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「footとfeet」「toothとteeth」どっちが複数だっけ?を完璧に覚える


ややこしいですよねこれ。
素直に s をつけてくれればいいのに、単数と複数でつづり自体が変わってくるという。

そもそもな話、物の名前を言う時にそれがひとつなのか複数なのか、気にする必要ある?

我々日本人がペンや本やホテルや雲やルールやアイデアのことを話す時に、それがひとつなのか2つ以上なのか、気にしたことある?

日本語という言語が成立してこの方、おそらく2000年以上、1冊の本を表す時に「1冊の本」と言わなかったことで、あるいは5冊の本を表す時に「本たち」と言わなかったことで、相手との意思の疎通がうまく図れず紛争に発展したことなど、1人の日本人も経験していないのではないか?
何冊本があろうが、常に「本」だけで話は通じるということを我々日本人は2000年の歴史に誓って知っているではないか。

それが英語ときたら……。
単数か複数か表記せず「This is pen.」と書いたらバツになるという!

コストコの店内なんかを見る限り、「英語の名詞はだいたいすべて多量で膨大だと思っていればよい」と定義しても良さそうに感じるが、そういう生産品のスケール感が大雑把な割には「ひとつなのかふたつ以上なのかは絶対に知りたい」という、謎の神経質さ。
チョコレート1枚取っても日本の2倍以上のサイズなのだから、もうそのチョコが1個なのか2個以上あるのかはどうでもいいと思うのだが。
しかもそれでいて、「インフォメーションやアドバイスや証拠(information, advice, evidence)はたくさんあっても複数形にはならない」という意味不明すぎるルール。「ルール」や「アイデア」は rules, ideas と複数形になるのに。
アイデアが複数になれるんならインフォメーションもなれそうなものじゃないかよっ!! そしてアイデアや雲ですら複数系になれるのに、鹿(deer)や羊(sheep)や魚(fish)は複数になれず常に単数ってナメとんのかエーーコラァッッ!!!!

………………。
すみません、取り乱しました。
そういうのは、言わぬが花ですね。Better leave it unsaidですね。
まあ日本語だって意味不明なルールいっぱいあるでしょうし。「お鍋」「お茶碗」「お皿」「お箸」と丁寧に言う時には「お」をつけるのに、なぜか「おフライパン」「お丼(おどんぶり)」「おフォーク」「おガスコンロ」とは言わないでしょう。日本語だって変だよね。
えっ? 「お丼」はたまに言う人いる? フライパンやフォークやガスコンロは「カタカナだからおがつかない」という共通点があるの?
じゃあ日本語には意味不明なルールない!!! 日本語は全部賢明!! 日本語は完全体!! 非の打ち所なし!!!


ということで、納得はいかずともとにかく英語では単数と複数は分けて表現しなければならず、その中でも「toothとteeth(歯と歯たち)」「footとfeet(足と足たち)」は、特に初心者がこんがらがりそうな変化だと思う。
「gooseとgeese(ガチョウとガチョウたち)」も同じパターンということだ。単数か複数かによって、「oo」なのか「ee」なのか綴りが変わるという。
なんでその3単語限定の変化なんだ? なんで歯と足とガチョウ? どういうくくりそれ?

さて問題は、「oo」と「ee」がどっちが単数でどっちが複数なのか、こんがらがってしまうということだ。
これは過去に書いた「made of」と「made from」がどっちがどっちかわからなくなると同じパターンである。どっちかが単数でどっちかが複数であることは知っているけど、どっちがどっちかはあやふやという。
英語初学者の多くはその状態ではないかと思う。そして私も初学者である。よって私もあやふやであった。
ちなみに正解は「oo」の方が単数で、「ee」の方が複数である。

そこで、私は考えた。
「toothとteeth」「footとfeet」、ついでにガチョウも、「ooが単数でeeが複数」というのをガッチリ覚える方法はなにかないかと。
旅行で大分の街をぶらついている時に考えた。特に理由はないがなんとなく大分駅前を歩きながら「toothとteeth、中学生から30年以上どっちが単数でどっちが複数かあやふやだから、いい加減覚えたいな」と思い立ち、一生懸命考えたのを覚えている。
だからこの秘策を発明したのは2021年11月24日である。どうでもいい情報である。

まず最初にひらめいたのが、「oo」は「多い」と語呂合わせできるから(多いは「ooi」だ)、なので「ooを使っている方は『多い』、だからtoothやfootなど、ooの方が複数系。と思いきやその逆でびっくり」と覚えるのはどうか?と考えた。
「と思いきやその逆」という、どんでん返しのインパクトで覚えられるのではないか?と思ったのである。「と思いきやその逆」の部分を忘れたら思いっきり間違えてしまうことになるが、1年に1回くらい思い出して記憶を定着させれば使いこなせそうである。

ただ、こういう語呂合わせみたいなものは、「自分で思いついたからこそインパクトが強い」という部分はある。
自分で作った料理は妙に美味しく感じられるように、語呂合わせや単語帳も自分で作ったものと他人から与えられたものでは記憶への定着が全然違う。「語呂合わせを閃いた時の思い出」や「単語帳に書き込んだ時の思い出」、その体験の記憶があるかないかで大きく変わるのだ。
私は「これ大分駅前を歩きながら考えたよなあ」とビジュアルも含めて脳内にあるので忘れない自信があるが、これをスマホの文字として読んだだけの人は、いつしか「と思いきやその逆」の部分が抜けてしまって「ooは『多い』だからtoothやhootは複数。teethやfeetは単数」とシンプルに間違った方向で覚えてしまうかもしれない。

では、「と思いきやその逆」というトリッキーな策を使わず、もっとストレートな覚え方はないだろうか?
と考えて、思いついた。
これである。




トゥーーーース!!!!


https://www.iza.ne.jp/article/20190708-FFQHV4VIA5KSXMJID5SX2VXUTA/


http://fujitvforsugotoku.jp/tokudaneBlogDetail.php?tKey=tokudaneBlogDetail&b=tokudane-official&d=506


https://nandemoiiyoch.com/2021/06/21/post-34722/


https://nandemoiiyoch.com/2021/06/21/post-34722/


Tooth!!!


そう。
オードリー春日さんの、「トゥース」。
このトゥースのお作法は、「指一本だけ立てて『トゥース』と叫ぶ」
決してピースサインをしたり、手を開いて「トゥース!」と言うことはないのである。
常に指1本だ。

これこそがまさに、「toothは単数形」の覚え方である。
春日氏のトゥーース!!は、「toothは単数形」を英語初学者に示してくれるために作られたポーズと言っても過言ではない。

「あれ? toothとteethって、どっちが単数だっけ?」と試験中に悩んだら、やってみるといい、トゥース!を。
春日になりきって、指一本立てて全力で「トゥーーース!!!」と叫んでみればよい。そうすれば、「あ、そうか! 1の方がtoothだ!」とすぐ思い出せるから。

toothが単数形ということがわかれば、消去法でteethやfeetやgeeseは複数系だということになる。そしてfootやgooseは単数形ということになる。

この覚え方なら、小学生も一発で記憶に定着させられるだろう。
大人よりもむしろ子供の方が、英語の授業でトゥーストゥースはしゃぎながらすぐ覚えそうである。
私なんて30年以上あやふやだったのに、今の子供はこの春日記憶法を使えば最初の一撃でマスターできるのだ。春日がいる時代に英語の勉強を始められる、今の子供たちがうらやましい。
ではさらばじゃ! 私は今からDMM英会話のレッスンを受けるのじゃ!



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