マガジンのカバー画像

【エッセイ】イイ感じに発酵して生きたい

49
いい感じに発酵するように歳を重ねていきたい私の徒然日記。 味わいのあるアンティークのような人間になりたい!
運営しているクリエイター

記事一覧

大人の学びは成長よりも優しさのために

大人の学びは成長よりも優しさのために

 よく記事で書いているけど、私はVoicyのヘビーリスナーだ。
 そして、Voicyは学びのコンテンツが多いせいか、他のラジオ好きの人達からは、「Voicyは学びだの成長だのって前向き過ぎるのがウザい」とか「ボジティブ過ぎて辛い」という声を少なからず聞く。
 Voicyヘビーリスナーである私も、実はその声に同感だ。

 でも、学びや思考を押し付け過ぎないパーソナリティの方々も多いので、私は、学びや

もっとみる
調べ過ぎない方が楽しい

調べ過ぎない方が楽しい

 Voicyのパーソナリティである、精神科医のKagshunさんが【趣味を取り戻すためにできる事を考える】という放送で言っていたことが、最近の実体験で本当にそうだ!と思ったので、その事について書きます。

 
 今は誰もがスマホを持っている時代で、何かわからないことがあれば、昔のように本屋さんや図書館に行かなくても簡単に調べられるし、観光もグルメの情報も、Instagramや TikTokとかで簡

もっとみる
言葉の手抜きに気をつけよう

言葉の手抜きに気をつけよう

 コミュニケーション講師などをされている吉井奈々さんが、文筆家の芳麗さんとのVoicy(ラジオアプリ)内での対談で、「生理的に無理」という言い方について、「それは言葉の手抜きだと思う」と話されていて、言葉の手抜きというのは、すごくわかりやすい表現だなと思った。

 私は、直接「生理的に無理」なんて言われた事はないけど、もし言われたらめちゃくちゃ傷つくと思う。
 それくらい乱暴な表現だと思う。

 

もっとみる
《思い残し》を知って再生する旅だった

《思い残し》を知って再生する旅だった

 今回は長くなるし、スピ系混じるので、その辺が苦手な方はスルーしてね。

 やたらと吉日が続く5月の15、16、17日、娘と一緒に初の宮古島へ行ってきた。

 今回の旅は、いろんな偶然が重なって、なんで?と疑問に思うことも、全てに意味があったと、最終的に納得できた幸せな旅だった。

 自分や娘の誕生日に旅行に行くことは、今までもよくあった。
 でも、いつも電車で行かれる近場の温泉とかだった。
 「

もっとみる
孤独死という言葉はいらない

孤独死という言葉はいらない

 SNSで知り合ったお友達の《やすねこさん》のちょっと前の投稿を見て、思うことがあった。

 やすねこさんの記事はこちら↓

 そういえば、一人暮らしの高齢者が家で亡くなると【孤独死】と言われる事があるな〜と思い出した。
 でも、【孤独死】って何?って思う。

 《高齢者の一人暮らし=孤独》というのは、もう時代遅れだと思う。

 だって、日本での一人暮らし世帯の数は 、2020年の「国勢調査」(5

もっとみる
幸せや不幸という言葉が遠くなった世界線

幸せや不幸という言葉が遠くなった世界線

 昨日、久しぶりにATMで通帳記入した。
 今はネットで見られるから、以前のようにマメに記帳はしなくなった。

 ネットでは見ていたのに、改めて印刷された数字を見て驚いた。
 今年になってからのカード引き落としの合計がスゴイことになっていた。
 わかってはいたけど、元は倹約家だった私としては驚いた。

 今年に入ってから、驚くほど爆買いをした。
 ゴルフクラブを全とっかえしたり、いずれ娘に遺せるか

もっとみる
喋り続ける人が苦手な理由

喋り続ける人が苦手な理由

 切れ目なくずーっと喋り続ける人が苦手だ。

 先日もゴルフで同じグループになった初心者の中年女性が、他の人のティーショットで構えに入ってからもずーっと喋り続けているので、何度も注意しなきゃでストレスだった。

 でも、ゴルフの場合はマナーだから注意できるけど、普段は悪気ないわけだから、我慢するしかない。

 以前、箱根の九頭龍神社例大祭のバスツアーに1人で参加したした時も、隣の女性が気さくに話し

もっとみる
お天気よりも達成感が勝つ

お天気よりも達成感が勝つ

 60歳を過ぎてから始めたゴルフ。
 メンタルのスポーツと言われるゴルフを、感情の起伏が少なくなったこの年で始めて、本当に良かったなと最近つくづく思う。
 自然相手の中、練習場のようなフラットな地面なんてほぼないから、同じように打っているつもりでも、絶対に同じじゃない。
 なんで?どうして?の連続だ。

 20代でやってみた時は、そんな自分自身にイライラが募って、楽しくなくてすぐにやめてしまった。

もっとみる
未読のLINE

未読のLINE

 今日は3月11日。
 13年前の悲劇をキッカケに、今は多くの人が便利に利用しているLINEが生まれた。

 とてもありがたいアプリだ。

 でも、いつまで経っても既読にならない画面は…胸を刺す。

 『既読は生存のサイン』と、誰かが言っていた。
 じゃあ…未読は?

 既読スルーがどれほど嬉しいものか、私は今年になって初めて実感した。

 2024年元旦から、何度メッセージやスタンプを送っても既

もっとみる
短いけど太いご縁

短いけど太いご縁

 ずっと欲しかった同性の飲み友達ができた。
 中高の同級生たちと大勢で飲むことはたまにあるけど、気軽に、そして気兼ねなく地元で飲める女友達がずっと欲しかった。
 残念ながら親友はお酒を飲まないので。

 その彼女とは、昨年末に高校時代の同級生に誘われて行った永ちゃんのライブで初めて会った。
 誘ってくれた高校の同級生の、彼女は中学時代の同級生。

 彼女はすごくサッパリしていて、初対面なのに気楽に

もっとみる
生きるって終わりを受け入れ続けることかも

生きるって終わりを受け入れ続けることかも

 先週16日、文章から動画制作ができる生成AI『Sora』が発表され、そのクォリティの高さに、動画制作に関わる界隈では、戦々恐々とした意見が飛び交っていますね。

 Chat GPTも今は4、0で、そろそろ5、0が出るとか…。
 とにかく加速度的にAIの精度が上がっていて、今やCMタレントやSNSの案件用のインフルエンサーにも、AIモデルが起用され始めているようで。
 不祥事を起こすタレントと違っ

もっとみる
ちゃんと終わらせることの大切さ

ちゃんと終わらせることの大切さ

 2月になっても、まだまだ感情の波に翻弄されていた2日金曜日、忙しいわけでもないのになんだか疲れが溜まっていて、やけに身体が重く感じられたから、ふと思いついて、ホットペッパービューティーでリラクゼーションサロンを検索した。

 だいぶ前の前回は、地元愛があるから地元でお金を落とそうと、地元のリラクゼーションサロンへ行ってみたけれど、競合のない地域はやっぱりクォリティが落ちるもんで、疲れがとれるどこ

もっとみる
人生は綱渡りみたいだよね

人生は綱渡りみたいだよね

 世間では、「1月もあっという間」とか「本当に時間が経つのが早い」という声が。
 でも私にとっては、地獄のように長くて、31日の今日でさえ、まだ終わらんのかと思っている。

 こんなに時間の流れが遅かったことは、成人になって初めてかもしれない。
 全治6ヶ月の大怪我で入院した1ヶ月の方が、まだ早かった。

 それでも、元旦に震災にみまわれた方々は、きっと私なんかよりも、もっともっと長くて1日1日を

もっとみる
心の隙間に寒波

心の隙間に寒波

 人間の脳って意外と優秀で、想像以上の辛いことがあると、記憶をなくしたり、感情の揺らぎを止めたりする。
 それはすごくありがたい…。

 今年になってなんとなく見た韓国ドラマ『いつかの君に』。
 まるで引き寄せたかのように、ヒロインの大切な人が突然亡くなるところから始まる。

 普通に会社で仕事をして、同僚と軽口たたいて笑い合い、表面上は普通に見えるけど、1人になると、感情のペルソナがポトリと落ち

もっとみる