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天鳳の技術

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上級者(特上卓〜鳳凰卓プレーヤー:6段以上)向け。反省録と違って、判断が上手くいった時のことを紹介しています!
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2020年6月の記事一覧

天鳳の技術⑦(数多くの情報を処理する力)

世の中には数多くの麻雀戦術書が出回っているが、それを読むことでどの程度自分の雀力アップにつながるのだろうか。「平和ドラ1はリーチ」というのはもはや常識になっており、他にも様々な麻雀のセオリーが存在する。最近は特に統計学や数学的なアプローチが麻雀戦術論に新しい風をもたらしており、既存のセオリーを否定したり新しいセオリーを生み出したりしている。このような戦術が書籍やインターネットに拡散されることで麻雀

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天鳳の技術⑥(手役を狙う意味)

天鳳に限らず、ドラの多い現代麻雀ではスピードが優先される。門前で聴牌して、リーチをかけることが勝つための近道であることは多くの場面で正しい。しかしそれでも、手役を意識することは打点を作る上で未だ必要なことである。

局面は南2局。少し浮いたトップ目で、守備も意識しなければならないが、もう少し点棒も増やしたいところ。この手牌でどのようなビジョンを描けばいいのか、3巡目でその選択を迫られた。

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