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一本道

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他の可能性を無視する形で走ることでその一本道に多様な可能性を呼び込もうとする天邪鬼な文章実践です。
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2022年2月の記事一覧

哲学を学ぶことの現代的意義

哲学を学ぶことの現代的意義について、考えたくて、いや、考えさせられて考えた人がいた。 not…

言葉のセンスとは何か、

今日は、たまに質問されることについて答えましょう(毎回答えになっている気は全然しないので…

都会的とは何か

さて、そろそろ、自分で問いを探せる年齢になりましたかね。私さん。 さて、今日考えるのは、…

「真面目に考える」を真面目に考える

今日はエッセイ。 真面目に考えるにはどうすればいいですか。 と、私は誰かに聞かれたことが…

「読書マウント」なるもの

今日も、私の怠慢から引き起こされた「問うべき問いが見つからない」という事態を救おうとして…

自分を諦めるにはどうすればよいか

最近の私は問いさえないという哲学者になりたい時もある者としてはあるまじき状態になっている…

近況報告と哲学

私はつまらないことで悩んでいる。 たとえば、「私」ということで悩んでいる。世に言う自己同一性の顕現としての「私」が私は嫌いで、それを覆そうとしている。 しかし、それをしたところで何になるかと言われれば、何にもならない。しかし、そうしたいからそうするのである。 私たち、大学四年生で進路が決まった私たちは話す。 「これからの人生どうなるんだろうね。」 と。 しかし、私はそんなことに興味はない。朝起きて、「興味がある」と自信を持って言えるのはその日の天気と新刊、そして静かさと煩さ

カフカと人生論者

考えてみましょう。眠いでしょうけれど。 というのも、今回のお題は大切な気がするのです。 と…

恋愛と彼女

恋愛について,私は真剣に考えたことがない。 私は「恋愛」というものに興味がないのである。 …

前-快楽としての倫理

私なりに「正しさとはなんなのか」ということについて考えてみたいと思う。 しかし、私はおそ…

偶然と意志の関係

私は何かになろうとするということがよくわからない。 私は何かになれる気がしない。何かにな…

私と世界

パクる。 怒られる。 まあ、これは当たり前のことである。 しかし、その「パクる」もよくわか…

人は皆「遺伝」を気にする

遺伝か,環境か。 2時,いや,もう4時か。 同じ布団で寝転びながら,私たちは「遺伝」というこ…

読書は未来の私への贈与である

読書に対する誤解。 読書をすれば知的に向上する。 いや、もっと正確に言えば 読書をするとすなわち知的に向上する。 これは完全に誤解である。 まあ、もちろん、私の読書観がそういうものだから,という単純な理由でそうなのであるが。 だから、私の読書観をここに明確に表そう。 読書とは蓄積である。 ただこれだけ。 私の読書への問いは「何を蓄積するべきか」ということへの問いである。 まあ、この「読書の価値は蓄積にある」という論はかなりの程度"受け容れられない"だろう。 だ