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Ⅰ 低学年で覚えて欲しい生活スキル   7 筆記具の正しい持ち方と書くときの正しい姿勢 その1

 この項目には、4つの補助項目があります。まず、それを紹介し
て解説します
 
 1️⃣ 人差し指と親指と中指でエンピツを正しく持つ。 【解説】
 
  正しい持ち方を『鉛筆お役立ち情報』と言うサイトから引用します。
   ポイント1
   人差し指はエンピツの先から25ミリ(幼児・児童の場合)のあたりに
   置きます。親指は人差し指より少し後ろに置き、中指を人差し指より  
   前に出して3本の指で軽く持ちます。薬指と小指は中指に沿わせて軽
   く曲げます。

   ポイント2
   人差し指に沿わせて鉛筆を持ちます。

   ポイント3
   鉛筆を正しく持つと、自然と鉛筆の軸は用紙に対して50度~60度にな
   ります。鉛筆の軸は紙と直角ではなく、横に約20度傾けます。

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  エンピツが正しく持てない子増えています。手指の発達の未熟で、うま
 くもてない子です。視覚的な問題で、工夫しているうちに変になってしま
 った子もいもいます。誰も教えてくれないので、自分勝手に持っていてそ
 れが定着してしまった子もいます。今まで見た例を書きます。

   ・握って書いている子
   ・握って小指と薬指からエンピツを出している子
   ・握って薬指と中指からエンピツを出している子 
   ・人差し指が巻き付いてる子
   ・正しく持っているが、エンピツが前の方に傾いている
   ・4本指に乗せて親指で挟んでいる子
   
  エンピツを正しく持てないと、困ったことが起こります。
   ・手元がみえない
   ・ノートを傾けないと書けない
   ・早く書けない
   ・たくさん書けない

  エンピツを正しく持つスキルは、学校で学ぶときに使う最重要スキルで
 す。
ノートがうまく取れないのは、勉強においては致命的です。

    

 2️⃣ 眼を近づけ過ぎない。目は机から、筆箱の縦1個分は離す。【解説】   

 エンピツの持ち方とも連動しているのですが、最近、目をノートに異常に近づけて書く子が増えています。手元が見えにくいので、書いた文字が見えるように前上から覗き込んで書いているのです。つまり、猫背になっています。そのため、目を悪くするこどもが増えることになります。

 「目をノートから離しなさい」と指示してもできな子が多いので「筆箱1個分離しなさい」と指示して、実際に筆箱を目の前に立てます。すると、頭を引き猫背が治ります。ついでに、エンピツの持ち方も直した方がいいでしょう。
 【参考】
   これは「AしたいならBと言え」というスキルを使っています。

3️⃣と4️⃣は、その2に書きます。つまり、「続く」です。




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