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小学校の先生、教職大学院へ行く⑧~受験勉強、受験当日~

気付けばGWも後半戦ですね。怒涛の4月を終えて本当にお疲れさまでした。しばしの休みをのんびり過ごすもよし、遊んですごすもよし。ぜひ走り続けたその体を休んでもらえたらと思います。

さて今日はまた受験の話に戻りまして、受験までどんな勉強をしたか、当日はどうだったかを振り返りたいと思います。

第1ラウンド(県派遣争奪戦)


4月中旬に県派遣(長期研修等)の選抜試験がありました。
幸い、家から近かったので、リラックスして受験できました。1次試験は論文でした。論文内容は詳細に書いてしまうとあまりよろしくないような気がするので大まかにお伝えするといわゆる教育時事についてでした。
最新の内容のものもあれば、教育論を書かせるような内容のものもありました。

私はこの試験では不合格になってしまったのですが、ふたを開けてみるとやはり私の年齢で受けるには少々若かったような気もしています。この長期研修はやはりミドルリーダー(管理職)を目指す(あるいはその年齢にあたる人)が対象になっているのかもしれないと感じます。とはいえ、それでも10年勤めてきたのでそこまで若者ではないと信じたいのですが。

第2ラウンド(一般受験編)

そうは言っても受けると決めた私は不合格はささっと受け入れて一般受験のモードに切り替えました。
私が受けた教職大学院は一般受験、現職特別枠、内部進学枠、他大学推薦枠がありました。大学院によって異なるのですが現職枠は5年以上の実務経験でクリアだったのでその枠で進みました。(提出する書類が一般と異なるので特別制度で受ける際は、よく要項を読みましょう)
受験にあたり、自分の専門はもちろんですが、今の教育界のトレンドや動向を押さえておく必要があったので1冊本買ってさらっと読んでました。

あとは今はやりのchatGTPに質問投げて面接で聞かれそうなことを書き出したり、自分の研究テーマやなどは深堀しておきました。
ざっくりこんな感じです(もちろん聞かれたことも聞かれなかったこともありましたので参考までに)
・志望動機
・研究テーマ設定の背景
・修了後の進路
・教育時事
・自分の経験と研究課題との関わり
・実務経験で大切にしていること
・学んだことをどうやって広げていくか
・希望の指導教員
・研究テーマに関わること

第3ラウンド(結果発表)

午後に成績開示だったので、休みをもらって見に行きました。
久しぶりの合格発表でしたので、ドキドキしてました。そんな私を見かねた友達がついてきてくれたので安心しました(友達って大事)
自分の番号があったことを確認し、すぐに家族と校長先生に連絡しました。
合格通知が送られるまでは見間違いかもしれないという一抹の不安がよぎりましたが、ちゃんと届いてました。

ファイナルラウンド(手続き)

さあ合格したよ!ルンルン!!と言っている場合ではありません笑
入学手続きが私を待っています。
入学金、授業料、学生証発行に係る書類の提出もありました。
どうしても銀行での振り込みが必須なため、半休もらって手続きをしました。結局何が大変って、平日しか稼働できないってことがとても大変でした。幸い空きコマを使っていたので、自習にすることは阻止できました。

ここまででざっと10月くらいまでかかりました。私はこの合格は管理職、事務、当時一緒に組んだ主任にしか伝えていませんでした。だからこそ来年度の話が出るたびに「私いないんだよなぁ」と思いながらも演技をする半年間でした。
ありがたいことに応援してくれた人ばかりで、批判的なことを言われることもなく(まあ人の人生にとやかく言う人はいないと思いますが)快く、職場をあとにして4月を迎えました。

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