見出し画像

2024/5/6 爪は切ったら三日月になる

GWが終わる。今年はかなり出歩いた(当社比)。旅慣れないくせにギリギリで急に旅行に出たりなどした。

子ども2人が高学年になって、かなり連れて歩きやすくなった。相変わらずかしましいし落ち着きに関しても非常に微妙なところだが、スマートフォンとPASMOも個人専用を持たせてある程度使えるように教えたので、そこら辺で迷子になっても連絡は取れる。サバイブもできるだろう。

おかげで一緒にお出かけするとなかなか楽しい。しかし私は知っている。この期間はきっとかなり短い。

この先に待っているのは反抗期だ。バイクを盗まなくとも、走り出さなくとも、親の言うことなんか聞き流しまくって、誘ってもついてくるのは何か強いメリットがある時だけで、ため息ついたり舌打ちしたりが日常になるあの反抗期が。

だから今この短い短い連れ回せる期間を大事にしないといけないし、この間に何かを子らに手渡さねばならない。なんかこう、アートの良さとか、出歩く楽しさとか、生活の方法とか、そういうもの。わー、どうしようどうしよう、とにかくなんかどっか行こう。その結果がこの落ち着きのないゴールデンウィークの過ごし方となった。

私というやつは昔からこのように土壇場で急に焦り出すのだ。試験勉強はギリギリ、レポートは徹夜で、締切は守るが期日ぴったりだし、書類の提出は大抵締め切りを過ぎる。

ここでこんなことしたところで、子らの記憶には「なんか親の様子がおかしかった」ぐらいしか残らないかもしれない。もしかしたらもう「ちょっとうぜーな」と思われてるかも。でもなんかね、お母さん君たちの人生に爪痕残したい。

それで、帰りの電車で、車中で「いやー、楽しかったね」などと言ってくれるのだから、百点満点なのだ。

この記事が参加している募集

振り返りnote

今日の振り返り

本やなにかしらのコンテンツに変わって私の脳が潤います。