経営者に学んだこと_ダイソー矢野博丈会長編

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経営者からはたくさんのことが学べる

本当にこれに尽きると思う。
経営者というよりも、「最前線で戦う人」の方がもしかすると適切なのかもしれないが、窓際でひっそりとしている人から、こちらから意欲的に学ぼうとは思わない。
「経営者」とは、以前の記事でも取り上げたが、「決断をすること」が仕事の方である。

「決断をする」ためには、「多くの知識」や「葛藤」もあるだろう。
様々なことを学び、時には誰かに相談をしながら、企業の道しるべを大きく先導していく。

私は、職業柄多くの「経営者」の方とお仕事をさせていただき、様々な経営者から多くを学ばせていただくことが多いので、その学びを少しでも還元していければと思います。

タイトルにも掲げたように、今回はダイソーの矢野会長を取り上げたい。
(私は直接お話ししたことはないので、お聞きした話などを中心になります。)

矢野会長の経営哲学の本質を考えてみた

有名な話だが、矢野会長の経営哲学でよく出てくるのが「ネガティブ発言」である。
国内外、5,350店舗(国内4,360店舗、海外990店舗:2023年12月時点)
正社員677名(2023年2月末現在)、
臨時従業員数 … 23,977名(1日8時間換算) (2023年2月末現在)、
売上5891億円(2023年2月末現在)、
今でこそ、100円均一という業態は日本にとどまらず、世界に発信されるものになっているが、その原点はどこにあるのか。

ここまでの巨大企業に築き上げてきたのはさすがとしか言いようがないのだが、「ネガティブ発言」と実績がかみ合わないようにも思える。

その部分を考察するにあたり、創業ルーツを探ってみる。

矢野氏はいきなり「100均」を始めたわけではない。
沿革を拝見してみると、

1972年3月 家庭用品の販売を目的として矢野商店を創業と記載がある。

創業沿革では、そこが始まりとされるが「ここまでのストーリー」は”失敗続き”だった。

これは有名な開業話として、
水産業や、百科事典のセールス、土建なども挑戦したが、失敗が続いたそう。
兄弟にお金を借りて、逃げるようにしてやってきた東京で移動式販売を始めようとしたその時、

「これはいくらですか?」というお客様の問いに

「100円でええよ」、これが原点。

利益とか小難しいことを考えず、ただただ「面倒であった」、これが原点。

頭でっかちにならず、シンプルにここを貫き通せたことが成功の原点になる。

「仕方ないものは仕方ない」
どうしようもないことや、不条理、意図と異なることもある、
割り切って、「明日の飯のために何ができるか」を考え行動できる。

これこそ、矢野会長に学べることだろう。

本質部分って、「言われれば当たり前」であって、「シンプルなこと」が多い。

何か大きな壁にぶち当たった時には、

「仕方ない」で過去を清算し、未来に向かって「再出発」してみようと思う。

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