ウオズミユウ

モットー:車輪の再開発を恐れない。 もっと仕事に誇りを持ちたい美容部員。言語(書くこと…

ウオズミユウ

モットー:車輪の再開発を恐れない。 もっと仕事に誇りを持ちたい美容部員。言語(書くこと)も非言語(音楽)も大事にしようと思う人。リスタートを恐れないで歩きたい。 オンライン自助カフェはただいま停滞中ですが、細く長く継続予定です。

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記事一覧

慣れたことだからと思っていたけれど、結局よくわからなくなった話

知人が遠くへ旅に出た。飛行機を何回も乗り換え、海を渡る遠くへ。わたしの行ったことのない遠く。 送られてきた写真やその人のインスタからは、旅を楽しんでいる様子がこ…

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不安とは、敵か味方か

最近のわたしのキーワードは「不安」だった。他人から言われたことで、わたし自身が気づいたわけではない。いや、思い返せば日記やこのnoteにもちょくちょく「不安」という…

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自意識過剰であって良い

目が覚め、布団の中でスマホアプリからメールボックスを開く。あ、来てる。しかもこんな早朝に。いや、このメールの書き手の睡眠時間や生活リズムはわたしとは違うので、「…

ウオズミユウ
2週間前
59

バスタオルひろげて待っててあげる

スマホの電話帳をたぐる。た行まで行きスピードを落とす。「豊岡チーフ」の名前まで行き、詳細を押す。電話番号はふたつ。どっちだったっけ。たぶん、先に登録したほう。二…

ウオズミユウ
3週間前
68

不機嫌

昨日はひさしぶりに帰宅が深夜になった。最近あんまり、終電を意識するような時刻に帰宅しない。もっと宵の口の健全な時間。 帰宅したらどっと疲れが出るかなと思っていた…

ウオズミユウ
3週間前
76

母の日・贈り物考

五月十二日は母の日というやつだった。母の日というイベント的なやつ。そういうやつ。そういうやーつ。 わたしは今年の母の日、この数年来ずっとできなかったことを成しと…

ウオズミユウ
1か月前
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ノクターンOp9-2 練習いっかいめ

00:00 | 00:00

・はじめはゆっくり練習 ・トリルの速さが合ってない ・歌って補填しようとしがち ・感情を言葉にすることを抑えきれない(難しい~( ˘•ω•˘ )など) 本人は至って真面…

ウオズミユウ
1か月前
47

わたしを拾ってくれたひとへ⑤(ある夢の分析)

夢をみた。 わたしは誰かの車に乗っていた。誰かに連れられて向かった先は、カウンセラーの自宅だった(i以下、counselorの頭文字を取ってCさんと呼ぶことにする)。おそ…

ウオズミユウ
1か月前
46

あきらめる前に

向き合う勇気がなくても 見てみるしかない 誰かに理解を求める前に 丁寧に内側を覗き込むのだ 見えないものが見えてくることは 苦痛を伴うけれど がんばれわたし もう少し…

ウオズミユウ
1か月前
69

横並び

先日、友人と出かけた。目的は遠方の美術館。わたしには久しぶりの遠出だった。友人の車を走らせ、山道を抜け、海を眺め、港を通り過ぎて目的地に着いた。 友人は長距離の…

ウオズミユウ
1か月前
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4/25カウンセリング記録

午前中、カウンセリングを受けてきた。これを書き始めたいまは、その日の午後。頭がぼーっとしている。ぼーっとしているのにどこか考えることがやめられないので、書き出し…

ウオズミユウ
1か月前
66

必要な遠回りをしてほしい

先日の夜更け、所用がありれいこちゃんに電話した。夜更けも夜更け、もう寝ているかなと思いながらかけたら、予想通り電話に出ない。就寝していてもおかしくない時間であっ…

ウオズミユウ
2か月前
77

運命とかそうじゃないとか

出会ってしまった。そう、このひとだったんだ。彼が運命のひとだってわかった。いや、これは、わかった、っていう頭で考えた感覚じゃない。ピンときた、とか、全身が震えた…

ウオズミユウ
2か月前
63

感傷にひたるとき

帰宅してシャワーを浴び、スマホを開くといくつかnoteの通知が来ていた。 「○○さんがあなたをフォローしました」 お、と思いそのひとの名前をタップして開く。プロフィー…

ウオズミユウ
2か月前
73

俯いていてもいいから、それには意味があるのだから

つい、視線だけが遠くへいってしまう。わたしはいまここを生きていることを忘れて、遠い過去や、あるいは未来へ思いを馳せてしまう。タイムトリップしているみたいに。思い…

ウオズミユウ
2か月前
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読書感想文「代替行動の臨床実践ガイド」

「代替行動の臨床実践ガイド」という本を読んだ。 副題の「『ついやってしまう』『やめられない』の〈やり方〉を変えるカウンセリング」という文言に惹かれて。 「臨床実…

ウオズミユウ
2か月前
63
慣れたことだからと思っていたけれど、結局よくわからなくなった話

慣れたことだからと思っていたけれど、結局よくわからなくなった話

知人が遠くへ旅に出た。飛行機を何回も乗り換え、海を渡る遠くへ。わたしの行ったことのない遠く。
送られてきた写真やその人のインスタからは、旅を楽しんでいる様子がこれでもかと伝わってくるのだった。日本では見慣れない食べものに飲みもの、本やネットでしか見たことのない建物、異国の言葉、明らかに日本とは違う空の色。日本のコンビニチェーンも、その国では佇まいが違う。

その知人は、これまで経験してきた出来事に

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不安とは、敵か味方か

不安とは、敵か味方か

最近のわたしのキーワードは「不安」だった。他人から言われたことで、わたし自身が気づいたわけではない。いや、思い返せば日記やこのnoteにもちょくちょく「不安」という言葉を書き連ねていた。

でも、わたしにとって「不安」はあまりに身近な、慣れ親しんだ存在だと認識していた。
不安という感情を明確に意識したのは、小学生の頃、モンゴメリの名作「赤毛のアン」を読んだときのことだったと思う。たしか、物語の中の

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自意識過剰であって良い

自意識過剰であって良い

目が覚め、布団の中でスマホアプリからメールボックスを開く。あ、来てる。しかもこんな早朝に。いや、このメールの書き手の睡眠時間や生活リズムはわたしとは違うので、「早朝」ということに意味は持たないかもしれない。わたしは朝が弱いから、特別に「早朝」と感じただけかもしれない。

こわごわ、その受信メールを開く。安堵してよいのか、何かを含んでいるのか、寝起きの頭で考える。そう、寝起きいちばんに確認したいくら

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バスタオルひろげて待っててあげる

バスタオルひろげて待っててあげる

スマホの電話帳をたぐる。た行まで行きスピードを落とす。「豊岡チーフ」の名前まで行き、詳細を押す。電話番号はふたつ。どっちだったっけ。たぶん、先に登録したほう。二行あるうちの上の番号を押す。

おそらく一年以上ぶりに架電した。コール音がする。話し中のアナウンスが流れるかな、と思いながらその音を聞く。電話した先はある相談機関だった。二年近く前まで、半年くらいの間、いや、七、八カ月くらいの間だったか、か

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不機嫌

不機嫌

昨日はひさしぶりに帰宅が深夜になった。最近あんまり、終電を意識するような時刻に帰宅しない。もっと宵の口の健全な時間。
帰宅したらどっと疲れが出るかなと思っていたら、そうでもなくてさくさくと家事をしたりして、シャワーをすませて洗濯機まわして、ルーティンワークのストレッチもして日記も書いた。洗濯終わるまでもうちょっとあるなという時間、歯磨きしながらnoteアプリを開いた。

noteはスマホからあんま

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母の日・贈り物考

母の日・贈り物考

五月十二日は母の日というやつだった。母の日というイベント的なやつ。そういうやつ。そういうやーつ。

わたしは今年の母の日、この数年来ずっとできなかったことを成しとげた。なんと、母の日当日、ぴったりにプレゼントが届くように手配をしたのだ!(拍手の音) え、快挙なんですけど。わたしがんばった。当日まで本当に心臓ばくばくものだったよね。

どうしてだか、そしてある対象に限ってのことかもしれないが、贈り物

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00:00 | 00:00

・はじめはゆっくり練習
・トリルの速さが合ってない
・歌って補填しようとしがち
・感情を言葉にすることを抑えきれない(難しい~( ˘•ω•˘ )など)

本人は至って真面目に練習しています。
続きをお楽しみに…?

わたしを拾ってくれたひとへ⑤(ある夢の分析)

わたしを拾ってくれたひとへ⑤(ある夢の分析)

夢をみた。

わたしは誰かの車に乗っていた。誰かに連れられて向かった先は、カウンセラーの自宅だった(i以下、counselorの頭文字を取ってCさんと呼ぶことにする)。おそらく、正確に言えば自宅と思しき場所、だ。そこはアメリカのドラマに出てくるような、緑が多く広い庭を持つ家の並ぶ住宅街だった。オレンジの陽が淡い黄色の壁を反射していてまぶしい。行ったことはないけれど、西海岸ってこんな感じなのかしら。

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あきらめる前に

あきらめる前に

向き合う勇気がなくても
見てみるしかない
誰かに理解を求める前に
丁寧に内側を覗き込むのだ
見えないものが見えてくることは
苦痛を伴うけれど

がんばれわたし
もう少しだけふんばりなさい
指をくわえて期が熟すのを待つには
人生は短すぎるんだ

横並び

横並び

先日、友人と出かけた。目的は遠方の美術館。わたしには久しぶりの遠出だった。友人の車を走らせ、山道を抜け、海を眺め、港を通り過ぎて目的地に着いた。
友人は長距離の運転に慣れているので、わたしは助手席係に徹する。飲み物とおやつを用意して、流れゆく車窓からの景色をぽつぽつと読み上げるようにひとりごちた。雨だった。せっかくのお出かけ、「あいにくの」と枕につけてしまいそうな天気だったが、でも、少なくともその

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4/25カウンセリング記録

4/25カウンセリング記録

午前中、カウンセリングを受けてきた。これを書き始めたいまは、その日の午後。頭がぼーっとしている。ぼーっとしているのにどこか考えることがやめられないので、書き出してみる。



今回は時間を有意義につかえるよう、カウンセラーと共有できる詳細なメモを用意した。このようなメモは、用意することもあればしないこともある。しないときも、自分にしかわからない程度のざっくりしたものは用意するようにしている。ただ

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必要な遠回りをしてほしい

必要な遠回りをしてほしい

先日の夜更け、所用がありれいこちゃんに電話した。夜更けも夜更け、もう寝ているかなと思いながらかけたら、予想通り電話に出ない。就寝していてもおかしくない時間であったし、いさぎよく諦め、わたしは電話を切った。

翌朝。早い時間にれいこちゃんからメッセージが入っていた。
「久しぶり、電話くれたんやね! 夜中に気づいたけど、いま彼と旅行中だから話せないんだ。ごめんね」
れいこちゃんは優雅にも、彼と一緒に桜

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運命とかそうじゃないとか

運命とかそうじゃないとか

出会ってしまった。そう、このひとだったんだ。彼が運命のひとだってわかった。いや、これは、わかった、っていう頭で考えた感覚じゃない。ピンときた、とか、全身が震えた、とか、そんな感じ。会って、お互いのことを少し話して、その決して多くない言葉を拾うだけでわかった。わたしはこのひとと出会うべきだったのだと。
お互いのことを知り合うのに、時間はあんまり必要なかった。だって話さなくてもわかるから。言葉を介さず

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感傷にひたるとき

感傷にひたるとき

帰宅してシャワーを浴び、スマホを開くといくつかnoteの通知が来ていた。
「○○さんがあなたをフォローしました」
お、と思いそのひとの名前をタップして開く。プロフィールを見ると高校生だった。きっと彼女はわたしのフォロワーさんの中で最年少。

高校生か。髪も乾かさずスキンケアもそこそこにいくつか記事を読んだ。
青葉みたいなみずみずしさが溢れる文章に、でも目を凝らすとしっかり芯のようなものが見える気が

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俯いていてもいいから、それには意味があるのだから

俯いていてもいいから、それには意味があるのだから

つい、視線だけが遠くへいってしまう。わたしはいまここを生きていることを忘れて、遠い過去や、あるいは未来へ思いを馳せてしまう。タイムトリップしているみたいに。思いと一緒にからだも持っていかれるような感覚を伴って。

あまり遠くばかり見ないでいよう。わたしはいまここにしか生きていない。過去も未来も生きることはできない。こうやってキーボードをたたいているわたしが、いまのわたし。そしてわたしはいまここにし

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読書感想文「代替行動の臨床実践ガイド」

読書感想文「代替行動の臨床実践ガイド」

「代替行動の臨床実践ガイド」という本を読んだ。
副題の「『ついやってしまう』『やめられない』の〈やり方〉を変えるカウンセリング」という文言に惹かれて。

「臨床実践」とついている通り、セラピストや支援者、養育者向けの内容だけれども、平易な言葉が多くつかわれており、素人のわたしでも難なく読み進められた。
患者にとって悪、害となっている問題行動について、代替行動、つまり「代わりとなる行動」への変化を促

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