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ロジカル恋愛エッセイ「運命の人との出会い方」

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【恋愛はステップアップだ!失恋で悲しんだって、叶わない恋に苦しんだって、過去の恋愛引きずったって、悪い男に遊ばれたって、明日は来るから!前を向け乙女たち。】 初恋から大人の恋愛… もっと読む
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記事タイトル無題:愛について

記事タイトル無題:愛について

京都河原町23:50発、正雀行きへ乗る。阪急京都線・大阪方面への最終列車に乗るときは、話に華が咲いた友達と素敵な夜を過ごした日か、河原町のワインバーのお手伝いをしに行った日か、その両方だった。

物腰柔らかで、ワインもごはんも大好きな女性店主が切り盛りしているそのお店は、地図アプリで見つけた。ワインが飲める雰囲気のいいお店を探していた当時、地図アプリの口コミを見て、友達と飲みに行った。失恋したり、

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やさしさはまだ遠く

やさしさはまだ遠く

ネイルが剥がれた。右手の人差し指の爪のネイルが。
衝撃で「うおっ?!」と声は出たけど痛くなかった。ネイルが剥がれた爪を見ると、表面は白くガサガサと荒れていて痛々しいけど、やっぱり全然痛くない。

もうすぐ住んで1年になる賃貸の一軒家は、築25年の3DK。ダイニングキッチンはフローリングだけど1階のリビングと2階の2室は和室だった。
畳も張り変わっているし水回りは新しいものにリフォームしてくれている

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雪が解けたら、なにになると思う?

雪が解けたら、なにになると思う?

タクシーを待っていると、年上の男性に声をかけられた。俺は仕事で23億を動かす、なんてことを話していた。

私が個人事業主であることを話すと、仕事の話をいろいろと聞いてきた。フリーランスで働くひとの話を聞きたいといったので、私は私の感性を話した。

別に、私は個人事業主代表でもないけれど、今の生活と今の仕事には満足している。
10年後ぐらいの展望もある。そのために今何をしていきたいかの中期目標もある

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27年目の失恋

27年目の失恋

これが最後かもしれないと思えるぐらい、初恋みたいにまっすぐな気持ちで好きになれた27歳。

初めてみた時からずっと目で追ってた。
3年と少し前。「私なんて興味ないんだろうな」って何もしてないのに諦めるぐらい、一目見た時から好きだったんだと思う。理由はわからない。もちろんかっこよかったけど、もっとかっこいい人だっていっぱい出会ってきたのに。

だから、約3年の友達期間を経て、「デートしてみる?」って

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助演女優賞をかっさらう26歳の同級生たちと、主演女優賞がまだ獲れない私

助演女優賞をかっさらう26歳の同級生たちと、主演女優賞がまだ獲れない私

「あんな、女には主演と助演があるねんて」

久々に再開した高校の女友達がぺろっと言い始めた。最初に主役と脇役とか言い出したからその言い方はなんかやめろと言っておいた。

彼女曰く、「家庭内でパートナーが主演になり、それを支えたいと思う者が恋愛でいう助演」。「自分の人生には芯があり、己のための人生だと考える者が主演」とのこと。
助演には”子どもがほしい”、”湘南に住みたいな~”という願望はあるが、あ

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【恋愛教訓エッセイ⑩】好きってなんだ?脱恋愛期間で出会ったバンドマンのH先輩

【恋愛教訓エッセイ⑩】好きってなんだ?脱恋愛期間で出会ったバンドマンのH先輩

恋愛遍歴こちらから↓

誰にでも恋愛迷走期ってある。これも違うあれも違うと、どの男性がタイプなのか、この人が私好きなのだろうか…?と悶々とする時期だ。恋愛に臆病になっていたり、もう辛い恋愛はしたくないと思う時期もあるはず。はたまた恋愛をロクにしてきていなくて、困っている知り合いも何人もいた。私はあえて恋愛をしない!と決めた1年間があった。

欲しいものは「高校生活の思い出」私が通っていた高校は、イ

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25年目の失恋

25年目の失恋

12人目ぐらいの彼(もう覚えてられない)に、昨日振られた。私は恋愛が下手だ。

文句のつけどころのない優しくて家庭的な年下の彼は、出会ったときから性格や趣味が一緒で驚いた。はじまりはお互いが好きになっていった。こんなに合う人いないかもしれない。この人と出会うために辛い思いを今までしてきたのかしら!なんて思った。
そんな彼は、私の合わない部分が見えてきて、前みたいに献身的になれないと言った。もう一緒

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私の人生の正解とは

私の人生の正解とは

ご無沙汰しております。今日は恋愛と人生の「正解」について。

 最近大きめの原稿を執筆しているため、noteになかなか投稿ができず。ひとつのことに熱中すると他が見れなくなるのは、長所か短所か紙一重。学生時代の私はそれを長所だと思っていたが、二十五歳の私は短所だと思っています。

学生時代の私は、最強だった 特に昔から恋愛はそうだった。
熱しやすく冷めやすいタイプだった私は、これだと思ったものへまっ

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もし恋愛に人事評価表があったら、わたし速攻クビかも。

もし恋愛に人事評価表があったら、わたし速攻クビかも。

自分の恋愛遍歴を書き記して、いろんな経験をしたなぁと思う反面、なんでこんないろいろ経験したのに未だに同じようなことを繰り返すのか…となることばかりだ。

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【恋愛教訓エッセイ⑨】喧嘩をしても優しければ長続きするのか?6人目の彼氏Gくん

【恋愛教訓エッセイ⑨】喧嘩をしても優しければ長続きするのか?6人目の彼氏Gくん

今までの話はこちらのマガジンから↓

この頃の私は恋愛の才能があった。新しい環境にはいったら私は「この人かっこいいな」「この人優しい!!」と恋愛レーダーを張り巡らせる。よく言えば「良いところを見つけやすい」「一途になれる」だが、まぁ悪く言えば「さっさと次の恋愛に進む女」だ。別れた後は誰だって疲れるしもうしばらくは次の恋愛はいいやって思う。でも次に進んでもっと自分を幸せにしてあげたいし、別れもあった

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【恋愛教訓エッセイ⑧】謎な男が一番モテる 5人目の彼氏Sくん

【恋愛教訓エッセイ⑧】謎な男が一番モテる 5人目の彼氏Sくん

今までの話はこちらから↓

なんでか知らないけど、何考えてるかわからない口数少ないイケメンが一番モテる。その典型的なタイプだったSくんと付き合うことになった。違うクラスだったが共通の趣味で知り合い、「付き合っとく?」みたいなノリで付き合った。今まで私はきちんと告白して付き合うことしかなかったので、ちょっと大人な恋愛をしている気分で付き合った。確かにめちゃくちゃイケメンだった。

なんで何考えている

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【恋愛教訓エッセイ⑦】こんなオチのついた恋愛話もう経験できない  高校のN先輩

【恋愛教訓エッセイ⑦】こんなオチのついた恋愛話もう経験できない 高校のN先輩

今までのお話しはこちらのマガジンで↓

恋愛において一番の危機とは間違いなく環境が変わることだ、と過去の記事で書いたことがある。本当にその通りで、新しい環境に立てばその分数えきれない出会いがある。

恋愛のやめどき前回の記事内、Tくんと付き合った私は付き合ったまま高校受験を迎えた。漫画で描かれる高校生活にあこがれていた中学生当時の私は、高校を「面白そうか」で選択。市を2つ跨いで通うのも心配されたが

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【恋愛教訓エッセイ⑥】最強の恋愛推進力を手に入れる 4人目の彼氏Tくん

【恋愛教訓エッセイ⑥】最強の恋愛推進力を手に入れる 4人目の彼氏Tくん

今でのお話しはこちらのマガジンで↓

3人目の彼氏でこっぴどく失恋した私は、母に言われた一言によって「じゃあ自分が幸せな恋愛って何なのかなぁ」と考えるようになる。私は恋愛で幸せになりたいという気持ちが強かったのだ。

家族の関係で恋愛観は決まる祖父ラブだった祖母に対して、母と父の関係はドライだった。これはそもそも母が自分で話していたが「当時は結婚というものに憧れちゃって結婚した感じだからね…」と話

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私的「普通のひと」との出会い方

私的「普通のひと」との出会い方

恋愛教訓エッセイはこちらから読めます↓

長年彼氏のいない女の子たちは「本当、普通の人だったら誰でもいいのに…」というセリフを絶対使う。最初に言うと、普通の人は、普通の人ではない。てか存在しない。お金をかけるポイント、顔のレベル、学歴、実家の場所、休日の過ごし方、連絡の頻度など、知り合ってみたら絶対に「ここは私のなかでの理想じゃないなー」と思うことがめちゃくちゃある。それをどこまで許せるか。逆に何

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