総務部総務課 マモたろう

中小企業の総務部マネージャーとして、人事、総務、経理、法務、情報システムなどの業務に携…

総務部総務課 マモたろう

中小企業の総務部マネージャーとして、人事、総務、経理、法務、情報システムなどの業務に携わる傍ら、社会人学生をしています。総務の視点で「良い会社づくり」を目指し、その気づきや学び、感想、転職、そしてたまに詩のようなものを綴っています。どうぞよろしくお願いします。

マガジン

  • 共育LIBRARY×共同運営マガジン

    • 13,559本

    noteで成長したい。もっとたくさんの人に記事を見てほしい。仲間とつながりたい。少しでもよりよい未来の為にできることを発信したい。 そんな共通の「思い」をもつ方ならば、誰しも歓迎します。 共に手を取り合い、共に成長していきましょう!

  • 【みんなで創る】クロサキナオの運営マガジン

    • 32,228本

    このマガジンは「楽しく、続ける」を趣旨として発信してます。まだnoteに慣れてない人は知り合いづくりと記事の共有を兼ねてぜひご参加してみてはいかがでしょう🌹 ※原則1日投稿記事は2本までとしました。ご了承ください。

  • とらねこの共同マガジン『トランスミッションⅡ』

    • 10,462本

    トランスミッションⅠのミラーマガジンです。脆弱性が報告されたため設置しています。🌱参加者100名、フォロワ数150名、3000記事以上が収録されています。🌱コンテンツを広めたい方の参加、お待ちしています。🌱マナー:①連続投稿はしない②社会一般的に不適切な記事は投稿しない③トップ画面は変えない。参加希望の方は,マガジンの固定記事からコメントしてね(ง •̀ω•́)ง

  • noterたちが紡ぐ本づくり出版企画

    • 13本

    「共同マガジンで一緒に本を出版しませんか?」の企画で作られたマガジンです!

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【サイトマップ】総務部総務課マモたろう

お疲れ様です。総務部総務課マモたろうです。 お立ち寄りいただきありがとうございます。 私は中小企業でバックオフィスのマネージャーをしています。バックオフィスの仕事はデータや書類を多く扱いますが、本質は、人と人の営みが好循環となるような仕組みや場をつくり、組織の成長を手入れすることです。 「良い会社をつくる」 なかなか一筋縄ではいかないですが、それを目指す過程での学びや気づきを主に投稿しています(たまに詩のようなものも)。 以下はサイトマップです。ご覧いただけると幸いです

    • 人事総務で一番大事な能力とは。

      「不正をしない」ことです。 能力と書いたのは、不正をするかしないかは「選択」であるからです。自分だけ得をしたい、自分だけ評価されたい、そう思ってしまうことは仕方がないこととしましょう。そんな気持ちはあっても当然です。しかしそれを選択するかしないかは自分自身の能力です。 「不正をしない、そんなことはあたりまえだ」と感じているかもしれません。ですが、これが案外難しいことなのです。 まず、不正の定義です。 組織には特徴があります。 面接で経営者のタイプを問われた際に「ワンマン

      • グッドハートの法則

        グッドハートの法則をご存知でしょうか。私は最近知りました。 「グッドハート」。とてもポジティブな響きです。ポジティブさを感じてのぞきにきてくれた方もいらっしゃるかもしれません。申し訳ありませんが、グッドハートは人名です。 「管理のために用いられる測定はすべて信頼できない」 これがグッドハートの法則です。 心当たりはありますでしょうか。私はあります。つまり、目標管理制度(MBO)を人事査定と結びつけると、それはすべて信頼できないと云えます。 考えないようにしていましたが、

        • 中途入社と受け入れ側へのお願い。

          「長いものには巻かれろ」ということわざがあります。 中途入社の方へ 中途入社は、欠員、新スキル・新技術の獲得、組織強化と背景はいろいろと違います。「我が社に新しい風を」「そのスキルを我が社に」と人事や経営層から期待され、そう言われたかもしれません。しかし「異物」であることに変わりはありませんので注意してください。面接者と現場の温度差はあるものです。 未知にワクワクする漫画の主人公タイプはあまりおりません。未知はだいたい怖いものです。そのため、どうしても現場側は「出方を伺う

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        記事

          「いい人」という評価の危うさ。

          「いい人」という人物評価は当てになりません。 果たして「いい人」に見えない詐欺師なんてのはいるのでしょうか。 印象は磨けるもの、操作できるものですので短期間で見抜けるものではありません。そこに利害関係があるのなら、意識的、無意識的のどちらせよ利害関係なりの顔を演じます。 自分自身を振り返ってみても、いい部分、悪い部分、欲にまみれた部分、いろんな面があります。嫌いな人にまで、いい人であれることも少ないのではないでしょうか。騙すつもりはなくても、いい人なんて相手によって変わる一

          「いい人」という評価の危うさ。

          📘 ささいなことをていねいに。【リーダーの作法】読書感想

          「ささいなことをていねいに」。本書のサブタイトルです。本書が扱っているのは「リーダーが実践すべき、ささいなことです。これは、著者が長年かけて集めて磨きあげてきた、リーダーのためのエッセンス、すなわちシンプルで覚えやすいふるまいとプラクティスです。(はじめにより)」。 ビジネス書というよりは、ベテランリーダーのエッセイ、エッセンス集です。1on1でのふるまい、電子メールの時短術等々、軽妙に語りかけてきます。著者が何故「ささいなことをていねい」にしているかというと、以下の価値観

          📘 ささいなことをていねいに。【リーダーの作法】読書感想

          人事総務とおじさん会社員の服装について。

          ゆるやかに転職活動を続けていて数多くの面接に挑んでいます。 強がりも含んでいますが、人事総務は転職活動をして「採用」についての他社事例を学んだほうが良いと感じます。 時間、文面、面接の設計、面接時の態度、会社説明、質問等々、多くのことを学べます。良い例、悪い例どちらも直ぐに自社の採用に活かせますのでおすすめです。 そこでの気づきもふまえ、今回は人事総務、会社員の「服装」についての個人的見解を書いていきます。 人が着ることができる最上の衣裳は「上機嫌」ですが、ここでは実際の

          人事総務とおじさん会社員の服装について。

          📘 元気な会社。【会社を元気にする51の「仕組み」】読書感想

          「働きがいNo.1」の企業が試行錯誤して生み出した仕組みのお話です。 全社員会議、研修制度など、51の「仕組み」が記されています。 感想は「当社での導入は難しい」です。よくある言い訳ではありません。経営層の従業員に対しての根本姿勢が大きく違いました。 しかし具体的な施策を当社にあてはめて考えてみることは、良い学びになります。その際には「当社とは事情が違う」では無く、「当社では、なぜうまくできそうにないのか」と疑問として考えることをおすすめします。 「従業員を信頼すると決め

          📘 元気な会社。【会社を元気にする51の「仕組み」】読書感想

          成功体験のバケモノが、ハラスメントをしているのではないだろうか。

          パワーハラスメントについてのニュースを多く目にします。シンクロニシティなのでしょうか……。 愛知県、福岡県の市長、参議院議員、有名会社経営陣……、氷山の一角でしかないでしょうが、告発が止まりません。 以前「中小企業のパワハラ」について投稿しました。そこでは育ってきた環境が大きく影響していると記載しましたが、なぜパワハラをするヒトに変わるのかという点には触れていませんでした。今回はその部分を個人的な雑感として投稿します。 パワハラをするヒトに、なぜ変化するのか。 成功体験

          成功体験のバケモノが、ハラスメントをしているのではないだろうか。

          人事総務は本を読み、映画を観なければならない。

          人事総務は書類仕事が多くありデスクワークが主と考えがちですが、「人を活かし会社に貢献する」ことが使命の一つであり、ヒューマンリソースワークが主です。それには人に対しての「洞察力」「想像力」が重要なスキルだと感じます。 「従業員がきちんと伝えてくれるだろう」ということを期待しないでください。「心理的安全性」は放っておいて確保されるものではなく、だからこそトピックスとなるのです。 従業員の顔色、言葉のニュアンス、ふとした瞬間に漏れる声なき声から洞察し、想像し、仮説を立て、対話

          人事総務は本を読み、映画を観なければならない。

          従業員が「もしもバカだったのなら」という視点。

          従業員をバカにしてはいけません。「自己重要感」は根強い欲求です。それを傷つけられ、バカにすると従業員との信頼は消えてなくなります。 従業員をバカだと思ってもいけません。その態度はふとした瞬間に現れます。視座が違う、観ている景色が違うと話は噛み合いません。話が通じないのはバカだからではないことが多いのです。 「従業員が、もしもバカだったなら」 以前、日本のDXが進まない理由の一つとして「従業員が優秀である」ことが挙げられていました。従業員が優秀でまじめであるため、指示された

          従業員が「もしもバカだったのなら」という視点。

          📘 本カバー必須!?【人望が集まる人の考え方】読書感想

          「人望が集まる人の考え方」 自意識過剰ですが、電車の中で読むには少し恥ずかしいタイトルです。このような直接的な強いタイトルは最近の本に多いと感じますが、本書の原書は1956年刊行であり、時の洗礼を受けた本になります。 D・カーネギー著【人を動かす】と並ぶ名著といわれています。 ちなみに原題は「How to Have Confidence and Power in Dealing with People」であり、翻訳すると「人と接する際に自信と力を持つ方法」となります。 本書

          📘 本カバー必須!?【人望が集まる人の考え方】読書感想

          📘 気分は伝染する。【職場スイッチ】読書感想

          「気分はみるみる伝染する」(p.14) 組織は、ある目的のために複数人があつまった状態です。その関係性の中に独特な空気が生まれます。不機嫌な職場……、個人として人が良くても職場の空気にあてられ組織として不機嫌な状態になります。それは逆に、ご機嫌な職場にもなれるということです。 【職場スイッチ】は「気分が伝染する」という洞察に注目し、機嫌の良い職場をつくる方法を教えてくれます。「職場の空気を変える」ことは難しいことだと感じますが、その何気ない「気分」をスイッチするだけで良い伝染

          📘 気分は伝染する。【職場スイッチ】読書感想

          📘 六インチの差。【サービスを超える瞬間】読書感想

          頭の中にはなんとなくサービスレベルの想定があります。あなたの頭の中にある「あたりまえ」がそれです。それを下回るとイライラします。レジの待ち時間、レジ袋への入れ方、おつりの渡し方でさえイライラします。 逆に想定を超えた場合は「感動」します。ファンになることもあります。そんなサービスを超える方法論が学べるのが【リッツカールトンが大切にするサービスを超える瞬間】です。 「クレドカード」が有名です。クレド(信条)という言葉が流行ったと記憶しています。今では「Value(バリュー)

          📘 六インチの差。【サービスを超える瞬間】読書感想

          現場をぶらぶらする。Management by walking around(MBWA)

          Management by walking around(MBWA) マネジャーが現場を歩き回って社員と交流することで、社員をよく知り、現場の空気感をつかみ、組織の状況を把握するマネジメントスタイルです。 不満の声はなかなか挙がってきません。そして改善の声もなかなか挙がってきません。吸いあげる仕組みがないと現場の声は挙がってきません。そういうものです。 不満の声があがってきた場合は、現場の疲弊や感情が閾値を超えたと受け取ったほうがよいです。その時は、間違っても「言ってくれ

          現場をぶらぶらする。Management by walking around(MBWA)

          📘 文章に実用的と藝術的との区別はないと思います。【文章読本】読書感想

          文章上達のために読んだ本は【日本語の作文技術 (著)本多勝一】【文章力の基本 (著)阿部紘久】に続き3冊目です。今まではテクニックを中心とした本であり、実用的な文章術に特化していました。実用術は、とにかくシンプルに、わかりやすく、ということが原則でした。では「美しい文章とは何だろうか」と思い、本書を手にとりました。 文章の目的は何かと考えると、読者へ「伝える・伝わる」だと思います。そのために「共感」が必要であり、それを生むために研ぎ澄ます。それが「文章に実用的と藝術的との区

          📘 文章に実用的と藝術的との区別はないと思います。【文章読本】読書感想