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梅ヶ枝餅が好き

太宰府には行ったことがないが、梅ヶ枝餅が好きだ。
多分お土産にもらったのが美味しくて、覚えていたのだろう。

今日もデパートの催事「パン&スイーツまつり」で、梅ヶ枝餅を買った。

時間がない中、エレベーターで7階まで上がり、のれんを探すと、あった!

デパートの催事は、話題のお店には結構な行列ができる。
それなのに、なぜか梅ヶ枝餅のお店はいつも端の方にあって、人が並んでいない印象だ。
みんな〜、梅ヶ枝餅おいしいのに〜。

5個入りにするつもりだったけれど、冷凍できると聞いて今日は5個×2包みを買った。

ところで、梅ヶ枝餅というと思い出す女性がいる。

短い期間だったけれど、カルチャー教室でエッセイ講座をしていたことがある。
新米講師の、初心者のためのエッセイ教室だ。
(こんな文章力でも、やってたんですよ💦)

そのときの受講者のおひとりが、梅ヶ枝餅のことを書かれたことがあった。
それが梅ヶ枝餅愛にあふれるエピソードで、ご家族そろって好きなんだな〜と感じるエッセイだった。

小林聡美さんの10年後みたいな、チャーミングな方だった。

その小林聡美さんは他にも、高野山日帰り弾丸ツアーのことも書かれた。

出発前に名古屋駅でモーニングを食べるかどうか迷う時点で、こちらは「くるぞ、何かあるぞ」とニヤニヤしてしまう。
そして、九十九折りの坂を走るバスの車内で食べることになった幕の内弁当は、添削など忘れるほどツボにはまった。

詳しく書かれていなくても、私には幕の内弁当のおかずまで見えるようだった。

もう何年も経っているのに、小林聡美さんの梅ヶ枝餅と高野山弁当は記憶に残っている。

あんなに印象に残るエッセイを書けたらいいなと思う。

小林聡美さん風の女性は、教室が再開したら絶対来ますと言ってくれた。

もう教室はやらないだろうけれど、美味しそうなエッセイをまた読んでみたい。

そんなことを思い出しながら、今夜のおやつの梅ヶ枝餅、いただきます。

出来立てでまだ温かかった梅ヶ枝餅
カバンの中で結構潰れてました

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