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話題になった出来事についてへの考え方。

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主にネットで話題になった出来事に対する考え方。
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記事一覧

「大造じいさんとガン」のストーリー解釈と「タニシを集める養女の夢設定」への感想を…

 めっちゃなつかしい。  自分もこの話が凄く好きで「今まで勉強した国語の教科書の物語の中…

うさる
5日前
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フェミニズム文学とは何なのか。

※「フェミニズム」自体が内実が明確に定まっていない言葉なので、「自分が考えるフェミニズム…

うさる
8日前
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女性キャラを「自分」と紐づけて考え、問題にする女性がいるのは何故か。

 もうこの話題はいいかなと思っているのだが、タイトルの件だけ気になったので自分の考えを書…

うさる
3週間前
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「社会に依拠せず、自分が世界とどう対峙するか」を語っているコーマック・マッカーシ…

 黒原敏行がマッカーシーの作家性だけではなく、作品一冊ごとに話をしている。こ、これは贅沢…

うさる
3週間前
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話題になった、令和6年4月11日 岸田首相の米議会両院会議演説全文を読んだ忌憚のな…

*タイトル通りの忌憚のない意見です。  自分は政治的にはいわゆる無党派層で、心情としては…

うさる
1か月前
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「他人は自分とは違う」ということは当たり前のようで、常に確認しないといけないのか…

 少し前に話題になったお笑いコンビのファンの人(以下「ファンの人」)について。  この件…

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うさる
1か月前
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つるはしを売る奴よりも「伝説のつるはしでーす」と嘘をつく奴よりも、「伝説のつるはしだなんて嘘だ」と騒ぐ人こそ何とかならないかな。

 年始の地震のデマの拡散の話で「ネットは『批判されること=注目が稼げる』という発想でやっている人間が多いから、本当にそれが広まるべきではないと思うのであれば注目は払わないほうがいい」ということを書いた。  今のネットは「ひと言言いたい、関わりたい欲を抑えきれないこと」を注目を稼ぎたい人間に利用されている構図がある。「その物事についてどう思うか(自分の意見)」よりも先に「その物事を拡散することに加わるか」を考えないといけない。  これだけ「アテンションエコノミー」という語が出

「同じ物を見て、同じ地面に立っている。だから対峙できる」そういう人間でありたい。

 4月6日(土)の読売新聞に掲載されたこの話、めっちゃ好きだ。プレゼント機能はないのか、…

うさる
1か月前
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構造的な差別解消のために、個別の差別は許されるのか。

「中央公論4月号」の中で、「世界」「正論」「中央公論」の編集長三人による対談が掲載されて…

うさる
1か月前
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子供のころ「自分の正しさを声高に主張しながら、自分が興味がないことや都合が悪いこ…

 最近「不適切にもほどがある」の批判記事が目につくようになったあと思ったら、名前を見たら…

うさる
2か月前
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人の内面に触れるものの取り扱いは、もう少し慎重になってもいいと思う。

「MBTIの扱い」については、時間がある時に書こうかなと思っていたけれど、ちょうどこういう増…

うさる
3か月前
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なぜ、無数にある人間的な側面の中で「新海誠の(特に前期)作品が好きなこと」がやり…

 新海誠作品(特に「君の名は。」より前の作品→この記事では「前期新海作品」とする)が好き…

うさる
3か月前
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強さに自信がある女性は、自分の肉体の魅力を誇示しても他人の好奇の眼差しを無視でき…

 無意識にタイムトラベルをしているんだろうか。  そう心配になるくらい既視感がある。  …

うさる
4か月前
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「30になって相手が居なかったら結婚しよう」は「結婚するつもりがない」の言い換えだと思っていた。

 大した話ではないけれど気になったので言及。 「30になって相手が居なかったら結婚しよう」は、自分が二十代の時は「(本命としては)付き合えない」と物凄く遠回しに言っている「これを言われたら実質振られている(しかも告ってもいないのに)」扱いのセリフだった。  仲はいいが恋愛対象としては見づらい相手や、体の関係はあるが本命ではない相手をつなぎとめる時に使われるケースが多いという認識である。 ということからもわかる通り、この台詞を「言った、言われた」という人をよく見かけた。 「三