福井 三賀子/看護師/更年期探究家

更年期という10年は、内面を磨くための時間です 看護師の経験と認知科学や物理日本文化な…

福井 三賀子/看護師/更年期探究家

更年期という10年は、内面を磨くための時間です 看護師の経験と認知科学や物理日本文化など様々な視点から更年期の在り方を伝えます。 「看護師mikakoの更年期チャンネル」           https://youtube.com/@mikako-wellness

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人の幸福度は50代からV字にわかれていくといいます。 その分岐点になるのは、自分の内面にある課題に気づいているかどうかです。 女性は夫の定年や子どもの独立、親の介護など、そこから見えてくる課題もたくさんありますが、立ち向かうには、ものすごい勇気が必要です。 気づきを得ても、どうしてよいかわからない…だからこそ、ひとりで抱え込まずに互いに共感し一緒に学んでいくのが女性の性質であり、これからの女性の生き方だと思います。 悩みは解決するのではなく共感することでいつの間にか自分なりの解決の糸口が見えてくる…そう信じています。 様々な境遇にある50代女性は孤独になりやすく、ストレスが身体にも影響されやすい年代です。 それを回避するためには ・悩みを共有する ・プロセスを楽しむ ・ほんとうの仲間つくり この3つが大切だと思っています。 これから始まる更年期のかた、既に更年期に入り不安を抱えているかた、50代女性で辛い思いをしているかた、たくさんの意見を共有し合い、ひとりではないことを実感したいと思います。 新しい仲間と、新しい時代をつくっていきたい! そんな想いで立ち上げていきます。

  • 大和撫子へのいざない

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  • 心から健康な社会へ!看護師が語る病気との付き合い方

    どんなに医療が進歩しても病気はなくなるどころが増える一方です。情報というのは、私たちを病気にも誘い、幸せにも誘う手段ですから、何を知り何を知らないかは未来に影響するということ。 病気になっても、病気にならなくても活き活きと心が満たされる情報を伝えていきます。 心から健康な社会を目指して、wellnessナースは走り続けます!

  • 50代女性が社会的依存から自律するまでをお導きします。

    閉経すると「月経停止病」という病名がついた明治初期を経て、私たちは更年期をネガティブなものだと伝承されてきました。母親からの教えや、メディアの情報戦略など誤った認識は、女性を否定的にしていったのです。 しかし、時代はかわり今は男女平等や女性の社会進出など、女性が活躍することが当たり前の世の中になっています。それなのに、その役割がわからない女性がたくさんおられます。 特に、子育てが終わった更年期から方向性を見失い、彷徨う女性が増えているのを感じています。 もし、悩み苦しみながら出口を探しているのならどうかご一緒させてくださいね。 一緒に一筋の明かりを見つけていきましょう。

  • 大和撫子へのいざない

    更年期という言葉からネガティブな方向に捉える人は少なくありません。 更年期が近づくことに恐れを感じ様々な情報を探している人も多いのではないでしょうか? 本来、更年期は身体の成長、心の成長を終えて次の次元へと進化する素晴らしい時期です。 進化するほどに更年期女性は幸せに近づいていきます。 そのために必要なことは、自分の内側を見つめて そこから溢れ出る愛に気づくこと。 そして、その愛を自分以外の人に与えることです。 心と体そして、日本文化から知る女性の在り方を お伝えしていきます。 大和撫子のように強くて優しく生きるための術を 共に学んでいきましょう。 未来の健康、幸せな在り方は自分次第です。

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幸せな更年期への道のり

幸せな更年期への道のり

こんにちは。

私は更年期を探究している看護師です。
そして、もうすぐ私の更年期が終わろうとしています。
10年を振り返って思うのは更年期は「好転機」という始まりだったということです。
好転機には辛くて苦しい試練という好転反応が付きものなんですね。

今、日本人の平均年齢は48.6歳。
その半数である約70%の女性が何らかの更年期の症状、あるいは更年期障害に苦しんでいると言います。
私は看護師とし

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さするとお肌が甦る

さするとお肌が甦る

日頃、何気なくお肌のケアをしている方も多いと思いますが、皮膚は体の中で最も面積が広くて何千という神経が走っている器官です。

そして、皮膚はセンサーなんです。感じて、判断して、行動するための動機付けのようなものです。

体は電池で動いているの…知っていましたか?
心電図、脳波、МRIは体に電地があるというのを見える化したものです。

皮膚の表にはプラスの電圧、そして皮膚の裏側も100ミリボルトに近

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50歳…逃げるか、隠れるか、立ち向かうか!

50歳…逃げるか、隠れるか、立ち向かうか!

人生50歳にもなると、なんだかわからないけど
漠然とした不安が襲って来るような気がします。

たとえば、仕事でもある程度経験値があり、上司という立場にあったとしても、部下の育成や組織を盛り上げたり、楽しんでやっている人はどのくらいいるでしょう。

また、キャリアアップしなくても、お金を稼ぐ目的で働いている人もいるわけで、体力的に衰えていく体と向き合いながら家族のために仕事に行くこともあると思います

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更年期から腐らないために

更年期から腐らないために

更年期になって、急に疲れやすくなった、眠れない、なんだか鬱っぽい、肩こりが治らなくて…

同世代と会話すると、そのような話が多く聞かれます。頑張ってジムに行って体を動かしているのにだるさが抜けない。眠っているのに疲れが取れない、元気が出ない。

「あぁやっぱり更年期障害なんだ」
と思って婦人科受診をすると、そこでも医師に更年期はエストロゲン低下がありますからねえ「更年期障害です」って言われてしまっ

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女性の魅力、魔性について

女性の魅力、魔性について

明治時代の末から昭和初期頃、日本の文学は魔性の女を題材にしたものが多く登場しました。

江戸川乱歩の「黒蜥蜴」や谷崎潤一郎の「痴人の愛」などは、官能的な女性の魅力によって男性を支配し、最後は破滅に追い込むお話です。

そして、竹取物語で知られる「かぐや姫」は、5人の貴公子に難題を与えて、挫折させてしまいます。
そのように、男性を惹きつける怪しげな魅力に私も強く惹きつけられてしまいました。

体の小

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更年期からは自分のリズムで生きると病気にならない

更年期からは自分のリズムで生きると病気にならない

更年期の課題の一つに、自分のリズムを見いだすということがあります。

月経から妊娠、出産と、子供のためにリズムを合わせていた女性は、更年期以後は自分のリズムに整えていく必要があります。

やりたい事があるのに今日は出勤、あるいは行きたいところがあるのに親の介護があるなど、自分以外のリズムに合わせてしまうと「私、今日一日私何やっていたんだろう」
そんなふうに喪失感が押し寄せることもあります。

心の

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エストロゲンが減っても骨粗鬆症にならない方法

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私は長年高齢者の看護ををしてきましたが、知らないうちに骨折をしていたという女性がとても多くなりました。
痛みを感じることもなく動き続けてある日
「あいたた…痛い!」と動けなくなってしまいます。
病院に行って検査をして初めて「圧迫骨折」と診断されますが、その前提には骨粗しょう症という骨の状態があります。

看護師や介護士は、高齢者ケアを行う際に丁寧に体を扱いますが、それでも骨折をしてしまう場合があり

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変化する女性は美しい

変化する女性は美しい

更年期頃になると、悶々した気持ちになる事は、誰しもが体感したことがあると思います。
それは、不安かもしれないし、怒りや恐怖かもしれません。
私たちのDNAには、生存競争に残るための智慧が入っていますが、ネガティブな感情を起こしたり、わざと苦しめて、生き抜く方向に気づかせてくれています。

知っていましたか?

嫌な出来事を誰かのせいにしていた人ほどその感覚は強く、行動を起こせる力がある事を。
私は

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更年期からのヒップアップ

更年期からのヒップアップ

更年期になると、若い頃に比べてお尻の形が変わってきます。悲しいかな、丸から四角へ変形します。
頑張って筋トレしても、後から襲ってくる筋肉痛が耐えられずに三日坊主になる方も多いと思います。しかし、幾つになっても筋肉は鍛えられるのです。
今回は、簡単にできるお尻の運動をご紹介します。

お尻歩き

①両足を伸ばして床に座ります。
②骨盤を引き上げて、足の付け根から前に出すイメージで、左右のお尻を交互に

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50代から介護を始める方へ

50代から介護を始める方へ

今、社会問題として大きな割合を占めている高齢者の介護。
後期高齢化で、認知症や慢性的な疾患、あるいは転倒による骨折や感染症がもとで、寝たきりになる人は後を絶ちません。

病院は長く入院することはできず、かといって空いている施設を探すのも時間がかかります。
自分を生んでくれた親だから在宅介護をする!と心構えをしても、構え過ぎるといつの日か感情が爆発して、自分だけではどうにもならないことになってしまい

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更年期は、なぜ不安になるのか?

更年期は、なぜ不安になるのか?

50代女性の会話の中でよく聞かれることに「なんだか知らないけど不安になる」というのがあります。

「今の仕事には面白みを感じないけど生活費は必要だしね」
「旦那が定年になったから、質素にしないとならないし」
その女性は、話を深掘りしていくうちに、何かに依存している事に気づいていきました。

依存

昔は、良妻賢母が良い女性の在り方でした。
結婚して家庭に入ることが当然で、結婚すれば、お金の心配はな

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自然とともに

自然とともに

2024は甲辰三碧木星の一年です。
甲は亀の甲羅のように、殻を破るという意味がありますが、硬い殻を割るには先が太いものより細くて鋭いほうが簡単に割る事ができますね。

だからこそ、やる事が大きいほど、相手が強いほど、数や大きさを求めるよりも一点集中する方が、結果につながりやすい。

50年以上生きてきた私たちは、世の中の秩序に従い、思い込みの中で、記憶を重ねてきましたがようやく古いしきたりや考えか

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サプリメント

サプリメント

栄養成分をギュッと凝縮して、小さなカプセルに入れたサプリメントは簡単に栄養が摂れて便利です。

昔は肝油くらいしかありませんでしたが、今の時代は様々なビタミン類やカルシウム、膝軟骨のためのコンドロイチン、DHAやうポリフェノールなど、たくさんあって迷ってしまいます。

更年期の女性であれば、プラセンタ、ローヤルゼリーやエクオールが売れ筋でしょうか。

私はサプリメント反対派ではないので、必要な方は

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この世はYESで出来ている

この世はYESで出来ている

情報社会の現代は、便利なもの、美味しいものが溢れています。
しかし、それと同じくらいのスピードで病気になる人も増えているのも事実です。
買ったものが美味しくて、一時は満たされても、「あ〜太っちゃうかな〜」「食べなきゃ良かった!」となっていませんか?

高い美容液を使っても変化を感じられないと、無駄使いしたと後悔するかもしれません。その結果、買いたい人から買わされた人になってしまいます。
買わされた

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鉄骨娘になりましょう 鉄の大切さ

鉄骨娘になりましょう 鉄の大切さ

最近何だやる気がでない、だるい、動くと息が上がる、一度座ったらなかなか立つのが億劫だ〜
そんな女性、よく見かけます。

若い女性でも、座るところを見つけると真っ先に腰をおろしてしまう、なんてあるかと思います。

特に更年期になると、若々しくいたい願望と「歳のせい」と、現実をみて落ち込んでしまうこともあります。
もしかしたら、その原因は鉄不足なのかもしれませんら。

昔、鉄分の入ったドリンクが流行り

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お金といのち

お金といのち

更年期になる頃は、それぞれに環境の変化があります。子供の巣立ちや、夫の定年、その他にも仕事で管理職に昇進したり介護が始まる方もおられます。
更年期という時期は、新しい環境に身を置いてシフトチェンジする時ですが、時間に縛られてているとなかなかやりたいことが進みませんね。

厚生労働省の調査によると、介護をしている年代で最も多いのは、55歳から59歳だそうです。
本来お金も時間も自由になる世代ですが、

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