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一本道

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他の可能性を無視する形で走ることでその一本道に多様な可能性を呼び込もうとする天邪鬼な文章実践です。
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2022年9月の記事一覧

私というものの二重性について

 私は基本的に私というものの二重性によって自らの創造性を担保している。それにはもちろん他…

意味と意義の区別について

 私は一応、意味と意義を区別して使っている。今回はその区別について考えてみたい。  たと…

哲学を勧めない

 少し前、「哲学を流行らせたい」という文章を書いたが、今は「別に流行らなくてええや」と思…

リズムと概念

 いつも以上に感覚的な文章を書いて寝よう。寝る前に文章を書く癖をなんとかしたいのだが。 …

難しい文章における概念とコンテクストとメタコンテクスト

 難しい文章について考えてみましょう。私は大抵難しい話をするときは「です」「ます」の文体…

「書くことがない」というのはどういうことか

 書くことがないというのはどのようなことか。まるで「悟った」みたいな顔をしている奴らにワ…

悟りとは何かーきょうの悟りー

 眠い。とても眠い。だが、「悟り」ということが分かったような気がするので書いておく。もちろん、書いておかなくてはならないのは悟っていないからだ、という言葉は受け止める気である。しかしここで書くのは「そうじゃない」ということである。    かつて、悟りの体験を集めた本を読んだことがある。タイトルは忘れてしまったが「悟り体験記」という言葉が入っていたような気がする。その頃は「悟り」というものが胡散臭く思えて、いや、なんというか、どういうものかが気になってそういうものばかり読んでい

静かにひとりで読んでください

 たまに、本当にたまに、「自分はよく生きることができているのかなあ」と思います。  「で…

倫理の棘

 書くことない。  ああ、書くことない。全部「既に書いたなあ」って感じ。既書。  鈴虫だ…

努力と成功について

 さて、努力と成功について考えてみよう。  「努力すれば成功する」という命題があるとする…

エッセイ群

 文章を書くということ。  不思議なことだ。文章を書くというのは。公表していない文章も含…

『荘子の哲学』を読んでいない

 君に、深いところまで行くことを許可しよう。  さて、ということで、この文章は本当に私に…

Battle Summitの感想

 ピエリ。  あ、この言葉にはなんの意味もありません。ただ思いついただけです。奥底からか…

私の哲学のスタイルについて

 私の哲学がどのような特徴を持つのかについて軽く考えてみましょう。シンプルに書いてみましょう。  まず、私の哲学は「概念」に着目します。たとえば、私は最近「偶然性の自覚が深まれば深まるほど、倫理的に振る舞うことが可能になる」ということについて考えています。具体的には「偶然性」「自覚」「倫理」「振る舞う」などの「概念」がいかなる可能性、もしくは力と呼べばよいでしょうか、そういうものを持っているかを考えています。  そもそも、「概念」とはなんでしょうか。私は、上手くは言えないの