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詩歌集『天蓋の簒奪』を頒布します + 『博麗神社例大祭第二十一回』および『秘封蓮花蝶』にサークル参加します



表題詩


表紙


 博麗神社例大祭第二十一回(2024年5月3日(金) 東京ビッグサイト)にて、詩歌集『天蓋の簒奪』を頒布します。
 
なんと初の詩歌集『イノセント・ロスト』と同時にもう一個詩歌集を出す形になります。死ぬほど作業した……。

 記事の末尾にサンプル詩歌載せてます。



『イノセント・ロスト』の告知は下記リンクにて



 詩歌集『天蓋の簒奪』は、東方Projectの音楽CD『秘封倶楽部』シリーズの合計8枚のアルバムをテーマにした詩歌集となります。50P/B5/500円のコピー本。
 『イノセント・ロスト』もそうですが、後ろ向きで暗澹としたようなフレーズが続きながらも、なんとか光や希望を見出そうとするような、そんな心象を書いた詩歌集となります。俺は自分で書いたこの作品たちがとても好きです。



目次


 合計11篇の詩歌を収録。うち9篇はこの詩歌集のための書き下ろしです。

 3日で組版しながら9篇の詩を書いたり、一週間夜勤からの三日昼勤して、イベントの準備をやりながらこの本の作業をしていたので、睡眠が全然取れず、脳が焼き切れるような感覚を常に味わっていました。素面で作ったのに常に酩酊のような状態で書いていた気がします。
 どうしてそんな気の狂ったことをしていたのかというと、親を人質に取られたとか借金が鬼のようにあるとか、そういうわけではなく、『秘封倶楽部』シリーズの8年ぶりの新作『七夕坂夢幻能 ~ Taboo Japan Disentanglement.』が、博麗神社例大祭第二十一回にて頒布されるからです。
 『イノセント・ロスト』で東方のほぼ全キャラクター(旧作を除く)をテーマにした140篇超の詩歌を書き切り、しかし『秘封倶楽部』シリーズは全作ちゃんと履修出来ておらず不完全燃焼でもあった俺にとって、この『七夕坂夢幻能』の発表は強烈でした。SNSのタイムラインも秘封秘封のオンパレードで大盛り上がり。そしてこれを逃せば次の新作はいったい何年後やねんというこの機会……親を人質にされるまでもなく、スケジュールとか仕事の状況とか何も気にせずに、とりあえずで船に乗っかりました。一週間で秘封全シリーズを履修し、3日で詩歌と本を作成。そして脳が破壊され尽くされることになりました。

 脳髄をカチ割ることで流れ出てきた何か、俺の心象みたいなものが秘封倶楽部の世界観と混ざり合ってしまってできた詩歌集になります。是非ご覧ください。



 さらにこの場でもう一つ告知なのですが、
 博麗神社例大祭の翌日に東京都大田区で開催される、秘封倶楽部オンリーイベント『秘封蓮花蝶』に申し込んでいます。5/4(土) 17:00-21:00の夜の部に参加いたします。
 『天蓋の簒奪』が出来上がってからあまりに滑り込みで申し込んだので、まだサークル配置情報が出ていません。が、出るはずです。
 博麗神社例大祭で頒布するものと同じものを持っていきますが、秘封オンリーイベントということでどんな体験ができるか非常に楽しみです。


 ちなみに、博麗神社例大祭および秘封蓮花蝶では、弊サークルスペース『Micazuki-Mo』にて、詩歌の即興制作を承っています。東方Projectのキャラクターをご自由にリクエストいただいてしばらくすると、詩歌が出来上がっている、という仕組みでございます。紙をいただけましたらそれに書いてお渡しします。紙がなければSNSで公開します。
 秘封の詩歌をここ数日でこれでもかと書きましたが秘封をリクエストいただいても全然問題ありません。ぜひお好きなテーマ・キャラクターでリクエストください。


お品書き。詩歌のリクエストめっちゃ来てほしいな。





 最後に、詩歌集『天蓋の簒奪』について、noteで先行公開した詩歌がありますのでサンプルとしてご覧ください。






 やっと仕事が終わって5/3~5/4は東京で2つのイベントに出展します。とても楽しみです。当日はよろしくお願いします。