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一本道

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他の可能性を無視する形で走ることでその一本道に多様な可能性を呼び込もうとする天邪鬼な文章実践です。
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2021年10月の記事一覧

笑いとは何か

詩的な喧騒はいつも心地よい。 それは幸福であり幸運であるから。これを逃すと表現し得ないも…

私がいつもニヤニヤしている理由

私はよく「ニヤニヤ」してる。文字通り「ニヤニヤ」している。 その理由をよく問われるが、「…

私の好きな現象

今日は私の好きな現象についての愛をひたすらに語る。 私が好きな現象というのは、私ではない…

私に向けた私からの説教

時には、暇な時には、辿り返すということが大切である。 今日は珍しく説教をさせてもらおう。 …

哲学してて、いいことあった?

哲学してて、いいことあった? と、たまに聞かれる。 誰に聞かれるかと言えば、私と私の周りの…

愛するということ

私は好きな人が何をしようと構わない。それこそが愛である。 こんなことを言うと、それは理想…

占いと自己同一性

占いと自己同一性。 このタイトルがぱっと浮かんできた。 こういう時はとても素敵な文章が書けるか、それともいつにも増してよくわからない文章が書けるかのどちらかである。 端的に言おう。 占いを信じる人には二通りある。 一つは自己同一性を再確認したい人。 もう一つは自己同一性を解したい人。 占いを信じない人には一通りしかない。 自己同一性をそもそも遠ざけたい人。 これが今日の答えである。 自己同一性というものを私は嫌っている。 一瞬一瞬、定義するのも不可能なくらい微細な場所のこ

占いと相性の悪い私

占い好きの人が私にはわからない。 幸い占い好きな人と親しいので、そのことについて話をした…

達観と純粋

皆さんは「要領がいい」でしょうか。それとも「要領が悪い」でしょうか。 私はそんなことを考…

考える?

考える時に大切なことを教えてあげよう。 君だよ、君。 考えることが苦手だと自分のことを思っ…

自分という軸

自分の中の軸、ということに二つの誤解があると思う。 一つは「私が軸を持っている」という勘…

卒業式での先生からの言葉

私がもし、児童に、最後の言葉を言うとすれば、どのようなことを言うだろう。 私はこのような…

ある昼過ぎの出来事

深呼吸を、三回してから、お読みください。 大きな、広々とした、くさはらに寝ている。 私は…

説教(笑)

どうして君はそこまで尊大で傲慢なのだ。 と、私は言われる。 そんなこと知ったこっちゃない。だってそう感じているのはあなたでしょう。私は別にそうなろうとしているわけではない。 と、私は言い返す。 その態度が尊大なのだ。傲慢なのだ。君はどうして人の意見を聞かずに自分の信念を正しいと信じて疑わないのだ。 と、私はまた言われる。 いや、それはあなたの感じていることでしょう。私はただ、その時々の私の出せる答えの最も「良い」ものを出そうとしていて、それができなくても、仕方なく「とりあえず