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生きてるだけで、愛。

「あんたは私も別れられても、私は私と別れられない」
このセリフがこの映画の本質だと思った。
鬱病って、病気だけれど
理解されないことが多くて
自分に甘えている人、って
思われてしまうこともある。
私も、鬱病を理解したいけれど
実際、鬱病の人に会ったことが無いし、
もし周りの友達が鬱病になっていたら
それに気付いてあげられるだろうか?
優しさでかけた言葉が 
その人をかえって苦しめるかもしれない
そう考えさせられた映画だった。
自分の愛する人が鬱病だったら
菅田将暉さんが演じた彼氏のように
それでも一緒に居続けられることが
できるだろうか。

綺麗な描写が多くて世界観に惹き込まれた。
主人公の趣里さんの演技が素晴らしかった。

私を怒らせない1番の方法は
とりあえず頷いて
やり過ごすんじゃなくて
私が頭使って考えているのと
同じくらい考えてしゃべって
私がエネルギー使ってるのと
同じくらい振り回されろってこと
ここの台詞に深く共感した、というか
私の気持ちを代弁してくれた
ような気がしてボロボロ泣いた。

エンディング曲
世武裕子さんの1/5000良すぎて
ずっと聴いている。

#映画 #心に残る映画#生きてるだけで愛#映画レビュー

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