もつにこみ

穏やかな日常を素直に書く”平熱”のエッセイスト。モンブランが好き。妻と子(8歳・4歳・…

もつにこみ

穏やかな日常を素直に書く”平熱”のエッセイスト。モンブランが好き。妻と子(8歳・4歳・1歳)。引越業→地方公務員(市役所)。読むより書く側の人間。

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記事一覧

固定された記事

僕の考える性別性について

考え始めると、なんだか深くに沈み込んでしまうような、性別やジェンダーの話。あ、でもこの記事は軽いです。たぶん。 最近、中性的と呼ばれるような容姿の人が増えてきま…

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もつにこみ、応募作品はこちら

創作大賞2024に応募している、僕の作品を紹介するだけの投稿です。 紹介する投稿は増えていく見込みです。…増やします!投稿順が新しいものが上にあります。 この投稿の…

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モンブランは好きですか

ガラスケースに並ぶ、キラキラのケーキたちの中でも異彩を放つフォルム、安心するほっくりとした甘さの「モンブラン」、あなたは好きですか。 僕は、大好きです。 いつか…

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連想 #毎週ショートショートnote

「なんだっけ…あの映画のタイトル、スッゲー岩場みたいなところから、突然サメが出てくるみたいな名前の・・」 なんだそれ…コメディ?頭をかしげる僕に、誠はさらに付け…

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表か裏か #創作大賞感想

あらすじから物語の扉を開けて、進んでいく。その先は、歩いていたり、走り出してみたり、それとも立ち止まったり、あるいは踵を返したり、読み手の好みや経験によって、そ…

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あなたの心、透きとおっていますか? #書もつ

先週ここで紹介した、あさのあつこの著作を書店で見つけたとき、近くの棚に、このタイトルを見かけた。読書家のnoterのみなさんが紹介していた作品だと思い出し、手に取る…

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真実は、いつもひとつ!

1994年1月、とある漫画の連載が始まった。僕は小学5年生だった。それから30年経ってもなお、世代交代というより、むしろ世代を拡大してファンが生まれている作品が「名探偵…

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4年続けても、わからないこと

エッセイを書くということが、分からなくなってしまった。 プロフィールに、エッセイストと名乗っているけれど、何の実績もない。実績というのは、仕事としてお金をいただ…

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先週も、たくさん読んでいただきました!ありがとうございます!

感想文、第一弾は野やぎさん。子どもとの旅、景色と言葉、堪能しました!

線路はつづくよどこまでも
https://note.com/monbon/n/n1a62a41259f1

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ジョギング帰宅

今年の始まりに作った人生ビンゴに「職場から走って帰る」というマスを作りました。いまの職場から自宅まで、おおよそ21キロあります。 21キロ、それはハーフマラソンの距…

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忍者になる

忍者になるためには、その子が生まれた時から修行を積むらしいと聞いたことがあります。すでに忍者そのものは絶滅してしまって、今の日本にはおらず(いたらとても驚きます…

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生活 #毎週ショートショート

私の1日は、1杯のコーヒーから始まる。龍之介ブレンド。朝食にぴったりの、少し苦目の入りから、ほんのり甘く舌を転がり、すっと爽やかな軽い酸味が喉を抜ける。これだ。 …

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線路はつづくよどこまでも #創作大賞感想

とにかく、とおく(遠く)・・なんて、まさに旅の醍醐味だなと思った。 ここではないどこか、は大人になってから求める旅先だけれど、小さな子どもには「とおく」が魅力的…

もつにこみ
10日前
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4年note

このたび、毎日更新を始めてから4年が経ちました!いつも読んでいただき、ほんとうにありがとうございます。初めて読んでいただくかた、こんにちは。 僕は、仕事として文…

もつにこみ
11日前
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素朴さと重さを見つめて #書もつ

この作家の書く野球が、好きだ。 とはいえ、僕自身は野球の経験もなければ、ルールらしいこともあまり知らない。スポーツとして楽しんだことがないのに、この作家の書く野…

もつにこみ
11日前
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先週も読んでいただきありがとうございました!

子どもの成長記録のタグでいただきました。やったー!

この投稿は、創作大賞応募作ですので、何卒よろしくお願いします!

画用紙の真ん中に
https://note.com/monbon/n/n4084e6597106

もつにこみ
12日前
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固定された記事

僕の考える性別性について

考え始めると、なんだか深くに沈み込んでしまうような、性別やジェンダーの話。あ、でもこの記事は軽いです。たぶん。 最近、中性的と呼ばれるような容姿の人が増えてきましたが、容姿が変化するためには気持ちの部分での納得が増えてきた証拠だと思っています。 どういうことかと言うと、自分がそうであるという自覚はそれこそ幼い頃からある方もいるのですが、"中性的"という言葉を用意したり、こんな容姿や発言、行動が中性的ですよ、みたいに提示してくれるメディアがあったりして、社会的に認知(容認と

もつにこみ、応募作品はこちら

創作大賞2024に応募している、僕の作品を紹介するだけの投稿です。 紹介する投稿は増えていく見込みです。…増やします!投稿順が新しいものが上にあります。 この投稿のリンクは、サポートエリアに貼り付けておきますので、ふだんの投稿とともに、たまに確認していただけると嬉しいです。 エッセイ。ちゃんと好きなもののことを説明せねばなるまい、と書いたモンブランのこと。 エッセイ。我が子の習い事の話。お絵描き教室のすごい先生のこと、コンクールに向けて描いた絵のこと。 エッセイ。学

モンブランは好きですか

ガラスケースに並ぶ、キラキラのケーキたちの中でも異彩を放つフォルム、安心するほっくりとした甘さの「モンブラン」、あなたは好きですか。 僕は、大好きです。 いつから好きか覚えていませんが、子どもの頃からケーキはモンブランを選ぶことにしていますし、いまでもモンブランだけを見つめています。 そんな”モン”のこと、語らせてください。モンは僕が勝手に呼んでいるモンブランの愛称ですが、フランス語のモン(mon)は「わたしの」という意味があるそうです。 いまでは年中食べられるモンも

連想 #毎週ショートショートnote

「なんだっけ…あの映画のタイトル、スッゲー岩場みたいなところから、突然サメが出てくるみたいな名前の・・」 なんだそれ…コメディ?頭をかしげる僕に、誠はさらに付け加えた。 「いや、なんかのリメイクなんだよなぁ。思い出せないけど、マッチョが出てきてさぁ、なんか叫ぶんじゃなかったっけ?」 エイドリアーーン!!って古すぎないか。手元のスマホで、《 ロッキー 制作年 》で検索すると1976年だった。僕も生まれてない、ギリ父親世代だ。 話し始めると、誠も僕も早口になってしまう。も

表か裏か #創作大賞感想

あらすじから物語の扉を開けて、進んでいく。その先は、歩いていたり、走り出してみたり、それとも立ち止まったり、あるいは踵を返したり、読み手の好みや経験によって、そのスピード感は異なる。 これはあくまでも個人的な感想だが、始まりから”重たい”と感じてしまった。僕自身の恋愛経験の少なさも然り、テーマとして興味が薄いことも然り、とにかく読むスピードが上がらない。 もしかしたら、読み手が女性なら、共感したり憤慨したり、主人公の感情に寄り添って話を聞いてあげることができるのかもしれな

あなたの心、透きとおっていますか? #書もつ

先週ここで紹介した、あさのあつこの著作を書店で見つけたとき、近くの棚に、このタイトルを見かけた。読書家のnoterのみなさんが紹介していた作品だと思い出し、手に取る。 知らない作家だけれど、一体どういうことなのか、帯にある言葉に違和感を覚えながらも、その真相が知りたくなった。 あさのあつこは、透きとおった風だった。 こちらは、透きとおった“物語”らしい。 奇しくも「透きとおった」がタイトルに含まれている作品を続けて読めることになった。 果たして、どんな物語なのだろう

真実は、いつもひとつ!

1994年1月、とある漫画の連載が始まった。僕は小学5年生だった。それから30年経ってもなお、世代交代というより、むしろ世代を拡大してファンが生まれている作品が「名探偵コナン」である。 たいてい探偵ものは、おじさんが主役の世界観だった。コナン登場直前には、高校生探偵もいた(金田一少年)。しかしそこに、かわいい子どもが登場したのである。見た目は子ども、頭脳は大人・・当時は、子どもには難しいのでは?子どもには残忍なのでは?と、子どもながらに思っていたが、あれよあれよとアニメ化さ

4年続けても、わからないこと

エッセイを書くということが、分からなくなってしまった。 プロフィールに、エッセイストと名乗っているけれど、何の実績もない。実績というのは、仕事としてお金をいただいたり、誰かから依頼されて書いたり、みたいなこととして考えている。 ともかく、エッセイストと言っている割には、相変わらず拙いままで、ただ文字を並べているような、言葉を選んでいるというよりも、言葉を置いているだけ、そんな感覚すらある。 僕は、どうしたらいいのだろう。 noteという場所に出会って、多くの人が読んで

先週も、たくさん読んでいただきました!ありがとうございます! 感想文、第一弾は野やぎさん。子どもとの旅、景色と言葉、堪能しました! 線路はつづくよどこまでも https://note.com/monbon/n/n1a62a41259f1

ジョギング帰宅

今年の始まりに作った人生ビンゴに「職場から走って帰る」というマスを作りました。いまの職場から自宅まで、おおよそ21キロあります。 21キロ、それはハーフマラソンの距離とほぼ同じ。そのことを知って、いつか走って帰ろうと思っていたのです。来月にマラソン大会(これもハーフ)を控えていることもあり、仕事も諸々落ち着いてきたタイミングで、やってみるかと思い、ある日の午後に半休を取得しました。 当日、荷物は持ち帰れないため、スマホとIC定期券だけ持って、出勤も手ぶら。昼休みに走ってい

忍者になる

忍者になるためには、その子が生まれた時から修行を積むらしいと聞いたことがあります。すでに忍者そのものは絶滅してしまって、今の日本にはおらず(いたらとても驚きますが)、テーマパークのようなサービスで、その存在を紹介しているのが現状かも知れません。 最近、子どもたちが忍者の修行と言って、アスレチックのようなことをしたり、ままごとをしたりしています。忍者になって敵を倒したり、忍者になってかくれんぼしたり・・そんな忍者”ごっこ”とはちょっと違うのです。 忍者になって遊んでいるとい

生活 #毎週ショートショート

私の1日は、1杯のコーヒーから始まる。龍之介ブレンド。朝食にぴったりの、少し苦目の入りから、ほんのり甘く舌を転がり、すっと爽やかな軽い酸味が喉を抜ける。これだ。 出版社のキャンペーンでもらった、太宰治の顔が文字盤に貼り付けてある時計は、ファッションのワンポイントになる。同じ出版社が出した、トートバックもたくさん物が入るから気に入っている。 通勤電車では、いつだって本を読んでいる。今は、先日の文学フリマ東京で買ったエッセイ集だ。私と同じ仕事をしながら、自分の作品を書いている

線路はつづくよどこまでも #創作大賞感想

とにかく、とおく(遠く)・・なんて、まさに旅の醍醐味だなと思った。 ここではないどこか、は大人になってから求める旅先だけれど、小さな子どもには「とおく」が魅力的なのだ。遠ければ遠いほど、何だか嬉しくなる。まだ知らない景色が見たい、いや電車に乗りたい!と、胸を躍らせている”子”野やぎくんの姿を想像して、ノンストップで読んだ。 野やぎさんの、息子さんとの鉄旅の記録。 好きなものがあることは、それだけで楽しい。それを体験してくれるのが子どもたちかも知れない。そんな子どもの夢を

4年note

このたび、毎日更新を始めてから4年が経ちました!いつも読んでいただき、ほんとうにありがとうございます。初めて読んでいただくかた、こんにちは。 僕は、仕事として文章を書いているわけでもないし、誰かに頼まれて続けているわけでもなく、単なる趣味として、また壮大な試みとして、自分に何ができるかなと思いながら、毎日の投稿を認めています。 正直、抱腹絶倒なんて程遠いし、ほっこり癒し系でもない、長い独り言のような投稿が多いのですが、こうして続けていられることは、読者さんと呼ばせていただ

素朴さと重さを見つめて #書もつ

この作家の書く野球が、好きだ。 とはいえ、僕自身は野球の経験もなければ、ルールらしいこともあまり知らない。スポーツとして楽しんだことがないのに、この作家の書く野球にはキラキラとした景色が浮かぶ。それは、空想している架空の世界のようでもあり、僕が欲しかったスポーツ経験への憧れかもしれない。 毎週木曜日は、読んだ本のことを書いている。 きっと、この作家と出会った物語が野球を描いたものだったからだろう。この物語もまた、野球の場面から始まった。勝っても負けても、この作家の野球を

先週も読んでいただきありがとうございました! 子どもの成長記録のタグでいただきました。やったー! この投稿は、創作大賞応募作ですので、何卒よろしくお願いします! 画用紙の真ん中に https://note.com/monbon/n/n4084e6597106