人生。

人生って色んな“たられば”があって、あの時ああしていれば、あの時こう選択して入ればとは思わずにはいられないけど、でも結局よくよく考えてみると、もう一度あの後にまで時間を巻き戻せたとしても私は同じ道を選んでいた気がする。あの時こうしていればと思うのはやっぱ結果を知ってる今の自分からして最短の道を選ぶなら何が正しいかをもう既に知っているからであって、そもそも回答用紙でいう問題ですら記載されてない問題用紙に回答を書くのは不可能であると自分に言い聞かせている。スムーズにいく人の人生もあれば何回も何回も思い通りにいかないような人生を歩く人もいる。計画通りの人生を歩む人もいれば計画性がなく目的地も分からずにただ流れに任せている人もいる。恵まれている環境で日々を過ごせる人もいればそうでない人もたくさんいる。人と比べて自分もそうしたい。自分もああなりたいと思わずにはいられないけど、人それぞれ違う人生がある。一つだけ何かを変えることができるならきっとそれは“どんな自分になりたいか”ではないのかなと思う。たとえ人生がどんなに思い通りにいかなくなったとしても、もうこれ以上なにに希望を見い出せばいいのか分からなくなったとしても、結局は自分を変える力は他の誰でもない自分の中にしかない。環境がどうであれ、置かれている状況がどうであれ、幸せになるためにはその一瞬を精一杯に生き、少しでもなりたいと思える自分に近づくしかないと思う。そしてそれでしか自分は幸せになれないと思う。