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MBTI関連記事

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MBTIに関連した記事です。 MBTIというより、16パターン性格診断関連記事というべきかもしれませんが。 心理学に関係する記事もここに分類しています。
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記事一覧

ロジャース派の自己概念理論5:大人の「重要な他者」である「恋人」の場合

 本稿で見ていく自己概念理論の概念は「重要な他者」あるいは「重要な社会的他者」である。ロ…

丸い三角
12日前

MBTI:うーん、イマイチ納得感が無い

 先に16パターン性格診断の心理機能の解説と精神モデルの解説をしてきたが、イマイチ納得感が…

丸い三角
2週間前

MBTI:代替機能と各タイプの弱点

 この記事は以下の記事「MBTI:最悪期・回復期の心理機能とタイプ」の続編である。  前回の…

丸い三角
3週間前
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ロジャース派の自己概念理論4:これまでの振り返り

 ロジャース派の自己概念理論をこれから詳細に見ていく。当シリーズ記事では「有機的価値付け…

丸い三角
3週間前
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MBTI:ことわざや慣用句との類似

 MBTIや16パターン性格診断の各タイプと具体的人物との関係に関して、ことわざや慣用句と具体…

丸い三角
3週間前
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MBTI:性格類型の把握のために過去に出会った人を思い出すこと

 MBTIあるいは16パターン性格診断で性格類型を具体的に把握しようとするとき、著名人の性格類…

丸い三角
3週間前
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MBTI:映画『ワイルド・スピード』からみるES世界とEN世界

 映画『ワイルド・スピード』シリーズは、1・2作目と5作目以降では全く別の空気感が漂う(以降『ワイルド・スピード』は『ワイスピ』と略す)。3作目と4作目はその移行期といったところか。3作目は1・2作目とかなり近い、4作目は1・2作目の空気感の名残を残しつつ5作目に近い空気感である。1・2作目と5作目以降の世界の違いは、ドムの世界かホブズの世界かの違いとも言える。そして、ドムの世界がES世界であり、ホブズの世界がEN世界である。  MBTIおよび16パターン性格診断の界隈では

MBTI:心理機能のはなし

 ユング(およびフロイト)の人間モデルが蒸気機関をイメージしていることについて、以前に以下…

丸い三角
2週間前
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MBTI:「NeとSe」および「NiとSi」

 MBTIというよりも16パターン性格診断の話である。  さて、SとNの違いが関わる世界の違い、…

丸い三角
3週間前
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ロジャース派の自己概念理論3:「重要な他者」の考察にあたっての注意事項

■注意1:ロジャース派心理学の「重要な他者」概念は一般的意味とは違う  ここで注意を促し…

丸い三角
1か月前
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MBTI:最悪期・回復期の心理機能とタイプ

 ロジャース派心理学についての文章を纏めるのに少し飽きてきた。そこで気分転換としてMBTI、…

丸い三角
4週間前
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ロジャース派の自己概念理論1:有機的価値付け

 ロジャース派の自己概念理論をこれから詳細に見ていく。本稿では「有機的価値付け」から「自…

丸い三角
1か月前
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ロジャース派の自己概念理論2:乳幼児の場合の「重要な他者」

 ロジャース派の自己概念理論に出てくる概念を詳細に見ていく。当シリーズ記事では「有機的価…

丸い三角
1か月前
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ロジャース派の自己概念理論の概要

■ロジャーズ派の精神構造の理論の事情  ロジャース派の精神構造の理論は「自己概念理論」である。ただし、この自己概念理論の理解に関して「ロジャース派の本来の自己概念理論」と「通俗的な自己概念理論」の距離のある2つの理解がある。もちろん、ロジャース派心理学の理解の為に必要なものは本来の自己概念理論だけなのだが、通俗的理解の自己概念理論は身近なカウンセリングにおいて用いられており、紛い物と混同することなくロジャース派本来の自己概念理論を把握するためには紛い物の方もそれなりに理解し