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幸運の鍵 第四冊

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おかげさまで「幸運の鍵」も第900話になりました。皆様の応援の賜物と感謝致します。第901話より、こちらのマガジン第四冊に収蔵させて頂きます。引き続きのご愛読宜しくお願い致します。
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記事一覧

幸運の鍵 第1132話

幸運の鍵 第1132話

《令和6年5月23日(木)》

人は問題解決のために、外的要因ばかり探しがちです。例えば、勉強の成績を上げるために、新しい参考書を吟味することには一生懸命になります。旺文社が良い、学研が良い、いやいや三省堂が良い…等々。しかし、肝心の家庭学習の時間を2時間から3時間に増やすことは、中々考えないものです。問題解決の鍵は、実は内的な要因に依ることが多いことに気付かなければいけません。米国の女性画家、リ

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幸運の鍵 第1131話

幸運の鍵 第1131話

《令和6年5月22日(水)》

自分の人生を大切に、そして思う存分生き抜くことは、とても大切なことですね!今日はその人生に対する向き合い方について、「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助の言葉をじっくり読んで頂きたいと思います。

「自分には自分に与えられた道がある。
天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、他の人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広いとき

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幸運の鍵 第1130話

幸運の鍵 第1130話

《令和6年5月21日(火)》

人はとかく、自分の実力以上のことをやりたがります。特に順風満帆で、何でも思った通りに運ぶ時は、イケイケどんどんで勢いだけに任せてしまうものです。それは、実力がまだ不十分だということに気付かずに、自分の力を過信してしまうからですね。一旦過信すると、スランプに陥った時に這い上がるのが大変になります。こんなはずではなかった…と、右往左往してしまう時がそういう時です。小説家

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幸運の鍵 第1129話

幸運の鍵 第1129話

《令和6年5月20日(月)》

人間は生まれながらにして、宿命と運命を背負っています。宿命と運命…、同じことのように思っている人も多いと思いますが、実は全く違うものです。宿命とは「命が宿る」と表されるように、私達がこの世の中に命を授かった時に、既に私たちの中に宿っていたものを指します。 一方、運命とは「命を運ぶ」…、すなわち、自分達の意思で、授かった命を運んでゆくという意味があります。簡単に言うと

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幸運の鍵 第1128話

幸運の鍵 第1128話

《令和6年5月19日(日)》

人生は一つの学校みたいなものです。普通は小学校6年、中学校3年、高校3年、大学4年で終わりますが、人生は100年の学校に例えられるのかもしれませんね。人生とはまさに死ぬまで学びの時間なのだと思うのです。そこでは、楽しいこと辛いこと…たくさんの学びがあるわけですが、楽しいことや成功体験よりも、辛いことや失敗の体験こそが、良き教材となるのだと思います。ロシアの文芸学者、

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幸運の鍵 第1127話

幸運の鍵 第1127話

《令和6年5月18日(土)》

「失敗は成功のもと」という言葉はよく聞きますね。失敗の教訓を生かして取り組めば成功に結びつく…という諺ですが、1970年の日本万国博覧会での「太陽の塔」や、「芸術は爆発だ」の言葉で有名な芸術家、岡本太郎は全く逆の言葉を残しています。今日はその言葉をご紹介します。

『むしろ「成功は失敗のもと」と逆に言いたい。
その方が、この人生の面白さを正確に言いあてている』

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幸運の鍵 第1126話

幸運の鍵 第1126話

《令和6年5月17日(金)》

人生の中では様々なチャレンジをしますね。勉強でも仕事でも、あるいは趣味に至るまで、何かをクリアしようとすると、必ずそれ相応のチャレンジが必要になります。しかしチャレンジには失敗が付きものです。皆さんも、失敗して悔しい思いをしたことがたくさんあることと思います。何度も何度も失敗してしまうと、人はどうしても弱気になって諦めてしまいがちですね。しかし、そこでもう一度挑戦で

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幸運の鍵 第1125話

幸運の鍵 第1125話

《令和6年5月16日(木)》

人はいろいろな目標を持ち、それに向かって努力をします。皆さんも過去からたくさん努力をし、そして今も努力を続けているはずです。学ぶことも働くことも努力が必要ですし、そもそも生きること自体が努力無しには続かないものです。ただ、目標値の難易度が上がれば上がるほど、並大抵の努力では達成できないことが多くなりますね。その時に、無理だと感じて諦める場合が出てきます。ミスタープロ

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幸運の鍵 第1124話

幸運の鍵 第1124話

《令和6年5月15日(水)》

人の一生は、目標に向かって挑むことの繰り返しですね。学生の時は、高校受験や大学受験でチャレンジします。スポーツをしている場合は、インターハイやインカレを目指します。社会に出ると、仕事の中で目標がどんどん出てきますね。営業であればノルマ達成という厳しいハードルを、何度も何度も乗り越えなければいけません。そういうチャレンジに疲れて、諦めてしまうことも多いものです。米国の

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幸運の鍵 第1123話

幸運の鍵 第1123話

《令和6年5月14日(火)》

この世は魂の修業の場と言われます。信じる信じないは人それぞれの自由ですが、例えば1レベルの魂が10レベルまで進化するのが究極の目標だとして、今世では1から2になるのが使命、一旦あの世に戻り、来世では2から3になるのが使命、来々世では3から4レベルになるのが使命…。その繰り返しで人間は何度も生まれ変わって来るというのが、簡単なイメージだと思います。それを前提として考え

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幸運の鍵 第1122話

幸運の鍵 第1122話

《令和6年5月13日(月)》

人間は生まれながらにして、様々なハンデを持って生まれてきます。体の障害を持って生まれてくる人もいれば、貧困の環境に生まれる場合もあります。何事もなく幸せに生まれてきた人も、その後に家族と早く死に別れたり、怪我をしたり病気を抱えたり、人生では様々な紆余曲折を経験するものです。少なくとも何の不幸も経験せずに一生を終える人はいないはずです。何故なら人間はこの世で修業を重ね

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幸運の鍵 第1121話

幸運の鍵 第1121話

《令和6年5月12日(日)》

ピンチに陥った時、あるいは挫折して底辺まで落ちた時、早く這い上がって来れる人と、中々這い上がって来れない人に分かれるものです。傍から見ていると、幸運に恵まれている人と不運のままの人に見えてしまいます。しかし、それはそう見えるだけで、実は本人達が遭遇している試練の度合いは同じなのです。ではなぜそう見えるのか?それは、その人間の心の持ち様、発する波長の違いなのです。元住

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幸運の鍵 第1120話

幸運の鍵 第1120話

《令和6年5月11日(土)》

人間は利己主義に陥りやすい存在です。いざとなったら自分さえ良ければいいという態度を示したりもします。「個」を尊重するのは大切ですが、「個」ばかり尊重しすぎると、皮肉にも「個」自体が不幸になりかねない危険性にも注意しなければいけません。「インド独立の父」、マハトマ・ガンジーは次のように言っています。

「万人の福利を願うことが自らの福利につながる。
自分や自分の所属す

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幸運の鍵 第1119話

幸運の鍵 第1119話

《令和6年5月10日(金)》

実家に「積善余慶」…せきぜんのよけい…と書かれた額があります。亡き父がお寺の住職に書いてもらったものらしく、とても大切にしていた記憶があります。意味は「善行を積んだ家には、子孫の代にまで及ぶ幸福が必ず訪れる」ということらしいです。子供心には、ふ〜ん…といった程度でしたが、今になると、亡き父が大切にしていた思いがよくわかります。悪事を重ねて幸せになるはずもなく、幸せに

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