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つぶやきこばなし:行きどまりは「もっと生きやすくなる方向へススメ」の合図!

こんにちは。あゆみです。

タイトルのとおり。今回は、私自身がにっちもさっちもいかずに、想いが煮詰まって濃くなりすぎた時に感じていたことや、ちょうどよい塩梅に味を整えるために考えてきたことをシェアしたいと思います。

「なんとなく流れがとまってる気がする」とか「どうしてすんなり行かないんだろう?」と、もどかしく思われているかたに向けて・・・今この時を全身で味わい、ゆるゆると人生のながれに身を任せながらも「よしこれだ!」に、つながるようなお話がしたいです。


以前もお伝えしたのですが、私の記事は「これを読めば一発逆転!」というものではなく、あくまでも「じっくりゆっくりのスタンス」で、なるべくムリのない “ゆるやかな好転反応” を実感いただくことを目標としています。「カウンセリングの考え方を、自然なかたちで日常に」が、モットーです。

たとえ時間がかかるように見えたとしても、土台をしっかりさせることで、やさしくしなやかな心を育むことができると信じています。これは、息のしやすい「生きやすさ」につながります。

また、“対処療法も時に必要” という前提で、すぐに結果が出そうなものに飛びつき続けると、リバウンドを起こしやすいことも。そう考えると、回り道のほうが意外と近道なのかもしれません。加えて、これを実践するうえで大事なのは「時間が必要でも取り組む価値がある」と、腑に落ちる過程をとおることだと思っています。

このような地道な営みが、ひいては自己実現に向けての力強い一歩にもなりますから、即効性をご希望ではないかたにとって、「ちいさな理解が積もれば盤石な山となる効果」が期待できます。よろしければ、他の記事もあわせてご覧くださいね。

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どんな人にも訪れる停滞感

人生には「イケイケどんどん!青信号」の時もあれば、なんだかどっちつかずな「前後左右、はたまた上下にもご用心?黄色信号」の時もあります。また、「こりゃだめだ・・・まるでドクターストップ赤信号」の診断をもらった日には、にっちもさっちもいきません。

これらは、そのひと個人の課題という概念を超えた、どんな人にも起こりうる「人生のバイオリズム」が引き起こす現象と言えるでしょう。


どんな人も味わうものだからと、宇宙視点で、今起こっている行きどまり感を「なぁんだ・・・私も数ある星のなかの、ほんの小さな一個体にすぎないのだから気にすることはない」と思えたらいいのですが、当事者意識に戻るとそうは言ってられませんよね。

私たち一人ひとりが、ひとつの小宇宙を懸命に生きているのだから、焦ったり、迷ったり、悩んだりするのが自然だと思います。


では、この時。焦ったり悩んだりしたまま、無理矢理にでも現状打破するぞ!と躍起になると、どうなるでしょうか。

もちろん、ド根性ヒューマン魂で、立ちはだかる壁をスーパーパンチで壊せることもあると思うし、思い切り助走をつけてロッククライミングのように壁をよじのぼることだって、できてしまうかもしれません。

「自分ならできる!できる!」と奮い立たせて、おりゃーっとちからを出し、望ましい結果を手にすることができるならいいのですが・・・

正直なところ、けっこうタイヘンかな?と、個人的には思います。分厚い壁はかたくて重いから、繊細にできている人間の手のほうが痛むだろうし、無理矢理に高い壁をよじ登ったまではいいけれど、降りられなかったり落っこちでもしたら危ないです。

あと、覚えておきたいのが、ムチャをすると困るのは、自分だけとは限らないということです。周りの人たちに破片が飛びちるのは避けたいし、あぁぁ・・・危なっかしい!って心配かけるのも、なんだか忍びないですよね。(面倒をかけることも場合によっては絆を深めることになるけれど、なんでもかんでも困らせていいよという意味ではないはずです)


ちなみに、強行突破できてしまう人というのは、それだけ腕力や胆力がある証拠ですから、ハイパワーを発揮できるのは素晴らしい才能なのです。そのチカラが欲しくても、手に入れることが難しい人だっていますよね。

大事なのは、(力づくが得意な人もそうではない人も)せっかくの光り輝く素質をぞんぶんに生かすために何ができるかを考えることだし、つまりは、「パワーの使い所」と「発する方向性」を定めることができるといいのではないでしょうか。

▲ついつい、オラオラしちゃう人は覗いてみてくださいね☆私もガンコものの一面あるので肝に銘じます(笑)



ゴリ押しよりも背中押しを選びたい

こうありたいと思うキモチが強ければ強いほど、つまり、エネルギーの総量が多ければ多いほど。

どこに、どうやって押し出せばいいの?これってワガママじゃない?大丈夫?と、悩むことがあるかもしれません。

「ゴリ押しと背中押し」

もちろん、生き方や在り方は人それぞれだし、正解はひとつではありません。だから、時と場合とやり方次第では、ゴリゴリ生きることを選ぶ人がいてもいいのだと思います。

また、自分や周りの人が「この道しか進めんのだ!」と意地を張る瞬間を目の当たりにした時に 、その“根本の理由” に想いを馳せてみると、深い理解につながります。

たとえば、「自分(のやり方)を認めてほしい」と願えるのは、純粋に自分(の人生)を愛する気持ちがある証拠ですし、「こうしたほうがいいよ」というまっすぐな助言は、他者に対する思いやりの心があるからできることですよね。

もし、「そんなのは綺麗ごとだ!自分にはない!」と思われるかたがいたとしても、綺麗ごと抜きにして “ヒトとしての生存本能” は存在していますから、個人的には「全くないよ」と言い切るほうが難しい気がします。

だとしたら。

自他ともを困惑させがちなゴリ押しよりも、やさしくて明確で、無理のない「背中押し」を選びたいし、選ぶ人が増えたらいいなと思っています。なぜなら、そっちのほうが笑っていられるだろうし、安心して生きられるからです。押しつけたいわけじゃないのですが、きっと、潜在的には多くの人が望んでいることだと信じていますから、はっきりと意思表示させていただきます。



青信号はそのままGO!「かもしれない運転」を心がけて、安全に爽快に、ほどよいスピードで風をきり、快適なドライブを楽しみましょう。

気をつけることが多くて思うように進まない黄色信号では、もやもや感のなかから「スローペースだからこそ見える景色」を探しましょう。道路沿いにあるステキなカフェや、可愛らしいお花屋さんを見つけたならば、好奇心がくすぐられ、こころを豊かに潤します。

にっちもさっちもいかない赤信号は、留まることの意味を見出す大切な機会。そのまま進んでたらケガしてたかもしれないからこその「止まれの合図」だったり、こっちの道がよかったと思い込んでたけど、思い込んでるうちには気づけなかった「新たなルート」を見せてくれようとしてるのかもしれません。


行きどまりは「もっと生きやすくなる方向へススメ」の合図!

青信号も黄色信号も、赤信号もあっていい。イチバン大事なのは「空気がおいしいと感じられる余裕をもち、道すがらを朗らかに楽しむこと」ではないでしょうか。

今この時。与えられている機会に気づこうとすることで、多くの実りがもたらされるはずです。

赤青黄 どれもこれもしあわせの合図


焦りながらも、焦っている理由のなかに「生きやすくなるヒント」があるはずです。面倒だなと感じながらも、少しずつ着手することで、綺麗ごとが現実になるはずです。

ムキになるより、気にかけ実になる「あたたかな背中押し」を。あなたや私の生き方を、魅せてまいりましょう。



誇り高き「度量」と美しき「調和」

どんなふうに生きたいのか。

これぞ私の生きる道。

いろいろあって当たり前。価値観ちがって当たり前。だからこそ、私たちが信じる道を、いっぽいっぽ歩めばいい。

そのうち「これだ!」が見えてきたなら、イケイケどんどん進むだけ。ガンコさは「堂々と胸を張るための強さ」に。ちがうことを恐れるキモチは「調和への切なる願い」だから。

この「ふたつの質のちがうパワー」が、自らを欲しい答えに連れて行ってくれるはずですし、私たちをつなぐ心強い架け橋となってくれるでしょう。


◇◇◇◇◇


次のやさしい人間観察辞典「戦車(THE CHARIOT)」では、今回のお話の続きを語ります。不思議なことに、ちょうど今の私に必要なタイミングで執筆する流れになっていますが、たぶん、計算じゃないですよ(笑)

どんな人にも当てはまる、楽しくて不思議なタロットの世界。よければちょこっと覗いてみてね♪

人の意見も訊いてみて、たまには言うこと聞きましょう。私の想いもシッカリ聴いてもらいましょう。“これがホントのきくちから!” 建設的なコミュニケーションは、やさしい居場所をつくります。


最後までお読みくださって、ありがとうございました😊



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