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世界との関わり方が変わる10冊(Kindle)
2017-05-01
電子書籍が徐々に普及し、書籍全体の5分の1まで市場規模が拡大した。読みやすさの観点では紙の本に軍配が上がるが、電子書籍には利便性という大きなメリットがある。思い立ったらすぐ入手できるし、保管場所にも困らない。
電子書籍はコミックが大半を占めるが、数年前と比べれば学術書も随分と増えた。既刊本の電子化も順調に進んでいる。そこで今回は、学術書を中心にKindleで読める名著を紹
世界との関わり方が変わる10冊 #2015
2015-12-06
なぜ本を読むのか。それはひらめく準備をするためだ。直接関係がない知識でも、物事の原理を知っていると別の分野で繋がることがある。読んだ直後は役に立たなくても、時間が経つと繋がることがある。
今回は、世界との関わり方が変わる本を紹介したい。人生の特効薬にはならないかもしれないが、読み終えると世界の見方が少し変わるはずだ。
デザイン
上と下の向きが分からないUSBコネクタや
世界との関わり方が変わる10冊 #2014
2014-09-26
優れた本には、世界との関わり方を変える力がある。流行を追うのではなく、物事の本質をつかむことができる本。読み終えると世界の見方が変わり、目の前に道が開ける本。そんな本に出会うと、自分の可能性が広がることを感じる。
今回は、数学・科学・デザイン・文章など、様々なジャンルの名著を紹介したい。
数学
普段は意識していないが、私たちの身の回りは方程式で満ちあふれている。インタ
人が目を見て話す理由
2016-02-07
最近、小学生の息子が『ミッション・インポッシブル』にハマっている。きっかけは最新作の『ローグ・ネイション』を一緒に観たことで、ガジェットを駆使した潜入捜査や銃と車の派手なアクションが、小さな男心をくすぐったようだ。
私はもともとトム・クルーズのファンで、『ミッション・インポッシブル』のシリーズは当然観ているし、『アウトロー』や『コラテラル』などの渋い作品も含め、ほぼすべて
エリシア・クロロティカ
2015-10-14
アメリカの東海岸に生息するこの美しいウミウシは、動物と植物の性質を合わせ持つ不思議な生物だ。幼生期に藻類を食べて葉緑体を蓄え、藻類を食べ尽くすと口を失い、その後は光合成で生きていく。藻類を食べるのは光合成の遺伝子を受け継ぐためで、その受け渡し役を担うのがレトロウイルスだ。
レトロウイルスはRNAを遺伝物質として持つウイルスの一種。RNAウイルスは単独で増殖することはできな
超銀河団 局部銀河群 銀河系 太陽系 第三惑星地球
2015-08-01
宇宙を想像すると不安になることがある。真っ黒な宇宙空間にぽつんと浮かぶ青い地球。絶妙な引力バランスで他の惑星との距離を保つ地球。時速1600kmで自転し、時速10万kmで太陽の周りを公転する地球。他の星との位置関係がずれたり彗星が追突すると、地球は突然終わりを迎える。
超銀河団 局部銀河群 銀河系 太陽系 第三惑星地球。
これは宇宙空間における地球の住所だ。超銀河団の広