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2023春、善光寺【一人旅の参考にどうぞ】【聖地巡礼】

こんにちは。
東方projectの聖地巡礼のため二泊三日で長野旅行をしました。

2日目午後は上諏訪駅から長野駅に向かい善光寺へ。

所感と一緒に一人旅の結果内容も載せようと思いますのでもしよかったら参考にしてみて下さい。
旅行全体の概要と食レポはコチラ

天気:晴れ・くもり
気温:最高気温19度(15時時点)
   ※長野市3月の平均最高気温は9度らしいのでかなり高め。
服装:下はスニーカー、ジーンズ。
   上はヒートテックの下着、厚手のトップス、
   コート(着てないけど寒くなった時に備えて)

ランチ(13:00頃)

ランチは横町カフェ様。

善光寺(13:40~15:20)

所要時間は本願寺到着から仁王門を出るまでの凡その時間。

善光寺といえば秘封俱楽部の『伊弉諾物質』ですね。
蓮子とメリーが参拝しています。

また、善光寺は約1400年の歴史がある古刹です。
『善光寺縁起』によると飛鳥時代まで遡り廃物派の物部氏が捨てた仏像を
地方官の従者である本田善光が信濃で祀ったことが始まりだそうな。

秘封俱楽部以外に新霊廟の豪族たちも少し絡んでそうですね。

本願寺

善光寺に宗派はありませんが本願寺(浄土宗)と大勧進(天台宗)が善光寺の住職を兼ねているそうです。
こちらは尼寺のようで女性のための寺という印象がありました。水子供養がありましたし。

香炉も親子仕様

こちらのお寺を開山された尊光上人がどのようなお人かというと
公式HPの案内では
“聖徳太子妃。皇極天皇の命により蘇我馬子の娘が出家され尊光上人と称す”
とあります。

太子の妻で馬子の娘というと刀自古郎女でしょうか…?
屠自古!?

複数の個人ブログではイコールとして紹介していますが
公式で明記はされていないので何とも言えませんがせっかくなので詣でてみました。

白蓮坊

最近つくられたのかな?むじな地蔵
お地蔵さんのお顔せ〇とくんみたいね

むじなが人に化けて善光寺へお参りするもうっかり獣の姿がばれてしまい逃げさってしまったお話にちなんでいるそうです。

むじなとはアナグマやタヌキの昔の名称ですね。
単語だけ拾うと星蓮船みたいですね。全く関係ないけど。

仁王門

正面には仁王様、背面には仏像がございます。
お顔や胴体前面は既存のデザインでありつつ仁王様のお体がリアルめな印象

よくよく案内をみると時期は大正、高村光雲・米原雲海によって製作されているそうです。歴史の教科書で見るお名前ですね。
西洋の写実主義が反映されているのかも。

仲見世

お土産通り。帰りにおやきを食べました。

仲見世通りと駒返り橋を過ぎたところに撫で牛が

伊弉諾物質のオリジナル曲『牛に引かれて善光寺参り』
タイトルはママ善光寺の逸話ですね。

山門

拝観料を払って内部へ。内部は撮影NG。
四国八十八か所の仏様や大きな文殊菩薩・四天王像が拝めました。
彫刻でわりかしレア。ぱっと見麒麟に見えますが甲羅があるあたり水犀。
見晴らし最高。どの方向をみても山に囲まれている。

本堂

本堂入り口の地震柱
江戸時代の大地震で捻じれたと伝えられる入り口前の柱。

捻じれている柱は複数ありました
こちらが一番顕著

伊弉諾物質で、メリーの目には地震の悲惨な情景が浮かんだそうですが普通の人だったら正気を失いそうですね。
ちなみに本堂内部は撮影NG。

閻魔蔵
蓮メリ曰く酔っ払ったおじさん。
下からライトアップされていたのでより一層赤いお顔が強調されてました。
また、閻魔様以外の十王像も配置されてました。
そういえば四季様以外にも十王の登場はあるのだろうか。

浄玻璃の鏡
閻魔様が鏡を通して亡者の過去の行いを見て審判を下すアイテム。
亀に龍に獅子に額の彫刻にたくさんの動物があしらわれており美しかったです。

守屋柱
柱の下には物部守屋の首が埋まってるそうな。
どこにあるのか分からなかった。

お戒壇巡り
触ると極楽行きが約束されると言われる錠前ですが、触れませんでした。
伊弉諾物質のあとがきでZUNさんが戒壇巡りについてお話されてましたが、現在は内部は真っ暗ではなく足元に微かに蝋燭が灯されてました。とはいえ灯されているのがわかる程度で道は照らされてません。
これはリベンジが待たれる。

経蔵

こちらも撮影NG。
名前通りお経の保管倉庫なのですが、
沢山のお経を格納した回転式の書庫があり実際に回すことができます。

高さ約5メートルあり圧巻でした。
回すとお経を読んだことと見做され同じ功徳を積んだこととなるようです。
テレビでチベット仏教でも同じようなアイテムを見かけた記憶があります。
後で調べたところマニ車と呼ぶそうな。

経蔵のそばに燈篭が

白蓮坊に居たむじなのための燈篭らしいです。
いなくなってしまったむじな不憫に思い建てられたそうな。

日本忠霊殿

こちらも撮影NG。
戊辰戦争〜第二次世界大戦で戦死された英霊方を祀る霊廟です。
戦争時の遺物以外にもお寺の収蔵品が展示された資料館も併設。

山門の扁額ですが飾られいるのは復元分でオリジナルはこちらの施設に展示されていました。
近くでみると大きかったです。

また、仁王門の4体ですが原型像が展示されており全体像が見やすかったです。やはり仁王様の肉体美がすごかったです。

霊廟入口の狛犬
何故か一体しかいなかった
ちょっと歩いたところにホルスタインの牛さん

おわりに

歩き疲れたので行くつもりだった長野市美術館(というより東山魁夷館)をスルーしてしまった。
行きを徒歩でなくバスか電車にすればよかったと反省。

また、お夕食以外ホテルでのんびりしていました。
NHKのBSPが見られたのでつい見入ってしまいました。
岩合さんのネコ歩き最高。
ここ数年はネトフリやYouTubeばかりみているので新鮮でした。

最終日の明日は戸隠神社!

諏訪大社諏訪湖周辺→善光寺→戸隠神社

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