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2000年生まれのド新人編集者、結城真一郎さんの“2年ぶり超待望の新作”を任される【最後に大きめの告知アリ】
みなさま、お久しぶりです。もしくは、はじめまして。集英社文芸書編集部で小説の編集をしています、髙橋と申します。2023年の4月に新卒で集英社に入社した、ひよっこもひよっこの編集者です。
3月にアップした記事『2000年生まれのド新人編集者、新人作家と本を出す』は、note公式より「3月にもっとも読まれた記事」の一つに選出され、想像を大きく超える反響をいただきました。記事をきっかけに単行本を購入し
2000年生まれのド新人編集者、新人作家と本を出す
みなさま、はじめまして。集英社文芸書編集部で小説の編集をしています、髙橋と申します。2023年の4月に新卒で集英社に入社した、新人も新人の編集者です。担当している作家の皆さんには、「2000年生まれです」と積極的にお伝えすることで、平凡な名前を覚えてもらおうとしています。
さて、新人だとは言いつつも、入社してからはや11か月。遂に私も、ようやく一冊目の単行本を世に出すことができました。
それが
【note×出版社合同企画】 「#読書の秋2021」投稿コンテストで、集英社の文芸書への読書感想文をお待ちしています!
多くの出版社が参加する、note主催の読書感想文コンテスト「#読書の秋2021」のために、集英社文芸書からの課題図書・5冊を選びました。歴史小説、青春小説、話題の論考やエッセイなど、どれも集英社のイチオシの作品です。ぜひいまの気分に合わせて、秋の夜長に読みたい一冊を見つけていただけたら嬉しいです。
集英社文芸の課題図書は下記の5冊です。(敬称略・著者名順)
今村翔吾『塞王の楯』
「どんな攻めも
700万部突破『心霊探偵八雲』の著者が贈る、文学史上最も切ない幕末ホラーミステリ。神永学『火車の残花 浮雲心霊奇譚』【電子版も配信中!】
地獄へ堕ちぬ罪人は、
私がこの手で灼き尽くす――。
『火車の残花 浮雲心霊奇譚』
神永 学
〈内容紹介〉
霊を見ることができる赤眼を持つ「憑きもの落とし」の浮雲は、旅の途上の川崎で奇妙な噂を耳にする。罪人の亡骸を奪い去る妖怪・火車が、多摩川で次々と人を殺しているという。殺された者は水死体にもかかわらず、なぜか黒焦げになっていた。
一方、宿では亭主の息子が何者かに取り憑かれ、刃物を持って夜な夜な