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ボンクラはみんな生きている

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主に少年時代のしょうもない考え、情けない話、エッチな妄想、本来なら蓋をして忘れておきたい話題など。
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音声で検索してみた

 私は歌などはすごく苦手であるが、ちょっと、ザ・ドリフターズの「いい湯だな」の歌い出しを歌って音声検索してみた。
 当然(?)、上位に出てきたのだが、31%だそうな。うーむ。

 ほぼ同率である星野源の「ドラえもん」はイントロが「ババンババンバンバン」に聞こえなくはない。
 からだ☆ダンダンとかいうのはよく分からない。

 今回ちょっと面白いと思ったのは「トム・ドゥーリー」という曲。これ、イントロ

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赤穂御崎へ

赤穂御崎へ

 岡山、兵庫のあちこちを回る旅に出たが、1箇所行ってみたい場所があった。
 それが赤穂御崎である。

 赤穂市内には、面白そうな店もある。
 しかし、赤穂御崎はそこからは結構離れていて、バスに乗った方が良い。

 こんな店もある。

 知っている人が旧ツイッターで写真を出していたが、この景色が良い。
 特に日が沈まんとしている時刻は最高だ。

 きらきら坂という所がある。赤穂っぽくない名前かもしれ

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福崎に思う

福崎に思う

 町興しに「妖怪」をという自治体はあちこちにある。鳥取県境港市は漫画家水木しげるの出身地である。最初はブロンズ像があちこちにあるという感じだったが、現在ではかなりの規模になっていると聞く。
 広島県三次市は、稲生平太郎という少年が不思議な体験をしたという地である。色々な意味で興味深い展示があると聞く。

 岩手県遠野市には「カッパ淵」等があり、数々の民話を収集した佐々木喜善がいた。
 宮沢賢治の「

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自分が生まれる10年前の曲

 自分が20歳になった時に、30年前の曲、すなわち自分が生まれる10年前の曲を聞いていただろうかという話題が出た。「昔のヒット曲」を若者に話してもピンとこないという、繰り返し話された話題であり、定番とも言える。

 PUFFYの「これが私の生きる道」(1996)が、もうそれくらいであると知って、軽く驚いている。

 自分の場合はどうだったか、1959年前後の曲という事になる。流石に橋幸夫の「潮来笠

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ゲームは苦手

 自分は苦手な事が多い。チームプレー全般が苦手である。よく仕事なんかできるなとは思うが、仕事は「終わり」があるし、「休み」があるし、自分のやりたい事を仕事にしていないので、衝突が起きない。色々「マニュアル化」されている等の要因はあるのだろう。

 球技全般が苦手である。あと、高い所は絶対駄目である。歩道橋の上から路面電車の撮影をするとか、かなり無理がある。

 自分より下の世代が、クラスの友達の家

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「いなかはいいねえ」はいつ頃からあるのか

 都会の人の「いなかはいいねえ」はいつ頃からあるのか考えてみた。

 NHKのテレビ番組「新日本紀行」は1963年に始まっている。1969年頃には現在の「新日本風土記」「小さな旅」の「いなかの(あるいは昔ながらの)人たちはいいねえ」という路線になっているようである。

 1966年、NHKのテレビドラマ「太陽の丘」が放送される。静岡県の伊豆にある架空のユースホステル(今で言えば民泊に近い?)の親父

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俺はどんな「お話」を読んでいたのか

 児童文学の話があった。児童文学、あまり読んでないか、読んでも忘れてるな。

 幼稚園の頃に読み聞かせがあって、「エルマーのぼうけん」を知った。これが面白くて続編の「エルマーとりゅう」とともに買ってもらった。
 絵本の「きかんしゃやえもん」もあった。「レールバス」という単語が説明なく出てくるのだが、問題なかった。そういうものである。後で史実ではモデルになった機関車は、戦前に既に価値を見出されて博物

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ドリフだからといって、好きなギャグばかりだった訳じゃない

 私はザ・ドリフターズの番組は結構好きだったと何度も書いているが、その中のギャグが全部好きだった訳では無い。

 多分それは、ドリフが1本の番組で使うギャグの数を考えたら仕方ないだろうし、毎週毎週面白かったという訳にもいかないだろう。

「全員集合」の「少年少女合唱隊」は「東村山音頭」が出てくる以前は、自分の感覚からしてもちょっと違う、良く言えば大人向けだなと感じていた。これは同時期の歌謡番組も同

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鳥人間から考える

 久しぶりにテレビで鳥人間コンテストを見た。私はこういうメカは結構好きで、速度記録用の自転車等と同様、「燃える」対象である。参加してる人は体育会系な感じなのにね。

 私はこのイベントを(どこかにケンカを売っているのは承知の上で)「日本で唯一許された自由な飛行機のお祭り」だと思うのだ。

 アメリカなんて、自作した動力付き飛行機のお祭りがあって、日本からもメーヴェを作った人が出場したりするのである

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百科辞典の代わり

 藤子F不二雄作品を読んでいて、一般家庭に百科辞典をセールスする話がいくつもあるのに気付いた。

 いや、実際必要ないよ、一般家庭に百科辞典なんて。ネット時代の前であっても。

 そもそも多くの人に「調べる習慣」なんて、どれだけインターネット普及以前にあったろう。「調べる事が必要な職業の人」は別にして。

 百科辞典、世界文学全集、エラい人の本、こういった物は「本棚」といインテリアが流行ると、その

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【感想】創作講座 料理を作るように小説を書こう 山本弘

 私は娯楽作品の「作り手」の本を読むのが好きだ。昔は特に、好きな映画にしろテレビ番組にしろ、観ていて「どうやって作っているんだろう」と思う事が多かったってのもある。特撮人形劇「サンダーバード」の制作裏話が知りたいって言うと、共感してくれる人は多いと思う。

 一番好きな娯楽作品ジャンルというとお笑いという事になる。やっぱり世代的な事もあって「ザ・ドリフターズ」が(全部が全部じゃないが)好きで、作り

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山本弘はもう来ない

 山本弘さん、SF作家である。SF作家っぽい珍しい名前や、読みにくい名前や、難しい名前ではない。

 自分が山本弘さんの文章を最初に読んだのは、当時いた会社の偉いさんが怪しい水の機械にハマって、その関連の仕事をさせられている時に、上司がこっそり「こんな本もある」と「トンデモ本の世界」を渡してくれた時だと思う。「何か怪しい」がどこが怪しいか分かりにくい本の、怪しい部分についての解説が面白かった。

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2次元作品「だけ」による街興しは厳しいんじゃないか?

「にぎわいは創出された」とか、「のっぽパンの知名度は上がった」とか書いた方が人気は出るのは理解している。しかし、それは自分にとってはどうでもいい。

 結果として仲見世のマルサン書店は無くなったし、あわしまマリンパークも無くなったのである。いくらファンの人が来てくれても、聖地であっても、それらは存続できなかったのである。

 それ位の力しか無いのである。

「どうすればいいのか?」

 恐らくそれ

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巨泉の使えない英語の使えない部分

 大橋巨泉の司会で「巨泉の使えない英語」という番組があった。

 タレントのデーブ・スペクターはこのタイトルを見て、「使えないのは彼の日本語の方、日本人はあんなに馴れ馴れしく言わない」と書いていた。

 日本のテキストや授業にある英語が結構通じないという話は前からあって、「アイ・アム・ア・ボーイ」なんて(文通ならともかく)一生使わないだろというのも先輩から聞いていた。

 その辺の諸々を番組にした

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