯影打3

⑰影打4


おじいちゃんのパネルも並んでたので一緒に撮ってきました。
いつもスマホの画面でしか見てないので、この大きさはびっくりする。
そして、これだけ大きく引き延ばしても着物や装飾品が実物めいててキレイなことにもびっくりです。
絵師さま本当にすごいですね…!!


②に続きます。

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