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テレビとネットの横断業界誌 MediaBorder

放送と通信の融合をテーマに、取材した記事や論考記事をメディアコンサルタント境治が書いていきます。テレビ局の方を中心に、広告業界、ネットメディア、調査会社など様々な分野の皆さんにご… もっと読む
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記事一覧

本日でこのマガジンは終了です、ありがとうございました

※画像はChatGPT4oで作成 お伝えしてきた通り、このマガジンは5月をもって終了となります。2021年2月にスタートしましたが、あらためてnoteのメンバーシップで再スタートします。 記事の購読だけなら550円とこれまでより安くなります。それも含めて3つの会員プランがあります。 メンバーシップは初月無料なので、6月になってから加入するのがおすすめです。 またこのマガジンはメンバーシップの「特典マガジン」となりますので、加入してもらえばバックナンバーを読み返してもらうこ

メディアは災害に備えた連携が必要だ〜NHK文研フォーラム「能登半島地震から5か月」ほぼ全録〜

※↑画像は「NHK文研フォーラム2024」トップページより 5月23日に配信されたNHK文研フォーラムのプログラムB「能登半島地震から5ヶ月〜地域メディアによる課題共有と今後を考える〜」を聴講した。90分の予定が2時間近くまで延びた濃厚な内容のディスカッションだったが、能登半島地震に直面した地域メディアによる生の議論は非常に学びの多いものとなった。石川県のNHK、民放、新聞の3つの違うタイプのメディアからパネリストを招いたことで、多角的な議論となった。行われた議論にできるだ

NHK料金問題の解決策?見たい番組だけ選ぶ、部分的サブスク方式を検討する

※トップ画像は「堀潤モーニングFLAG」WEBサイトより NHKについて激論しにMXテレビに行った 5月20日朝の東京MXテレビ「堀潤モーニングFLAG」にゲストとして呼んでもらった。後半の「激論サミット」で「公共放送のあり方」と題して、先週可決された放送法改正での「ネット業務必須化」を激論するというので声がかかったのだ。実は去年の4月に熊田安伸氏が出てやはりNHKを論じた回で、私はZoomの事前収録で間接出演していた。なんで熊田さんがスタジオで私が事前取材なんだよ、と思

さよならだけど、また会いましょう【購読者の皆さまへのお知らせ】

かねてからお伝えしてきた通り、このnoteでのマガジン、MediaBorderは5月末で終了します。 5月1日にスタートしたメンバーシップMediaBorderにその内容を移行します。3つの会員プランから選んであらためてのご参加をお待ちします。 1.購読会員 550円/月 記事を読めればいい、という方向けです。これまでより安価で記事をお読みいただけます。また奇数月にZoom雑談勉強会には参加できます。 2.交流会員 770円/月 会員同士での交流を希望する方向けです。偶数月

熊本で4000人の大ヒット!映画「骨なし灯籠」聖地巡り〜人々の心を震わせるグリーフケアの物語

脚本家が監督を務め、頑張って完成させた映画 昨年11月に、映画「骨なし灯籠」の東京試写会の様子をレポートした。 脚本家・木庭有生子氏が精魂込めて書いた脚本の映画制作が、プロデューサーも監督もいなくなって頓挫しかけた。どうしても作りたいと初めて監督に挑戦し、なんとか完成させた映画だ。木庭撫子という監督名で海外の映画祭に出品し、受賞したものの配給会社はつかない。大都市圏で上映したいと、東京と大阪で行った試写会だった。 私は古い友人として、脚本家としての実力は知っているけど監

Zoom雑談勉強会に参加する方へ

先ほどの記事の参加用のZoom情報がメンバーシップの掲示板になっていました。あちらへの移行がお済みでない方はこちらのURLでご参加いただけます。

5月30日のZoom雑談勉強会にあたって、生成AIのこととapneaのことをもう少し

10日の記事でお伝えした通り、30日19時にストリーツ株式会社のapneaを紹介するZoom雑談勉強会「メディア専用生成AI、apneaは記事作成をどう便利にするか?」を開催します。同社の渡邉真洋(マヒロ)さんにapneaについて説明してもらいます。私は「マヒロさん」と呼んでいます。この会社とマヒロさんについて前もって少し説明しておきます。 マヒロさんはこんな方です。爽やか青年ですね。 マヒロさんのプロフィールをもらったので載せておきます。 ヤフーにいて様々に経験を積み、

KBC九州朝日放送の持株会社化は「ふるさとWish」の延長線上にあった

昨年、持株会社制度を導入していたKBC九州朝日放送 4月の新潟放送の取材では、ローカル局が持株会社化する意義がよくわかり発見になった。認定放送持株会社の制度はキー局がローカル局を傘下に入れるためにできたと捉えられていた。だがローカル局にとってはまた違う意図で有効な制度だったのだ。 そこで気になるのが、他のローカル局の持株会社化だ。特に、これまで何度か取材してきたKBC九州朝日放送も昨年4月に持株会社制に移行していたのが気になっていた。 そこで福岡に行き取締役の大迫順平氏に

5月30日Zoom雑談勉強会を開催、お気軽にご参加ください

MediaBorder2.0ではメンバーの皆さんが参加できる勉強会を毎月開催します。偶数月は「交流会員」「応援会員」が参加できるリアルに集まる勉強会ですが、奇数月は「購読会員」も含めて参加できるZoomを通じた勉強会です。発表者にプレゼンしてもらって、そのあとは雑談的にわいわい進行できればと思います。 テーマは、生成AIをコンテンツ制作にどう使うか? 5月30日は19時から、streets株式会社の渡邉真洋さんに同社が開発したapneaについてお話ししてもらいます。「メデ

生成AIはコンテンツ業界にとって、天使でもあり悪魔でもある

詐欺広告やMFAサイトを増殖させたのは生成AI? SNSでの詐欺広告の話題が連日のようにニュースになっている。被害額はすでに何百億にもなると言われており、もはや社会問題だ。 メディア業界にとって同じくらい、あるいはそれ以上に問題なのがMFAサイトだ。これについてはAdvertimesに詳しく書いたので参考にしてほしい。 アドネットワークの広告配信先にこっそり入り込んでいたり、自ら広告主となってアクセスを得てより高い広告収入を稼いだり、実に巧妙なやり口だ。それによって真っ当

アドリーチマックスのインプレッション取引はテレビCMの価値を高めるか

※画像はChatGPT4に「ARMという文字が画面に映ったテレビが未来的なリビングルームにある画像を作成してください」と入力して生成されたもの アドリーチマックスは「入稿中四日」だけではない 日本テレビが11月に発表したアドリーチマックス(以下AdRM)プラットフォーム。テレビCMのこれまでの取引にあった不便をなくし、デジタル広告と同じような合理的なセールスをします、というものだ。来年、25年4月にスタートさせるというから、随分前の発表になった。これは、早くからアナウンス

【購読者向け重要記事】5月からメンバーシップに参加いただける皆さまへ

4月23日の記事は読んでいただけたでしょうか?まだという方はまずこちらからお読みください。 5月1日からnoteのメンバーシップの形でMediaBorder2.0をスタートさせます。 もし記事の購読を継続いただける場合、いちばんお得なのは4月末でこのマガジンを退会し、5月1日にメンバーシップに参加してもらうことです。初月無料ですので5月の購読料がかからずに済みます。 退会については以下のnoteの説明ページをお読みください。 その上で、5月1日にこのページでメンバーシップ

ローカル局は2度創業できる〜新潟放送はなぜHD体制になったのか〜

昨年ホールディングス体制になったBSN新潟放送 BSN新潟放送は52年にラジオ放送、58年にテレビ放送を開始した新潟民放局の雄だ。今年の1月に友人の紹介で島田好久社長と知り合いお話した際、昨年から持株会社体制に移行したことを知った。キー局は全て、関西と中京地区の準キー局でも一部が、そしてローカル局でも何局かはすでに持株会社体制にある。その多くは株式上場している。新潟放送の持株会社も上場しているが、実は元々新潟放送は上場企業だった。珍しい事例と思ったし、それを島田社長が快活

【購読者向け重要記事】5月1日、MediaBorderはバージョンアップします!

MediaBorder読者の皆様にお知らせです。長らく定期購読マガジンとして運営してきましたが、5月1日からMediaBorder2.0にバージョンアップし、noteのメンバーシップとして新しくスタートします。 そのため、現在のこのMediaBorderは5月いっぱいで読めなくなります。5月1日以降の記事はメンバーシップの会員限定記事としてこれまでにも増して頻度を高めて書いていきます。5月中は同じ記事をこのMediaBorderでも暫定的に更新していきます。 つまり、新しい