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【就活体験記】やりたいことがなくて就活で迷走した私が本当にやりたいことを仕事にするまでの話①

 こんにちは!新卒入社3年目、ITコンサルタントの卵です。

普段何をしているかというと、基本はシステム開発をしています。プログラミングもしますが、お客様と話し合って仕様を調整したり、その結果を設計書として資料化したりしています。
ウルシステムズでは技術もわかるコンサルタントになるため、新卒社員はまずエンジニア業務を担当します。

入社してから2年が経ちますが、入社時から今でも充実していて本当に楽しく働けていて、この会社を選んでおいてよかったと思えています。

ただ、就活時代は最初から入社が決まるまで苦労の連続でした。

まず、就活をはじめたときこんなことに気づきます。

  • 会社がありすぎて選べない

  • 給料や立地も特にこだわりがない(関東圏内がいいかなぁくらい)

  • 楽しそうな仕事が何か分からない

  • 行きたい会社がない

  • やりたいことなんてない

こんなモヤモヤを抱えながらとりあえず大手や評判のよい会社の選考を受けては落ちて受けては落ちてを繰り返す日々。就活スタート早々から大苦戦でした。

そんな私が就活を通して得た気づきのおかげで、

  • 本当にやりたいことを見つけ、

  • やりたい仕事を見つけ、

  • 本気で入りたいと思える会社を見つけ、

最終的には、その本気で入りたいと思った会社に就職することができました!

そんな私の苦悩を乗り越えた就活体験談と、その中で得た気づきについて書いていきます。
就活に不安を感じている人、悩んでいる人の背中を少しでも押すことができれば嬉しいです。


就活スタート:よさそうな会社はどこか?

就活のスタートは、とにかくいろんな会社を調べてみたり、会社説明会に行ってみたり、会社を知るということからはじめてみました。

ただ、会社ってめちゃくちゃたくさんある。。。

絞るために次第に、より給料のよいところ、より立地のよいところ、より評判のよいところ、を選ぶようになりました。

やりたいことが分からないまま面接に臨んでも上手に受け答えができるわけでもなく、受けては落ちてを繰り返しました。私はどんどん自信をなくしていきました。

迷走&迷走:就職エージェントさん、たすけて

迷走しまくっていた私は、とりあえず就活エージェントに登録しました。7社。(登録しすぎ!)

各エージェントさんは20~30社ほど会社を紹介してくれました。そして気づけば100社以上の会社のリストが手元に集まっていました。案の定、私は更に迷走しました。笑

そんな中、1人だけ会社を紹介せずにこんなことを言ってくれた方がいました。

「まずは自分と向き合ってみようか。」

私がまだ何をしたいか分かっていないことを見抜いたエージェントさんのアドバイスでした。
たしかにその通りだと思った私は、会社に目を向けるのを止めて、自分に目を向けていきました。

振り返ってみて:宅配寿司アルバイトでシフトアプリ開発

「何をしたいか」を探して今までの経験を振り返る中でヒントになりそうなだったのは、大学生のとき某宅配寿司のお店でアルバイトをしていた時のことでした。

アルバイトのシフトが紙で管理されており、アルバイトの皆さんが働ける日を書くために来店していました。店長がシフトを作成する際は、紙に書かれた日程をExcelに入力し直すのが大変そうでした。

そこで私はGAS(Google Apps Script)を使って、Googleフォームで働ける日を送信することで自動でスプレッドシートに入力されるようなツールを作って使ってもらいました。とはいえ簡単なツールです。少し調べて、真似してコードを書いた程度で難しいことはしていません。

しかし、思っている以上に感謝されました。シフトのために出店したり、Excelに転記したりという手間を解消したことは私が想像していたよりも喜ばれたのです。

私はそれまで何かすごいと言われた経験はなく、特に目立った才能があるわけではなかった(むしろ、毎回平均より少し下でした。。)ので、「難しいことをしていてすごい」「ありがとう助かった」と言ってもらえて、とても嬉しくなりました。

それ以降、アルバイトの皆さんや店長からの要望に応えるべくツールを修正したり、より便利になるように機能を追加したり、どんどん拡張していきました。一緒に働く仲間から要望やアイデアをもらって、相談しながらそれを実現して喜んでもらう。これが本当に楽しかった。

この経験を思い出して、

"一緒に考えながら作りたい。"

これが私の本当にやりたいことで、かつ、楽しくやり続けられることだと気づきました。

具体的には、"システムを使う人の使い方を想像して話し合って、本当に使いやすいと思ってもらえるシステムにするにはどうしたらよいか考えて、かつ、自分自身の手でそのシステムを作り上げたい"と気づき、それ以降の揺らぐことのない就活の軸となりました。

気づき:私に必要だったのは「ブレないための確固たる軸」

自分の軸を見つけるまでは、給料(お母さんが高い方がいいって言ってた)とか、立地(友達が関東圏内がいいでしょって言ってた)など他人の目や軸をぼんやりと就活の軸としていました。

だから、会社選びもぼんやりとしていて自分でよいと思えず迷走していました。

"一緒に考えながら作りたい。"という自分の軸を就活の軸にすると、噓のように会社が絞りやすくなりました。例えば、「お客様と一緒に考えることができるか」「仲間と一緒に考えることができるか」「自分で作ることができるか」という目線で会社を見るようになったのです。

会社説明会でも、自分がしたいことができるか想像しながら会社紹介や先輩社員のお話を聞くようになるので集中でき、より働くイメージをしながら会社を探せるようになりました。だんだん、行きたい行きたくないがハッキリするようになってきました。

この経験から気づいたのは、就活でブレないために自分の軸を見つけることが重要で、自分の軸を見つけるヒントになるのは ↓ ということです。

自分がずっとやってても苦痛じゃないことは何か

それを見つけられれば、大変とか苦労も含めて楽しいなって思えたりやりがいを感じ続けられるのかなって思います。

やってて苦痛じゃないことって何かっていうと、めちゃ努力した、とか、苦しいと思ってやってないのに、好きでずっとできちゃうようなことや、他の人にとっては嫌で大変なことだけど、自分にとっては苦痛を感じることなく価値を提供できる!みたいなことです。

きっと誰にでもありますよね?
例えば、料理とか掃除とかもそうだと思います。(面倒くさくて嫌いな人もいるけど、好きで趣味にしている人もいる)

これならずっとできるなとか、何の気なしにやっていたけど思ったより人から褒められるなとか、それが何かを考えてみることが、やりたいことを見つける近道なんじゃないかなと思いました。

もし、「そういえば自分て何がしたいんだっけ?」と思っている方は是非考えてみてください。

ここまでが、やりたいことがなくて就活で迷走した私が本当にやりたいことに気づくまでのお話。

ここから行きたい会社を見つけ、入るまでにもいろんな苦労が。。
長すぎてしまうので会社をどう選んだかや面接での苦労と気づきの話はまた今度にします。

最後までお読みいただきありがとうございます!
皆さんが満足できる就活になるよう応援しています。

おわりに

この「現場で使える!コンサル道具箱」は、その名の通りすぐに現場で役に立つコンテンツが満載のnote で、私の先輩メンバーが書いてくれています。

最近、私が読んで良かった記事は「時間管理ってどうしてる?」の記事です。仕事する中で時間管理がなかなか上手くできず効率が悪いな感じたり、集中できない時間があったりしたのでとても参考になりました。
気になる方ぜひ読んでみてください!


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