誕生、アゲアゲ倶楽部
今朝目が覚めてからすぐにゴミ捨てに行ってきた。
まだ日が昇る前の早朝なのでめったに人と出会う事は無いのだが今日は珍しく私以外にごみを捨てに行っている人と出会った。
相手はご近所さんだが日頃話すことはなくせいぜいであったら会釈をするくらいである。
私からおはようございますと声をかけたらビクッと驚かれてしまった。
相手の方はお婆さんと言ってもいいくらいのご年齢なので街灯一つしかない薄暗い路地だと私のような得体のしれない者に話しかけられたので警戒したのだろう。
私もこれ以上怖がらせないように、まだ薄暗いですねぇとか世間話をいくつか振ってではと言ってその場を離れた。
お婆さんはしばらくその場に立ちすくんでいたようだった。
何か違和感があるなと思いつつ家に戻っていると、ああそうかお婆さんはマスクをしていなかったなぁという事に気が付いた。
近所のゴミ出し位良いじゃないかと思わないでもないが我が家はコロナの影響が出ているのでどれだけ近距離でもマスクは欠かせない。
自宅の戻ってまだ朝の時間はたっぷりあったので納税と買い物に出かけることにした。
財布とスマートフォンとエコバッグを持って車に乗り込んでお気に入りの音楽をかけてまずは歩いても行ける近所のコンビニに行った。
そこで固定資産税を納税してお釣りでおにぎりとお茶を買った。
駐車場でモフモフと買ったものを食べてからスーパーに足を運んだ。
入口でアルコール消毒をしっかりとして店内に。
青果コーナーでトマトと玉ねぎ、ミョウガを買い求めた。
総菜コーナーには売れ残りのから揚げがあったので迷わず購入。
精肉コーナーでは豚のロース肉を買った。
後は卵や牛乳などの細々したものをかごに入れた。
基本的に安売りが自慢のお店なのでこれだけ買っても二千円でお釣りがくる。
帰宅してからはニュースを見たり本を読んだりしているうちに時間になったので身支度をして出かけた。
帰宅してからは手洗いとうがいをとても念入りにしてから晩御飯の支度に取り掛かった。
朝からから揚げをメインにしようと思っていたのでまずはトースターにアルミフォイルを敷いてその上にから揚げを並べて十分ほど加熱した。
その間に大根おろしをたっぷり摺り下ろして余分な水分を切っておく。
ミョウガを微塵に刻んで大根おろしと和えてそこにポン酢を回しかけておろしポン酢を拵えておく。
副菜はトマトが程よく冷えているので輪切りにしてその上に砂糖をほんの少し振って締めにウスターソースをかけてトマトサラダの出来上がり。
もう一品副菜が欲しかったので玉ねぎ入りのオムレツを簡単に巻いてケチャップをかけて、はい一丁上がり。
汁物はワカメとキャベツの味噌汁で決まり。
から揚げが温まったら上からおろしポン酢をドサリとかけたら晩御飯の完成。
事前にエアコンをかけている居間に料理を運んでいただきます。
お酒はあっさりハイボールを頂く。
炭酸を多めに入れると爽快な味わいになる。
グビリグビリと飲み干すと全身の細胞がフルエルのが分かる。
ではではとから揚げに箸を伸ばす。
熱々に温められたから揚げに冷たい大根おろしが合わさってさっぱりした味わいである。
既製品のから揚げだがワンランク美味しさがアップした感じでとても美味しい。
細かく刻んだミョウガもシャリリとした歯ごたえと爽やかさが合っていい仕事をしている。
黙々と食べているとあっという間に食べきってしまいそうだったので途中でトマトサラダにを頂く。
トマトに砂糖をかけるのは祖父の癖で山盛りにたっぷりと降っていた。
私の子どもの頃のトマトは青臭くてやや癖のある味だったのでそれを和らげるために砂糖がけをしていたのだろう。
今でもその名残りで私も砂糖を降ったウスターソース仕立てのサラダを作る。
これはなかなか奥深い味がして癖になること請け合いである。
オムレツは箸休めに作ったのだがシンプルな味付けでニヤニヤしてしまう。
合間に味噌汁をすすりながらモリモリと食べているとお腹がいっぱいになった。
お酒は控えめにハイボール三杯で止めておいたのは自分でも偉いと思う。
後片付けをしながらまだ夏バテはしていないなと体感した。
ご飯が美味しいというのは健康の証である。
さぁて明日は何を食べようかな。
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