マガジンのカバー画像

仏教について

122
仏教に関わることをまとめています。
運営しているクリエイター

記事一覧

念ずれば花開く/仏教、写真

念ずれば花開く/仏教、写真

病院である実験をした話を

聞いたことがあります。

まず

ガン患者をAとBに分けて

Aの人達の事を必ず1日のうち

心配したり考えたりしてあげる

Bの人達には何も思わず何もしない

そうするとガン患者の症状がどうなっていくか

実験です。

そして検査結果を見ると

Bの人達よりAの人達のガンの症状が

良くなっているという実験結果が出たのです。

この実験は何度やっても同じ結果が

出た

もっとみる
母の日の親孝行/写真、仏教

母の日の親孝行/写真、仏教

今日は母の日ですね

母は花が好きなので

私は昨日、紫陽花をプレゼントしました。

皆さんはどう過ごされているでしょうか?

日蓮聖人は生前こんな言葉を残されています。

孝養父母は第一にて候

どういう意味か何となくおわかりかと思いますが

両親に親孝行していく事はどんな事よりも

第一であり大きな功徳がある

そんな意味合いです。

人それぞれ親孝行の仕方は様々かと思います。

ですが産んで

もっとみる
「と」から「の」へ、他人事から自分事になる慈悲の精神/仏教、写真

「と」から「の」へ、他人事から自分事になる慈悲の精神/仏教、写真

読ませてもらった本の中で川端康成さんが

「美しい日本の私」と言われたことについて

書かれてありました。

この日本「の」私という言葉が素晴らしく

日本「と」私ではなく

日本「の」という所が大切なのだと

書いてあります。

何故なら

「と」であるならば「私と誰か」という体外的な

個別した自分から離れた言い方になります。

ですが〇〇「の」私ならば1人1人離れて

いるように見えるけども

もっとみる
怨みと報いは布施で消える/仏教、写真

怨みと報いは布施で消える/仏教、写真

自分にとって都合の良い報いを得る事を

考えている時点で

そんな報いは 仏様は与えません。

何故なら相手の為に何かを施したならば

それがもう既に私にとって幸福であり

それがもう善なる報いなのです。

施しは無条件の慈悲の思いから表れるものです。

相手の幸せを願う

貴方のその心自体が

幸せであり善果が生まれるのです。

人を怨み憎む心というのは自他共に

苦しく辛いものです。

それを

もっとみる
布施をすると人の気持がわかるようになる/仏教、写真

布施をすると人の気持がわかるようになる/仏教、写真

人の苦しみはその人にしかわからない

理解なんか出来ないと言う方がSNSでも

いるかと思います。

確かにそうなんですよね

痛みや苦しみや悲しみは体験しないことには

どんな思いかわかりません。

だから半端に共感しようとすると相手を傷つけることもあるのは事実です。

ですがこの一生で受ける苦しみや悲しみは限度があります。

全ての苦しみを味わうことは不可能ですし

それをわざわざ自ら味わおう

もっとみる
出会ったではなく出会わせて頂いた/仏教 写真

出会ったではなく出会わせて頂いた/仏教 写真

人との縁というのは出会ったというよりは

出会わせて頂いたという感覚です。

自分の心の意識や行動によって

御縁が変化していく

仏教ではこれを因縁果報と言います。

私達は

生きとし生けるものは何かとの縁がなければ

ここにいる事すら出来ません。

例えば

人との縁、酸素との縁、

命との縁によって頂く食事など

様々です。

総てがなければ私達は生きていかれません。

それは言うなれば

もっとみる
欲を減らせば幸せは待っている/仏教、写真

欲を減らせば幸せは待っている/仏教、写真

お酒や食事睡眠や性欲 様々に私達には

欲望があります。

仏教はこの欲を全て断ち切っていくと

思われがちですがお釈迦様は

この欲望、即ち煩悩を制御しながら

生活していく事を教えてくださいました。

煩悩というものは人間の体があるから

湧いて出てきます

ですので生きているうちは

欲があって当然なので仕方がないのです。

ですが

欲望に負けてしまい貪るように食べたり寝たり

お酒を浴び

もっとみる
罪とは真心を包む/仏教 写真

罪とは真心を包む/仏教 写真

罪とは一体何でしょうか?

悪口 喧嘩 殴り合い 戦争 嘘や詐欺 盗み 殺人 怒り

憎しみ怨みこれは言わずもがな全て罪です。

では何をもって罪というのでしょうか?

罪とは包むというのが語源です。

何を包むかということになりますが

これは仏性を包んでしまうようなことをした場合

それを罪というのが本来の意味です。

仏性というのは言い換えれば

慈悲 真心 思いやり

皆さんには馴染みの

もっとみる
因が全てを決める/仏教 写真

因が全てを決める/仏教 写真

今から700年以上前に日蓮聖人という
高僧がいらっしゃいました。

当時は鎌倉幕府
今で言う政権、政治家の様な人達の存在が
やりたい放題にしていた時期がありました。

その頃は念仏信者が多くいて幕府の人達も
念仏信仰をしていましたが
ただ南無阿弥陀仏と唱えれば
極楽浄土に行けるという安易な信仰観に
疑問を持ち

お釈迦様が1番願っていた妙法蓮華経という
お経に皆が立ち返り宗派をご破産にして
一つに

もっとみる
人は人、自分は自分ではない、仲間の大切さ/仏教 写真

人は人、自分は自分ではない、仲間の大切さ/仏教 写真

人の批判は我の主張をするから

見るに耐えないものになるのです。

だから人によっては

見て見ぬふりをする方もいるでしょう。

ですがその主張が間違っていて

その間違った主張を世間が称賛し

この世がそんな考え方に染まったら

皆さんそれでも無視しますか?

例えばコンビニまでの道を

逆方向に歩いた人がいます。

その人を見て間違ってるけど

していることを否定することになってしまうから

もっとみる
言葉に責任を、身命惜しまずに生きる心とは/仏教 写真

言葉に責任を、身命惜しまずに生きる心とは/仏教 写真

人を疑ってばかりでは心は荒み

誰も信じることが出来なくなってしまう。

そしてそんな事を

SNS等の公に愚痴を吐き捨てるというのが

今の現実ではないでしょうか。

今の社会は本当にこのままでいったら

間違いなくこれからもっと

汚れた世界になっていきます。

みんながやってるから正しいのではないよ

一人がゴミを捨てたぐらいで

地球は汚れないと思っているのと同じで

汚いものを吐き出す

もっとみる
マイナスをプラスに変える力、水泳選手の話し/仏教 写真

マイナスをプラスに変える力、水泳選手の話し/仏教 写真

石原愛依さんという視覚障害のある

水泳選手をテレビで拝見しました。

この方は7割程度視野が狭くなり真っ直ぐ

泳げなかったりタッチが合わず怖くなったり

段々と泳ぐことが困難になり

とても苦悩されていました。

ですが練習していくうちに水の重さや感覚が

研ぎ澄まされ直感力で泳ぐのが

得意なったそうです。

人は苦しい思いをすると逃げたくなり

現実を見ようとは中々思えません。

これは得

もっとみる
見ている目線は人生の集大成 身口意とは/仏教 写真

見ている目線は人生の集大成 身口意とは/仏教 写真

通勤や通学もしくはいつもの散歩コース

車の運転などをしている時、人によって

必ず見ているポイントがあると思います。

角までいったらこの花を見るとか

街灯を見ていたり木を見たり

何かしらその人の目線があります。

それは大きく言えばその人の人生の集大成の

瞬間であると思うのです。

景色を見て「ああ、綺麗だなぁ」

と感動していたり、

それはその人の人生で様々なことを経験し

心で思い

もっとみる
この道を/写真詩

この道を/写真詩

切り捨てるのは簡単だけれど

信じるというのは難しい

だからこそ馬鹿にならないと

信じきれないものだ。

貴方にも、貴方にも 貴方にも

仏の心があると、馬鹿になって

信じていきたい

この道を。