御手洗 育/暮らしのエッセイスト

研究室で働く非常勤秘書。定年退職のゴールは来春までお預けに。思うまま生きるマダムな生活…

御手洗 育/暮らしのエッセイスト

研究室で働く非常勤秘書。定年退職のゴールは来春までお預けに。思うまま生きるマダムな生活にあこがれつつ、今日も汗をかいて、感謝して。スキルと言えるのは、逃げたいところに自分から入っていく図太さくらい。 交流分析でNP高めなお母さん体質。相手の心を受けとめる産業カウンセラー。

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ペンのやさしいちから、信じていたい。

暮らしのエッセイスト・御手洗 育です。 大学の研究室で秘書業務をしています。 気づけばそれも20年めになり、定年のゴールも見えてきました。 子育ての悩みや仕事のあれこれ、人生にはいろんなことがありますが、ふり返ればどれも成長の種。 それを土にまけば、不思議と元気の出るエッセイになります。 5年前に産業カウンセラーの資格を取得しました。 書くことはカタルシス。 そんなエッセイの醍醐味を知ってほしくて、数年前までカルチャー教室の講師もしていました。 エッセイは読んでくださ

    • 相手の話を聴くということ

      今月のカウンセラー仲間の勉強会は、準拠枠と心の痛みについての話から始まった。 もう何度も聞いていることだけれど、その時の状況や自分の精神状態で、響き方が違う。 今回は、カウンセリングを学ぶ以前に感じていた、自分の中の葛藤を思い出した。 上司や同僚の話を聞く時、相手の目を見つつ相槌をうちながら聞く。 表面上は肯定しているような顔をしながら、心の中では「それは違うんじゃない」「それはちょっと甘いと思うなぁ」と相手を否定している自分がいた。 ありのままの自分(黒い御手洗)だ。

      • 梅ヶ枝餅が好き

        太宰府には行ったことがないが、梅ヶ枝餅が好きだ。 多分お土産にもらったのが美味しくて、覚えていたのだろう。 今日もデパートの催事「パン&スイーツまつり」で、梅ヶ枝餅を買った。 時間がない中、エレベーターで7階まで上がり、のれんを探すと、あった! デパートの催事は、話題のお店には結構な行列ができる。 それなのに、なぜか梅ヶ枝餅のお店はいつも端の方にあって、人が並んでいない印象だ。 みんな〜、梅ヶ枝餅おいしいのに〜。 5個入りにするつもりだったけれど、冷凍できると聞いて今

        • ドアラに会いに来たんだよ〜! お仕事ガンバなのだ💦

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        マガジン

        • カンレキエッセイなんやかんや
          12本
        • 『虎に翼』え?女は無能力者だって!?
          6本
        • 連続ドラマ「ブギウギ」で熱く
          5本
        • 『らんまん』雑草という名の草はない
          10本
        • 『舞いあがれ』に見るキャリア形成
          9本

        記事

          念願のミシガン船

          子どもの学校や就職さらに結婚で、ここ10年ほどで急に琵琶湖が近くなった。 そんな中、夫がずーーっと言っていたのが、 「みんなでミシガン船に乗ろうよ」だった。 はぁ? なんで? 冷めた対応をしてきたが、我が家では娘の一言に結構力がある。 GW直前の「ミシガン船どう?」というLINEに、「行く行く〜!」と即答。 じじ念願が叶い、琵琶湖のミシガン船に乗ることになった。 孫のPくんが片言で「おふね」と言うのが、さらにじじのハートをときめかせる。 琵琶湖クルーズは1時間と

          GW後半戦1番ホール

          昨夜は駅前で10時過ぎまで飲んでいたのに、今朝は6時半に家を出でゴルフに。 プレーするんじゃなくて、見に…だけど😅 中日クラウンズゴルフ、名古屋市郊外にある和合コース。 予選とは言えなかなかの賑わいで、ゴルフ見に行くんだかビール飲みに行くんだか、よくわからない緑の楽園へ。 1番ホール、石川遼くんのセカンドショットでバンカーに捕まりからのパー、結果にコミットするプレーにわくわく。 グリーンからティーグランドへの移動中、「頑張ってください」に無言で応えてくれたー!☺️

          連休の狭間ですよ

          また明日から連休だも〜ん。 今夜は、年度末にやり損なった送別会(とは名ばかりの飲み会〜!)だし。 しかし、たぶんこうなると予想していた。 だから連休の合間は休めないんだよ。 先生方には連休明けに、研究費の報告書提出がある。 そりゃ締め切りがあると、それに合わせてしまうのは、わかりますよ。 私もギリギリにやるタイプなので。 だーから、お尻叩いて差し上げてたのに、まだできてないって、どゆこと? もうね、明日から2学期が始まる小4男子のお母さんの気分よ。 何回言った

          雨あがりの草花

          昨夜は少し雨が降ったようで、今朝外に出るとまだ庭の草が濡れていた。 最近日課になっているのは、木イチゴの新芽を食べる虫を取ること。 プランターに置いてある箸で、青虫を摘んで取る。 踏み潰すのはちょっとアレなので、草むらにピュッと投げる。 雑草はお好きではないかもしれないけれど。 去年の秋、そろそろ剪定して始末しなくちゃと思っていた枝を、夫が全部20cmに刈りそろえてしまった。 「ちょっとー!これ切ったらダメじゃんっ!」とは言わなかったけれど(優しい妻だ)、古い枝か今年

          noteと私

          noteに書くのが好きで、読むのも好き。 そうしてお世話になっているnote株式会社も、好きだ。 そんな応援したくなる会社に、お礼も兼ねて、人生初の株式はnote100株を購入した。 株価が上がっても下がっても、配当がないままでも持ち続けるつもりだ。 そんな大切なnoteさんに、私ができることは何だろうと考えてみた。 思えば、これだけのサービスを提供していながら無料って、どれだけ人が良いの?みたいな会社だ。 そんなnoteのために自分ができるのは、良い記事にはそれ

          クレマチスの花

          ゴールデンウィークには、 草取りする 花の苗を買う、植える サツマイモの苗を買う、植える 物置化した和室を整理する 冬物を片付ける 、…… どこか出かければ混雑するだけだし、 家にいたらあれこれ目につくばかり。 まっ、できることからコツコツと、かな。 とりあえず、花自慢😄 実家にあったように大きくしたいのだけれど、 去年は挿し芽を失敗。 今年はうまくいくといいな。

          自由を噛みしめる自由だ

          気づいたらゴールデンウィークが始まってた。 この「気づいたら」が、幸せだな、自由だなと実感する。 結婚以来つい数年前まで、GWどころか毎週末が憂鬱だった。 夫の実家は、車で1時間余りのところにある。 別居だけれど週末は義父母の都合に合わせるのが当然だったし、夫も親には都合が悪いとは言わなかった。 言えなかった…かな? ちょっとあんた、私と親とどっち優先なのよ! と今ならグイグイ言うんだけど、あ、当時も言ってたけどな…。 結局毎週のように義父母はうちに来た。 そうで

          アーバンライフの老後

          夜遅くに名古屋堀川周辺を歩いていた。 昼間はオフィス街のように見えて、夜になるとこんなにマンションがあるのかと驚く。 夫が「ここだよ」と指さした建物は、瀟洒なホテルのような…マンション? レースのカーテン越しに、ロビーにはいくつもの胡蝶蘭が並んでいるのが見える。 数日前、このエントランスにある封筒を、夫は持ち帰っていた。 名古屋駅まで徒歩圏内、古い街並みも下町の商店街もある、そんな立地のマンション。 実は有料老人ホームだ。 カタログには、ワインを飲みながら夕食をと

          ひとり芝居

          カウンセラー仲間に誘われて、お芝居を見てきた。 円頓寺のバーの奥にある定員25人の小さな芝居小屋で。 1本目は、父、娘、父が再婚を考えている相手の女性、その3人のある一日だ。 設定だけでいたたまれない感じがして、もしや喜劇?と思っていたが、とてもシリアスな、それぞれの感情が行き交うお芝居だった。 子どものころ「パパと結婚する」と言っていた娘。 どうしても結婚したいわけじゃないけど、籍を入れようと思っている父と女性。 それぞれが、あなたはどう思う?と言うのは、相手の

          葬送のかたち

          ここ数年で大きく変わったことのひとつに、お葬式がある。 4年前の1月に送った母の時から思えば、家族葬がスタンダードになり、会社関係の参列など虚礼廃止が進んだのはいいことだと思う。 家族葬と言っても実際親戚は集まるし、どうしても会いたいという友人なら断られることはないだろう。 叔母(母方の叔父の妻)が亡くなり、一昨日の通夜と昨日の葬儀に参列した。 叔父叔母はみんな遠方のうえ高齢なので、近くに住む従弟が供花の手配をしてくれた。 お葬式はぶっつけ本番だ。 誰が何の段取りす

          『虎に翼』⑥わかるよわかる!は、わかってない

          先週末の『虎に翼』。 登場人物それぞれの立場が感じられる内容で、ハッとする台詞がたくさんあったので、書き留めておきたい。 ヨネさんの「辛くない人間なんていない」には、とても共感した。 でもその後で花江ちゃんに言った「わかってないから、甘えて泣いて、弱音を吐くんだ」に、それはちょっと…と思ったりもして💧 「私から見れば」にも、ん?となった。 自分のモノサシで見ているのでは? ヨネさんには悲しい過去があるけれど、どん底を知っているからといって、目の前にいる人と比べられるもの

          『虎に翼』⑥わかるよわかる!は、わかってない

          アイコンはだいじよね

          初めて会うnoteクリエイターさんに「アイコンそのままだから、すぐわかった」と言われた。 ギャー!嬉しい恥ずかしい嫌だー、でも嬉しい😆 顔を出すのは本当は嫌なんだけれど「こんな顔の私が書いてます」と伝えることを優先して、リアルの知人に見つかるのも覚悟の上で出している。 で、ひとつだけ訂正したくなったので書いておこうと思う。 アイコンは一枚の写真から切り出したもので、私の細くない右肩をギュッと引き寄せている男性の手が写っている。 これは旦那ではない!と言いたいだけなんだ