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疲れた私にASD・ADHDの次女が放つ言葉が愛しすぎる件

5児の母、shiiimoです。
8歳女子(不登校)、7歳女子(ASD・ADHD)、
5歳双子男子(双子兄はADHD疑惑)、1歳の三男(重い)を絶賛子育て中です。


こんだけ養うべき者がおりますので。
普段は、けっこう精力的に働き、動き回り、よく食べ、お酒を飲み、元気な30代だと自負しています。


でもでも今日の私。
正直。疲れています。(素直な大人)

3日前から三男が発熱し。
そっから解熱剤を使用してもすぐに熱があがるを繰り返し。
コロナ・インフルの検査は陰性。
じゃあなんだってんだいってことで、
今日はセカンドオピニオンで、もっと詳しい検査。

鼻に何本もの棒を突っ込まれても
医者「うーん違うかあ」
となり。
こいつならどうだ!!と、
血液検査&尿検査のフルコンボだドン!!!

結果。
なにも引っかからず。

少し発疹が見えてきていたので、
突発性発疹かもねえ。とのこと。
あの、2歳までにだいたいの子どもが通る道(病)だ。

「へへ、それね。知ってますぜ。
オイラが何人育ててきたと思っているでやんすか?
コイツアね、5人目の子どもなんでっせ。
もう何が起こったってねえばっちりっすよオイラは、へっへっへ……」
と強がりたいところだったが(なぜザコキャラ仕様なのか)


正直。ずっと怖かった。


「なんにもなかったです」
は正直、拍子抜けではあったが、
ものすごく安心した。

同じ検査をした双子兄は、
過去に尿路感染症が判明し即入院したこともある。
家の階段ですべって転んだ長女は、元気そうにしていたのに、
よく見たら頭がぱっくり割れていて(髪が多すぎで見えず)
救急車で運ばれ2針縫ったこともある。

なにがあるかわからないのが、育児。

痛々しい三男の注射の跡を見て、
「なにもなくてよかった。がんばってくれてありがとう」
そう心から思った。


ってことで、疲れちゃいましてね~~~(ソファに沈み込みながら)
もちろん、一番つらいのは三男。

ただ、こうなると一日中肌を突き合わせていないとダメってくらい、機嫌も悪いもんで。
おん~~~もい(重い)三男をずっと背負っていたもので。
やっぱ、腰に来ますねえ……

そして。
昨日から、「明日こそ学校行くから!」と謎の宣言をしていた長女。

今朝になると
「遅刻して行こう、かな。中休みからとか……」
「やっぱり。4時間目からにしよう、かな……」
「……やっぱり給食食べれるか不安だしい……」
と、どんどん意気消沈していき、
結局行かずに部屋の隅っこでスプラトゥーンしていた。


なんだか。
その長女の気持ちの揺れに、沿っているのもしんどいのだ。
正直にここでは申し上げてしまいますけども。

不登校に寄り添うってやはり、難しい。
毎日、2ミリ進んで5メートル下がるような感覚。
この子はどうなるのだろう。と先が見えなかった。

でも、そんなこと思ってていいのかな?
私はnoteをはじめるまでは考えていた。
難しいなんて、しんどいなんて言って、
現実から目をそらして解決しようとしていないのでは?って。

けれど。
さまざまな方にnoteで出会い。
考えを改められた気がするのだ。

実際、しんどい。大変。

でもそれをここで吐き出しつつ、
子どものことをそのまま見守っていればそれで大丈夫なんだって。
家で自由に過ごせているならばそれで、
この子なりに育っているなにかがあるって。
noteをはじめて1か月。

少し、未来が明るく思えた。



けどね!
疲れているっていうのは変わらない。(しつこくてスイマセン)


そんなとき。
私はすう~~~っと
ソファに転がっている次女にくっついてみる。

次女は私の耳が好き。
近づいていくと、いつもしっとりとしてじんわりと温かい手で、
私の耳全体をもみもみする。
もはやそれは、どちらからともなく近づき、無意識のうちに行われる。

Youtubeを観ている彼女にぴったりと転がってみると
こちらを見るでもなく、さっと手が伸びて、
耳もみもみがはじまった。
これがなんとも絶妙に私にとっても心地いいのだ。

次女「ぼく、今日はつかれちゃったんだよね。」
つぶやく次女。
たしかに少し、元気がない。
shiiimo「おおそうか、奇遇だね。おんなじ。ママもだよ。」

私もですよ、と彼女に「共感」してみるが
彼女の欲しい答えはどうやら違うらしい。

次女「なんかあ、中休みで走ってたらねえ、うんとねえ」

耳をもむ手にちょっと力が入る。

次女「タンポポのわたげがねえ、口に入っちゃったんだよねえ」

わ、わたげ?

shiiimo「そうかあ、口に入っちゃったのかあ……びっくりしたの?」

次女「うん。だからなんだ………お腹がいたいんだよねえ」

shiiimo「あらあら、呑み込んじゃったの?」

次女「ぺって出したよ。でもさあ、なんかあ、なんかあ、変な味がしたんだよ~。
だからなんかさあ、……怖いんだよお~~~。。
どうしよ~~~お薬飲まないとだよお~~~~」

耳を高速もみもみしながら、次女が真剣に話をしているのを聞いて。
失礼ながら、母としては

ええ~~~なんてかわいいの~~~~💛

と、疲れを逆に癒していただけた。

こういう、次女との何気ない会話の中で、
ぽろぽろと彼女は母に回復薬を落としてくれる。
それは無意識に。

「いつもありがとう大好き!」

そのセリフももちろん大好物ですありがとうございます(感謝)
って感じなのだが、
次女の落とす言葉たちの中から、
意図しないものに癒される瞬間が、私は好きだ。

どの子どもたちの中にもそれは存在するが、
中でもとくに名言が多い次女である。



さあ疲れたねってことで、少し早めに寝室へ。
我が家は基本、リビングを真っ暗にして、
全員で寝室に行って寝かしつける。

部屋の右側から、長女、shiiimo、次女、双子弟、夫、双子兄と並ぶ。
ちなみに三男はつぶされるので、私の頭上で横になって寝る。

長女「あ、次女ちゃんまた、ちゅっちゅしてるよ」

次女は、眠るときに指をしゃぶる。
生まれてすぐに指を発見してから、はや7年。
ずっとしゃぶっている。

一時期はやめさせなきゃと躍起になったこともあった。
でも、これが彼女の精神安定上必要なんだろうなあと思い。
やめさせることを、やめた。
いずれ飽きたらやめるよなあ~~と。

長女「前に、やめたほうがいいよって、ママも言ってたでしょっ」

ママ「まあ……もういいんじゃないっすかねえ……大人になれば終わるんじゃないかねえ……(眠い)」

次女「いやっ。ぼくはねえ、大人になってもしますよ!!!」

指をくわえたまま、右手では母の耳をつかんで離さず、次女は宣言した。
謎の自信満々な声だった。
腹からでている声だ。(静かにしてくれ)

長女「なんでよお。それはいけないよ。」

次女「だってねえ……ベロが呼んでんだよ!!」



い、いただきました~~~!!

ベロが呼んでんだよ

出典:次女、布団の中にて

名言です!!!

今夜も眠る前に、ひと笑いいただきました。

まじめで、やたらと過去の母の発言を掘り出して、
みんなを注意して忙しい長女。
(苦労する性格してんだこの子は、いつも余計なこと言ってごめんね)

でも彼女もさすがにこれには大爆笑だった。

こうやって。
私のことだけではなく、
長女のことも、癒してくれている次女である。


次女は話を聞いていない(聞けない)シーンも多いし、
何度も何度も説明しないといけないこともあったりで、
もちろん、向き合うにはそれなりの苦労はある。

でも、ふとこういう瞬間をくれるとき、
きっとこの子は大丈夫、うまく生きていける、
となんだか安堵する。


これからもきっと、我が家には課題も出てくるだろう。

そのたびに、次女の名言語録を引き出しながら。
笑って乗り越えていこう。
そう疲れ切った身体に刻み込む私なのでした。



次女に支えられながらがんばっている我が家です。

私はこんな人間です。


みなさんもお疲れ様でした。
GW、お休みの方もそうでない方も、
心地よくすごせますように。

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