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それをやっちゃあ、おしまいよ。

 ついさっきの事である。

 お昼過ぎの眠たい時間に車を運転していた。
 
 片側二車線の交通量の多い国道で車の量もそれなりに多かった。

 私は走行車線を運転していたのだが、目の前に赤い高級車が見えた。

 その運転は明らかにフラフラしており速度も四十キロ弱のノロノロ運転だった。
 
 ううん、これは邪魔だなぁとしばらく後ろについて走っていたのだがあまりのゆっくりぶりに困ったので追い越すことにした。

 ウインカーを右に出して追い越し車線に移ってその車を追い抜こうとした。

 するとその車が急にこちらに幅寄せしてきた。

 おおっと、危ないっ!と思ってアクセルを緩めると赤い車はまたフラフラ運転を始めた。

 これはたまらんと思って速度を一気にあげて追い越した。

 その時に一瞬チラッとその車を見ると派手めのお姉さんが前をまるで見ないでスマートフォンをいじりながら運転していた。

 ああ、なるほどと不安定な運転の理由が分かって納得したが危ないだろうと思った。

 いわゆるながらスマホというやつだが私はこれが何よりも嫌いである。

 そんなに連絡を取りたい人がいるのか、何かゲームでもしているのか、そんなに急を要するのかと気持ちが荒ぶってしまう。

 なにより自分だけは大丈夫という思い上がりと自己中心的な考え方が好きではない。
 
 ちょっとくらい良いだろうという気のゆるみが取り返しのつかない事態になることだってあると思うのだが。

 今は罰則も強化されて、ながらスマホで事故を起こすと一発免停である。

 本当に赤い車のお姉さんは危険運転だった。

 私が追い抜いた後にはトラックからビシバシ煽られていたので自業自得でしょうと思ってほんの少し溜飲が下がった。
 
 毎日運転していると色々な事に出会う。

 さっきのお姉さんのような人を見かける事が日常茶飯事なのが残念で怖いなと思う。

 私はビビりなので捕まるようなことはしたくないので超安全運転である。

 なんせゴールド免許ですから、フフン。

 とまぁ大して偉くもない事でマウントを取ってしまった私の昨日の晩御飯がこちら。
  
 昨日は帰宅が遅くなったので簡単な晩御飯。

 豚肉に塩コショウを振る。

 生姜を摺り下ろして醤油、砂糖、酒、みりん、昆布だしの素を混ぜてタレを作る。

 ちりめんキャベツをざく切りにしてレンジでチン。

 その間に副菜を作る。

 おからに片栗粉、塩を混ぜて水を加えてよくこねる。

 それを小判型に丸めて油を敷いたフライパンで両面しっかりと焼き目をつける。

 こんがりしてきたら砂糖醤油を回しかけて軽く煮詰める。

 片栗粉の効果でとろみがついてきたらおから餅の出来上がり。

 もう一品は納豆と刻んだ沢庵を混ぜた沢庵納豆。

 汁物はキャベツの芯のみそ汁。

 ではメインを仕上げていく。

 油を敷かないフライパンで豚肉を炒めて火が通ったらタレを回しかける。

 サッと馴染ませたらちりめんキャベツの上に盛り付けてド直球生姜焼きの出来上がり。

 昨日のお酒はビール。

 タィッシュとプルタブを起こしてポコポコポン。

 妻と乾杯していただきます。

 まずはビールをウッウッウッ。

 バハーッ、いやぁウメェと声が漏れる。

 冬のビールも美味いなぁと思うがよく考えたら一年中同じことを言っているような気がする。

 では沢庵納豆から食べる。

 モチャモチャとかき混ぜてパクリ。

 沢庵のポリッとした歯ごたえと納豆の粘りが意外とよく合う。

 うんうん、これで腸活が捗るなと思いながらニチニチと口に運んだ。

 ビールでネバネバを洗い流しておから餅を。

 甘辛の醤油ダレが良く絡んでお餅とお団子の中間のような感じ。

 おからなので食べ応えがあって一個でも結構ボリュームがある。

 お酒のつまみにもなる万能おかずだった。

 二本目のビールを飲みながらメインの生姜焼きを食べる。

 豚肉に厚みがあって噛み応えは抜群である。

 生姜のピリッと来る刺激もいいアクセントになっている。

 とっても簡単に出来て美味しくて健康も良いというありがたいメニュー。

 モリモリと食べてお酒もゴクリゴク。

 とはいえ飲み過ぎはダメなので三本目のビールに手がかかったが我慢した。

 腹八分目でご馳走様をして片づけをして早々に布団に。

 それにしてもながら運転は大変危険なので絶対やめましょう。

 不幸になるのはあなただけじゃないんですよ。

 ほぉら、そこにいるあなたの大切な人だって…

 ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!

 

 

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