まちなか社食
昨日の「まちなか社食」の記事が静岡新聞東部版に載っていました。静岡県の総合庁舎にお勤めの皆さんも買いにきてくれました。
これって以前にも書いたのですが、「ソーシャルグッド」という「+1の考え方」に近いと思います。今回の場合は2方向の展開でした、売り上げが落ち込んだ飲食店と拠点PRをしたいコンパス。
実際お弁当は100個売れたと昨日書きましたが、飲食店側は100個のお弁当を売れたし、COMPASS側は多くの人に知ってもらえた。これは両方に徳があった感じです。さらに今後継続的に「まちなか社食」が開催されるには「イベントではなく文化にする」ことが必要になってくると感じています。それには「コツ」があったりするので、みんなで昨日もいろいろ話し合っていました。
もっとこの取り組みに「+1」をしていきたい。例えば出店する飲食店側にとって売上だけではなくもっと多くの考え方があると思うし、場所を提供する側にももっと+1があるだろうし、そして何より「お客様側」にも、もっとメリットがあることを提供できると感じています。
誰かのために動けば、1周まわって自分も応援してもらえる。そんな良い循環を生み出す事業が増えたりするといいですよね。こういう取り組みがあとから「あの時やっておいたから」というようなものに発展するケース、実はものすごく多いんですよね。場所と人とタイミング、これがマッチされて繋がりがどんどんできていきそうです。また来月開催されるので楽しみです
以前書いた記事
日本でも始まるのかなぁ「ソーシャルグッド」という考え方
「+1の世界」
ソーシャルグッド(Social Good)とは、地球環境や地域コミュニティなどの「社会」に対して良いインパクトを与える活動や製品、サービスの総称を指す。 古くからあるソーシャルグッドの代表例としては水や空気の浄化、街の緑化、教育やヘルスケアなどが挙げられる。
とされています、最近よく耳にするSDGsも同じカテゴリーになると思います。
結構前から耳にする「ソーシャルグッド」という言葉。
今回のコロナで多くの都道府県が休業要請解除をし飲食店などが再びオープンし始めています。普段通りの生活を取り戻したいと思っている方が多くいる中で、耳にするのは「これを機に」という言葉です。
例えばテレワークが進んで「場所」の価値に対しての疑問を持つ人も多くなってきているようです。一等地にオフィスを構える必要があるのか?というようなことです。そもそも集まるという概念がなければ出勤がなるなるので、通勤ラッシュも減っていくということになります。この自粛中のように8割とは言わないまでも5割や3割出勤などを継続してみたいという会社も増えてくるようです。となれば、今度は「ランチタイム」の様相が変わってくるかもしれませんね。今までのように人が通勤しなくなったらお店自体も形態を少し考えなければならないようになると感じます。そんな時に やはりそのお店に「行く理由」が欲しいところです。例えば値段とかそういうものじゃなくて、ここで食べると社会的な貢献になるよ というようなものですね(営業をし雇用をして納税する+1が欲しいと言う感じ) その部分がないと「選ばる機会が減少する」と感じます
個人的に思うのはソーシャルグッドというワードやSDGsというものを「事業PR」に盛り込むのが難しい企業や会社が多い気がします。世界と比べても日本自体はあまり社会貢献+事業を考えていないというか「得意」ではない感じですね(CSRやCSVも・・・)
ただ 今回のコロナで少し前に進む気がします。例えばラストワンマイルの改善や一極集中の多少の改善などなど。いまはとにかく経済をと思っている人と「これからやはり生活スタイルが変わるな」と先読みする方とでは今後の仕事のスタイルが変わってくる気がします。「+1」の世界ですね、そもそも企業も事業も「何のためにしているのか」という大切な部分が欠如しているというか物が溢れているから忘れちゃっていたのかもですね。
良いことをアピールしていく時代にしたいですね。
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