無常の日_日帰りで
それこそ毎週の日記に書けよという話だが。
今から私が今日知ったことを書いていく。
神道では通夜葬儀のことを、通夜祭神葬祭というらしい。それも友引を避けるという概念もないそうだ。
仏教は7日毎に初七日やら四十九日やらやるところを10日カウントで10日祭、50日祭とするらしい。
亡くなったらそれは神様になるという概念だから悲しいことでは無いとのこと。香典とは言わず玉串料と言い、焼香をあげるかわりに2礼2拍手1礼をするそうだ。
ご冥福をお祈りします、は仏教の用語で神道の人間には使わない。から、会社で弔電出してもらう依頼かけたときは「ご冥福をお祈りします、が使えないので以下文面でお願いできますか」と無難な用例集を引っ張ってきた。
会社は今日休み、で、弔辞休暇が連続3日取れるというので通夜祭神葬祭に合わせて3日間打ち抜きで休みを取ると明日13日だけ開くからそれもなんだかなと思いもう今週いっぱい休みにしてもらった。
上司には業務のことでなんか言われたけどまあそんなことは私がわかっているよ。だったら休みと勤務の線引きがつかないからなんて言わずにパソコン持ち出して静岡でも仕事させて欲しいのが本音である。
とりあえず午後日帰りで静岡に行き、18時半過ぎの新幹線で東京に戻ってきた。祖父はただ寝ているようにしか見えなかった。
おばが連れてきたダックスフント2匹に手荒な歓迎を受けた。明日は千葉の実家のいぬも連れて行くと言うからもう大混乱だ。
明日から本腰入れて行くことにすると思う。
然しここから人間10名弱プラスいぬ3匹と過ごすわけで、長いことを考えると明日は東京にいて14日から本腰入れても良いような気がしてきた。
友人や知り合いから「ここからが長いから体力配分には気をつけろ」とちょいちょい言われる。みんなそう思っていることだから、一回休み。を入れたほうがいい。とはいえおじや母は1回も休んでいないことを考えるとアサインできる仕事はアサインして欲しいと思っている。まあアサインできる仕事なんて限られているのかもしれないが。
役割なく手持ち無沙汰という状態はなかなかしんどいから、というのもある。
とりあえず会社の同僚とか後輩とか仲良い子とはLINEしていて話は聞いてもらっているのと、前職が介護関係だった後輩に言わせると「ご家族とのお見送りの時間はとても大切です。あと看取りがご自宅でできたのなら最強です」とのこと。それは祖母とおじと母が自宅で看取れるようにしてきたから叶ったようだ。
昨日父から「あなたに妹2人と母の心配もして欲しい」と言われて「いままで長女だからなんて言われたこと無いのになんで急にそんな言い方してきたんだろ、パパさんは」と母に聞いたら「あんたが一番社会性があるから」と言われた。ちなみにそういうことで「通夜祭の受付外注すると15万かかるから身内でやりたいんだけど、みるくちゃんとピッさん(夫)にお願いできないかなあ」と言われた。私はいいとしてなんで夫?と聞いたら「社会性がある人に任せたい」という。なんやねん社会性って。夫に後で話したらそれは全然構わないと言ってたからいいんだけど。
夫は当日の流れを心配していたけど「とりあえずその場にならないとわからんことはわからんから出たとこで勝負するしかないな」と言っておいた。もうその辺当日何するかよくわからないけど駆り出されることには仕事で慣れてきた。まあ、夫からしたら他所の家なので余計に心配な気持ちはわかるけど。けどどうせアサインなんてまたその場で変わるだろうし、それはその時に応じて柔軟に対応します、って感じ。
大変なのは今浪人生のいとこで、この1週間静岡と東京を予備校通い行き来するつもりらしい。流石に両親とイヌもいない実家に1人で帰るのも心細いのだろう。その気持ちはお察しする。
しかしね。何でもかんでも「祭」みたいなんですよ。神道は。「祭」と書かれると「祭りなのか。悲しむものではなさそうだ……」という気が少しする。祭りという言葉がなかなか強いインパクトだ。
ちなみにこれは母方の祖父が神道だからという話であり、タカナシ家は仏教(多分浄土真宗だと思われるというくらいに頓着していない)のようだ。
マツリスタジオからマツリセッションへ。
書き途中で寝たものを最後まで書き上げたのでまだ寝ぼけているけどまた寝ます。
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