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レセプトって何だと思いますか?

さあ、記念すべき第1回目の講座は「レセプトって何だと思いますか?」です。普段、何気なく「レセ」なんて呼んで内容点検してるあれです。「なんだ、何を今更…」とお思いの方も多数いらっしゃるかと思いますが、皆さま、医療事務として仕事を始めてから、レセプトがなんだろうかを真剣に考えたこと、向き合ったことはありますか?「いやそんなこと言われても、考える意味なんてあります?」なんて声が聞こえてきそうですね。

でもですね、この「レセプト」が何なのかを理解しているのとそうでないのとでは、作成の方法から請求の仕方まで全然違ってくるんです。ただただ毎日病名の抜けをチェックして、月初10日までに請求して、それを1年間続けて…とぼんやり行なっているだけでは全然ダメです。それこそ、そんな貴方の代わりにAIにプログラミングしてやらせておけばいいです。レセのチェックするだけなんて誰でもできます。そうではなくて、この講座を読んだ方には「◯◯さんが来てからレセの質が変わって、請求漏れが減ったから収益が増えたよ!」くらいのことを普通に言われるくらいになってほしいんです。じゃあそのためにはどうしたらいいかを勉強していきましょう。

医療事務の皆さまが普段から触れずにはいられない「レセプト」ですが、これは日本語では「診療報酬明細書」のことで、医療機関で患者さんが会計を済ませた時に一緒に渡している診療明細書とは別物。「レセプト」の語源は確かドイツ語(カルテもそうですね)で、英語読みではレシートだったと記憶してます。

あれ?これで「レセプト」が何だかの説明は終わりでしょ?中身無いよね?って思われた貴方。もちろん、これだけじゃありませんよ。こんなことネットで調べれば幾らでも書いてある、医療事務でなくても誰でも分かる話です。
では、医療事務である貴方には何を解ってほしいか、です。

本題はここから。
僕の考える「レセプト」が何たるか、には、3つの答えを用意しています。まずは

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