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次に必要なのは<マイク>じゃないかな?

次に必要なのは<マイク>じゃないかな?

GPT-4oの発表「前」に行われたインタビューを、発表「後」に見直して著者がコメントしている記事です。

GPT-4oを踏まえると、確かに全体的に解像度が上がって面白いんですが、個人的に特に興味あるのは以下の件。

<【スマホの次のデバイスの可能性は】
(15:47)
すごく興味のあること。技術の進化にともなって、新しい形態のデバイスが可能になると思う。でもスマホは信じられないくらいすばらしい。こ

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ノートPCか?スマホか?

ノートPCか?スマホか?

速度やプライバシーのことを考えると、クラウドに接続せず、エッジコンピューティングで処理すると言う考え方が重要でしょうね。
そういう意味でナデラが言うように当面の間ノートパソコンが活躍すると言うのはあるかもしれません。
でもまぁ最終的にはやはり手軽に移動できるものなんでしょう。
それがスマホかどうかは分かりませんけどね
アルトマンが狙ってるのはそこら辺だと思います
「her」を目指してるなら尚更w

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GPT 4oの「声」に関するスカーレット・ヨハンソンの反応

GPT 4oの「声」に関するスカーレット・ヨハンソンの反応

GPT 4oの「声」を巡るスカーレット・ヨハンソンのステートメント。
アルトマン、どんだけ「her」好きやねん。
まあ、分からんでもないけどw。
(僕のアプリの声設定は「Sky」)

GPT 4oの訳は以下。

<こちらの英語の文章を日本語に訳します。

---

「昨年9月、サム・アルトマンから現在のChatGPT 4.0システムの声を担当してほしいというオファーを受けました。彼は、私の声がシス

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GPT4oと時事ネタで意見交換

GPT4oと時事ネタで意見交換

GPT 4oがどの程度web報にアクセスするかを確認したくて試してみました。
昨日成立した共同親権に関して、上野千鶴子さんがXで発言していた投稿内容を踏まえていろいろ聞いてみたものです。

ちなみに僕自身は共同親権に関しては語るだけの知識がないと認識しているので、現時点では意見も留保しています。

やりとりした限りにおいては、GPT4oは結構新しい情報に関しても意見交換ができるなと言う印象です。

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組織として活用できるようになるかどうか、かな?:読書録「頭がいい人のChatGPT & Copilotの使い方」

組織として活用できるようになるかどうか、かな?:読書録「頭がいい人のChatGPT & Copilotの使い方」

・頭がいい人のChatGPT & Copilotの使い方
著者:橋本大也
出版:かんき出版(Kindle版)

生成AI(ChatGPT)については、少し前に読んだ「面倒なことはchatGPTにやらせよう」で概要は理解できたつもりだったので、
GPT5あたりが出るか、Appleが実装するまでは特に踏み込まなくていいかな
…と思ってたんですが、先日飲んで帰る途中で、勢いでAmazonをポチッとしてし

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う〜ん、サマンサ/ジャービスにはまだちょっと距離があるかな?:読書録「機能拡張」「その仕事、AIエージェントがやっておきました」

う〜ん、サマンサ/ジャービスにはまだちょっと距離があるかな?:読書録「機能拡張」「その仕事、AIエージェントがやっておきました」

・機能拡張
著者:坂田幸樹
出版;クロスメディア・パブリッシング(Kindle版)

・その仕事、AIエージェントがやっておきました。ChatGPT
の次に来る自律型AI革命
著者:西見公宏
出版:技術評論社(Kindle版)

chatGPTの最新機能を確認してみて、勢いで映画「her」を見た流れで読んだ本二冊。
ビジネス寄りの本ですが、正直僕自身のサラリーマン生活の中でAIエージェントを使いこ

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「サマンサ」や「ジャーヴィス」に近づくには<眼>が必要かな?

「サマンサ」や「ジャーヴィス」に近づくには<眼>が必要かな?

リリースされたcotomoを使ってみて、
「う〜ん、映画<her>の世界はもう直ぐなのかも」
と考え、久しぶりに「her」を見直しました。
いや、キャバクラ苦手な僕は全然「cotomo」は使えてないんですけどねw。

her。
やっぱり面白いなぁ。
まあ、映画としては別にAI(OS)との恋愛を描いたわけじゃなくて、
「成長していく(変わっていく)パートナーとの関わり方」
みたいなものが描かれてるん

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「今できること」を確認しとこうと思いまして。:読書録「面倒なことはchatGPTにやらせよう」

「今できること」を確認しとこうと思いまして。:読書録「面倒なことはchatGPTにやらせよう」

・面倒なことはchatGPTにやらせよう
著者:カレーちゃん、からあげ
出版:講談社(Kindle版)

「カレーちゃん・からあげ…って何だよ」
ですがw、AIエンジニアと松尾研究室所属のデータサイエンティストとのこと。
軽いですが、書籍の中身はしっかりしています。

chatGPTについては課金してて、毎日使ってはいるんですが、会社が使用を禁止していることもあって、業務には使っていないのが僕の現

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chatGPT4:音声対話とDALL-E3

chatGPT4:音声対話とDALL-E3

bing対応・画像検索に続いて、ようやく音声対話とDALL-E3の対応が僕のアプリにもやってきました。
この2日ほどで、ちょっと試してみたので、その動画を記録として。

<音声対応>

本人(chatGPT4)が説明してくれていますが、「音声対話」は、「音声認識」によって聞き取った内容に対してchatGPT4が回答を作成し、そのテキストを「音声読み上げ」で発話することで、「会話」のように見せている

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短期間、有料版を試してみたいと思います。:読書録「ChatGPTと語る未来」

短期間、有料版を試してみたいと思います。:読書録「ChatGPTと語る未来」

・ChatGPTと語る未来 AIで人間の可能性を最大限に引き出す
著者:リード・ホフマン、GPT−4 訳:井上大剛、長尾莉紗、酒井章文
出版:日経BP(Kindle版)

ChatGPTを開発したOpenAIの出資者の1人であるリード・ホフマンが「ChatGPT」について語った本。
…「ではなくて」、AIを使った未来像について、ChatGPT(GPT−4)に質問を投げかけ、その対話をベースにし

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「空間コンピュータ」という概念は面白い。さて、そっちに広がるかな?

「空間コンピュータ」という概念は面白い。さて、そっちに広がるかな?

AppleのWWDC2023。
特に見るつもりはなかったんですが、今朝ティム・クックのツイートを見て、「空間コンピューティング」って単語に引っかかりました。

イメージCMも見て、AppleのHPからKeynoteを通勤途中に視聴。
ま、MacbookAir等には今回は興味なしなので、Apple Vision Proのパートだけですがw。(1時間20分過ぎから。最後に VisionのCMがあります

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入門+α…くらいかな?:読書録「AI  DRIVEN」

入門+α…くらいかな?:読書録「AI DRIVEN」

・AI DRIVEN AIで進化する人類の働き方
著者:伊藤穰一
出版:SBクリエイティブ(Kindle版)

伊藤穰一さんのPodcast「JOI ITO変革への道」でChatGPTを取り上げてるパート(2023年4月)が面白かったので、ちょうどタイミングよく発売された本書を購入。
伊藤さんの話は分かりやすくて、全体の概念図を頭の中に入れるのにちょうどいいんですよね。
先端のところもチャン

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この盛り上がりがそのまま<実現>していくのか、また<失望期>がやってくるのか?:ChatGPT、BingAI

この盛り上がりがそのまま<実現>していくのか、また<失望期>がやってくるのか?:ChatGPT、BingAI

GPT4の発表で、ChatCPT周りが大盛り上がり。
ビジネス絡みも含めて、
「ちょっと騒ぎ過ぎちゃう?」
って感じもしてきてます。

僕個人としては、

「GPT4は確かにすごい。今後のAIの汎用的な使い方に方向性が見えてきた感じもする」
「ただ個人的にはbingAI(bingチャット)の方が現状では<使える>印象がある。個人の使用でもbingチャットをメインに使うようになったし、仕事絡みでも使

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「進めてみて、マズいところがあったら修正する」という線しかない:読書録「虚妄のIT立国ニッポン」

「進めてみて、マズいところがあったら修正する」という線しかない:読書録「虚妄のIT立国ニッポン」

・虚妄のIT立国ニッポン
著者:新型コロナ問題取材班ほか
出版:宝島社

「技術のニッポン」
とか言って「過去の栄光」で自分を誤魔かすんじゃなくて、
「決定的にデジタル化は欧米にも、アジアにも遅れていて、ここで舵を取り誤ったら、国家としての衰退の道を歩んでいくしかない」
くらいの気持ちで取り組んでいかなきゃいけない。

…ってのが読後感ですかね。
そのことが、この半年の「コロナ騒動」でよく分かった

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