雑記草(ざっきそう)

二十年ぐらい前から日記というか日々の雑感をインターネットで公開し出しました。過去の記事…

雑記草(ざっきそう)

二十年ぐらい前から日記というか日々の雑感をインターネットで公開し出しました。過去の記事の内容を見直しながらnoteに移植させています。題目の数字は年月日を表しています。近況はコチラhttps://www.facebook.com/gotoh.yoshitakaで書いています。

最近の記事

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自己紹介

 後藤 吉孝。愛知県在住。男。知らぬ間にものすごく歳をとってしまった。  いろんな事に興味を持っている。二十年以上前、インターネットの存在を知って、またたく間にその虜となった。インターネットは自分の好奇心を増強した。検索すれば何でも知ることができるのではないかと思え、こんな素晴らしい仕組みを使いこなして何かをしたいと思うようになった。それ以来、自分に関する情報をどんどん発信して今に至る。  自分の死後も発信した情報の体裁が劣化せずに発表した当時のままweb上に残るかも知れ

    • 20090423 日本語の主語

       日本語の文の中で何が主語かを考える時がある。「象は鼻が長い$${^{*1}}$$」という文の主語は何かと言う、試験問題や言語構造の研究の様な解析ではなく、実用上の話である。誰が何をする、誰がどうするというのが判り難い文に出くわした時、主語は何なのかを考える。それ以外で、「どれが主語か」を考える意味はあまりない。主語が明記されてなくても、主語がどれかはっきりしなくても文意が掴めればそれでいい。  そもそも主語$${^{*2}}$$とは何か。文においてある動作を行うものやある

      • 20090422 百歳まで生きる(2)

         最近、百歳まで生きたい$${^{*1}}$$と思うようになった。もし百歳に到達せずに痴呆症や寝たきりの状態になったら自殺を考えたいと書いた。仮に自分自身ではなく、自分の肉親や配偶者がこのような状態になり、そんなことを言い出したら素直に受け入れることができるだろうか。  非常に難しい。自分の大切な人には末永く生きていて欲しいと思うが、本人の願いは叶えてやりたい。客観的に見て恢復の見込みはなく本人もこれ以上生きる意味がないと思っていれば、あえて自ら死を選ぶことを否定して生きる

        • 20090421 伊勢神宮奉納能楽(2)

           一週間後に能舞台の出演を控えている。伊勢神宮の奉納能楽$${^{*1}}$$だ。前回、出演した時は非常に短い謡(うたい)を披露するだけで良かったが、今回は沢山出演しなければならない。まず舞台に一人で出て謡う「独吟$${^{*2}}$$」がある。今回披露する謡は六分間くらいの長さになる。伴奏も何もなく一人で謡うので結構大変だ。  更に能の地謡(じうたい)にも参加する。能$${^{*3}}$$は一連の劇で上演時間が大体一時間から二時間程度である。地謡$${^{*4}}$$とは

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          20090420 百歳まで生きる

           最近、百歳まで生きたいと思う様になった。何歳でも長く生きられれば長い程いいと昔から思っていた。が、人間には限界がある$${^{*1}}$$ので「長く生きられれば、長い程いい」と考えるのは無意味だと今更ながら気付いた。統計学的にヒトの最長寿命は120歳程度$${^{*2}}$$らしいので、ひとまず目標を百歳にしてみた。  百歳と言うのは非常に切りのいい数字$${^{*3}}$$である。それが人間の限界にほぼ近いと言うのは、偶然なのだろうか。まぁ、偶然だろう。百年と言うと太陽

          20090420 百歳まで生きる

          20090419 オタマジャクシの語源

           オタマジャクシの語源は「お玉杓子」である。杓子は食べ物を掬う柄の付いた道具$${^{*1}}$$で、掬う部分が丸く玉の様になっているから玉杓子だ。「杓」は柄杓(ひしゃく)のことで、「子」は大抵は小さい物を表すから、小さめの柄杓である。  お玉と言うと、こんなのを想像$${^{*2}}$$するが、本来は黒漆の小さめの杓子$${^{*3}}$$を指す。明治時代の辞書に「志やもじノ、小クシテ、黒漆ニ塗レルモノ(東京婦人語)」とある。  これならば蛙の子の「オタマジャクシ」にぴ

          20090419 オタマジャクシの語源

          20090418 末娘の風邪

           小学二年の末の娘$${^{*1}}$$が風邪を引いた。熱が中々下がらない。学校を休んで三日目の夜に娘の寝床の傍らに置いてある体温記録表を見ると37~8度だったのが突然39度に跳ね上がっていた。これは風邪じゃないかも知れないと思って、再度医者に診てもらうことにした。  妻に話を聞くと医者は風邪だと言っていたらしい。考えてみるとどうも変だと妻は言う。体温表を付ける際、電子体温計$${^{*2}}$$の数字を娘に読ませていたようだ。もしかしたら「36」と「39」を読み違えたので

          20090418 末娘の風邪

          20090417 イルカの能力

           コウモリ$${^{*1}}$$の様に自分の鳴き声で、周りの様子を察知する動物にイルカ$${^{*2}}$$がいる。イルカ$${^{*3}}$$は自分の鳴き声の反響で障害物があるかないかだけではなく、大きさや形までも解ると言う。この能力を使って捕食までしているらしい。本当だろうか。  ガンジス川には「ガンジスカワイルカ$${^{*4}}$$」が棲息しているという。ガンジス川の濁った水の中で棲息しているため、目が殆ど見えなくなっているらしい。自分の鳴き声の反響で周りの環境を把

          20090417 イルカの能力

          20090416 コウモリとドップラー効果

           コウモリはドップラー効果を使って飛んでいる餌の動きを察知$${^{*1}}$$したりするらしい。初めて聞いた。コウモリが自分の鳴き声を使って闇夜の中でも障害物に衝突することなく飛ぶ$${^{*2}}$$ことが出来ると言うことは聞いたことがある。しかしドップラー効果も使うと言うのを聞くのは初めてだ。  ドップラー効果$${^{*3}}$$とは、観測者や音源が動いていると元の音より高く聞こえたり低く聞こえたりする現象$${^{*4}}$$である。一番よく観測できるのは走ってい

          20090416 コウモリとドップラー効果

          20090415 亀の脱走(9)

           先日、冬眠から覚めたばかり*1の亀に逃げられた。逃げたのは去年に亀好きの近所のご夫人から頂いた幼亀二匹のうち一匹である。  この二匹は水槽が別にしてある。比較的小さい水槽で深さが10cm程度しかない。その水槽を庭に出したまま出かけてしまった。久しぶりにかなりまとまった雨が降って水槽の水が一杯になってしまっていた。水槽の上には亀よりも若干小さい網目の網が張ってあったが、それをすり抜けてしまったらしい。  雨が降る日に出かけるときは、水を抜いておくのだが、すっかり忘れていた

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          20090414 奴(やっこ)

           奴凧$${^{*1}}$$の奴(やっこ)とは何者か。  大名行列の先頭で踊ったり荷物を持ったりする役目$${^{*2}}$$の人、と言った漠然とした印象しかなかった。そもそも何のためにいたのか。気になったので調べた。  奴とは、近世、武家の奴僕のことで、撥鬢(ばちびん)頭・鎌髭(かまひげ)の姿で、日常の雑用の他、槍・挟み箱などを持って行列の供先を勤めた。中間(ちゆうげん)$${^{*3}}$$とも呼ばれた。  語源は「家之子(やつこ)」が変化したものらしい。家之子とは

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          20090413 運転が下手だと言う女性

           女性などが「私は運転が下手だから」と言う事がある。男性はそういうことをあまり言わない。運転が下手と表明するのは男として格好のいい事ではないと思われているからだ。やはり自動車の運転は男性的な作業なのだろう。  「運転が上手」とはどういう状態の事を言うのか。駐車場に後ろ向きで真っ直ぐに一発で入れられる事であろうか。縦列駐車$${^{*1}}$$が切り返しなしで出来る事だろうか。側溝脇1cmの所まで寄せる事が出来ることであろうか。車線変更がどんな場合でも自由自在にできる事だろう

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          20090412 亀の冬眠明け(8)

           昨日、亀の寝床である水苔$${^{*1}}$$を水槽から外した。全員無事である。去年、近所の亀好きのご夫人から頂いた幼亀二匹も元気だ。この二匹は夫人の旦那さんが朝の犬の散歩をしていた時に道端で拾ってきた亀である。  亀の冬眠明けは、六年前は四月二十三日$${^{*2}}$$、五年前は四月十日$${^{*3}}$$、四年前は四月十五日$${^{*4}}$$、三年前は四月七日$${^{*5}}$$、一昨年は四月八日$${^{*6}}$$、昨年は四月十三日$${^{*7}}$$

          20090412 亀の冬眠明け(8)

          20090411 宇宙人のコンピュータ

           宇宙人$${^{*1}}$$は数学が理解できるのか。以前にそんなことを話題にした記事$${^{*2}}$$を書いた事がある。地球以外に住む生物が三角関数とか、微分積分とかトポロジーという概念を持ち得ないのではないか、と書いた。何故なら数や数学は純粋に頭の中の世界だけで扱われるもので、手で触ったり何らかの形で呈示できるものではないからである。  三角関数のように複雑な物のみならず、加減乗除、更には自然数、そして「数」そのもの概念も発生していない可能性がある。いや可能性と言う

          20090411 宇宙人のコンピュータ

          20090410 鉄筋コンクリートの寿命

           中学の頃、米兵を撃った事があると言われ恐れられてていた技術家庭科の先生$${^{*1}}$$が「鉄筋コンクリート製のビルは何年保つか判らない」と言っていた。最初の鉄筋コンクリート製のビルが出来てからまだ百年も経っていないのだから、百年以上保つかどうか判らないと言っていた。それを聞いて、ある日突然ビルが崩れ出したらどうしようと一瞬怖くなったが、大して心配はしなかった。その内そんな事はすっかり忘れてしまった。  そう言えば「コンクリート$${^{*2}}$$」と「セメント$$

          20090410 鉄筋コンクリートの寿命

          20090409 蛸の化石

           蛸の化石$${^{*1}}$$が出たらしい。日本ではない。海外の話。昔も今も蛸$${^{*2}}$$はどこにでもいるのだろうからどこで出てもおかしくないが、蛸の化石そのものは大変珍しい。  何故珍しいのか。化石$${^{*3}}$$は、古代の生物の死骸が砂や泥に埋もれて、それが地中で固められて出来上がる$${^{*4}}$$。死骸だけではなく、足跡$${^{*5}}$$や巣穴$${^{*6}}$$など地層に残された生活の痕跡も化石$${^{*7}}$$と言う。  考えて

          20090409 蛸の化石