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次代を創る「スマートビル・スマートシティ」:その1
海外で進む不動産のデジタル化「スマートビル」:ミレニアル世代
ミレニアル世代と呼ばれる80年代以降に生まれた10代、20代の若者たち。生まれた時からインターネットに接し、デジタルネイティブとも言われる。
そのミレニアル世代、黒電話を知らないらしい。黒電話を見せたら、電話であることは認識したものの、使い方を聞くと、ダイヤル番号が書かれた数字を押して使う、と回答したそうだ。
携帯電話に慣れた
未来の建設業を考える:「ホームドクターの確立を目指して」2011年2月21日
維持修繕工事の重みが高まっている
昨年末の国土交通省の建設工事施工統計によれば、日本の建設市場における維持修繕工事の割合は、90年度が14%、98年度が18%、08年度には25%と、年々増加し続けている。新設工事の減少が続く中で、維持修繕工事の重みが高まっている。海外の維持修繕市場は、イギリスが43%、フランスが46%、ドイツが53%と、およそ建設市場の半分が、維持修繕工事で占めるまでになって
未来の建設業を考える:「設計にコストと品質の両立を」
建築設計と製品(工場生産)設計との違い
建築設計と製品(工場生産)設計との違いは何であろうか?一品生産と大量生産から生じる設計の違いは、よく指摘される。ここでは、コストに着目して、検討してみたい。
製造物の設計
製造物の設計においては、最初に市場調査に基づくコスト設定を行ったうえで、そのコストに収まるようにデザインを見直したり、機能を変更したりして、最終的に製品へと作り上げることが求めら
未来の建設業を考える:「リスクマネジメント再考」
大きなリスク
この世に大きなリスクが存在するということは、受験や就職、そして結婚(?)と多くの人が経験していることであろう。一方、曰本人は欧米人に比べてリスクをとりたがらない、と良く言われる。
農耕民族の日本人は、狩猟民族の欧米人に比べて、十分なリスクをとる環境に
しかし、実はそうではないらしい。金融コンサルタントの澁澤健氏は、「元来、農耕民族の日本人は、狩猟民族の欧米人に比べて、十分な
未来の建設業を考える:「復活させよう、現場力」(2024年3月6日)
米ボーイング社の飛行機事故と日本のダイハツ工業の不正行為
最近、他産業で二つの重大な問題に関する報告書が提出された。米ボーイング社の飛行機事故と日本のダイハツ工業の不正行為だ。
今年1月初旬、アラスカ航空が運航する米ボーイング小型飛行機「737MAX9」のドアパネルが、飛行中吹き飛ぶ事故が発生した。一部報道によれば、ドアパネルと胴体を固定するはずのボルトが設置されてなかっことが原因とされる。