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日本郵船社長、PBR1倍割れ解消目指す

日本郵船社長、PBR1倍割れ解消目指す

日本郵船がバリュー(割安)株からの脱却を図る。2025年3月期は純利益が前期比7%増の2450億円を見込む。1000億円を上限とする自社株買いも実施するとのこと。

今後も株価が上昇していくことが見込まれるだろう。

要約文

日本郵船の曽我貴也社長は、同社がバリュー株から脱却し、株価純資産倍率(PBR)を1倍以上に引き上げる目標を掲げています。2025年3月期の純利益は前年同期比で7%増の245

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日本郵便「空き」を逆手に

日本郵便「空き」を逆手に

日本郵便が「空き」を逆手にとって商機をつかもうとしている。郵便車のスペースで新鮮な農産品を地元の飲食店に届けたり、空き家を見守りしたりする。デジタル化の進展に伴って、郵便物の減少には歯止めがかかっていない。国内に1700以上ある全ての市町村に広がる配達網を生かして、地域のかゆいところに手が届く新たなサービスを磨くとのこと。

日本郵便は、郵便車の空きスペースを利用して新たなサービスを展開しています

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ベネッセ、最後の決算発表

ベネッセ、最後の決算発表

ベネッセホールディングス(HD)が15日発表した2024年3月期の連結決算は、純利益が前の期比43%減の64億円だった。同社はMBO(経営陣が参加する買収)で17日に上場廃止になるとのこと。

要約文

ベネッセホールディングス(HD)は2024年3月期の連結決算で純利益が前期比43%減の64億円となり、上場廃止を発表しました。主力の「進研ゼミ」が少子化で苦戦し、※MBOにより投資ファンドから78

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日本生命、悲願の北米に

日本生命、悲願の北米に

日本生命保険が米国で生命保険事業を展開するコアブリッジ・ファイナンシャルへの出資を決めた。出資額は約38億ドル(約6000億円)と巨額だが、日本生命はなお1兆円を超える戦略投資の余力を持ち、追加のM&A(合併・買収)の検討も視野に入れるとのこと。

要約文

日本生命保険は、米国の生命保険事業を展開するコアブリッジ・ファイナンシャルに約38億ドル(約6000億円)を出資することを決定しました。これ

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バフェット、チャブ株取得

バフェット、チャブ株取得

著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米バークシャー・ハザウェイが、損害保険大手チャブの株式を3月末時点で67億1700万ドル(約1兆400億円)相当保有していることが15日、明らかになった。2023年7〜9月期から取得を始め、徐々に買い増したとのこと。

赤枠で囲ったあたりで株式取得を始めたようだが、見事に底値で購入している。これが投資の神様と呼ばれる所以なのか。

著名投資家ウォーレン・バフ

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楽天、黒字へ三木谷氏自ら「どぶ板営業」

楽天、黒字へ三木谷氏自ら「どぶ板営業」

楽天グループが14日発表した2024年1〜3月期の連結決算は、最終損益が423億円の赤字(前年同期は825億円の赤字)だった。同期間では5年連続の赤字で、携帯電話事業が引き続き重荷とのこと。

要約文

楽天グループは2024年1〜3月期の連結決算で423億円の赤字を発表しました。これは5年連続の赤字で、特に携帯電話事業が大きな負担となっています。楽天は2024年内に単月黒字化を目指しており、三木

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ソニーG、「PSの次」探る

ソニーG、「PSの次」探る

ソニーグループが14日発表した2024年3月期の連結決算は、純利益が前の期比3%減の9705億円だった。ゲーム事業の成長が足元で鈍化するなか、今後3年間でM&Aなど成長投資を1兆8000億円実施する計画も掲げたとのこと。

要約文

ソニーグループの2024年3月期の連結決算は、純利益が前年比3%減の9705億円となりました。ゲーム事業の成長が鈍化している中、今後3年間で1兆8000億円をM&Aな

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ソフトバンクG、最終赤字額が縮小

ソフトバンクG、最終赤字額が縮小

ソフトバンクグループが人工知能を中心とした実業に事業モデルを再転換する。13日発表の2024年3月期の連結決算は連結最終損益が2276億円の赤字と前の期(9701億円の赤字)から赤字幅を縮小した。財務の好転を踏まえ、今期以降は孫正義会長兼社長が掲げる「AI革命」の実現へ攻勢をかける方針とのこと。

要約文

ソフトバンクグループ(SBG)は、AIを中心とした事業に転換する方針を発表しました。202

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AI ヒトの反応速度で会話

AI ヒトの反応速度で会話

オープンAIは13日、新型AI「GPT-4o(フォーオー)」を開発したと発表した。従来に比べて処理スピードを2倍に高速化した一方、運用コストを半減した。声で話しかけると、ヒトと同じ反応速度で会話ができるとのこと。

最近のAIの進歩は著しい。ヒトの代替ができるAIの時代が間も無く来るだろう。

要約文

OpenAIは新しいAI「GPT-4o」を開発し、その処理速度を従来の2倍に高速化し、運用コス

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JR東、デジタル戦略の誤算

JR東、デジタル戦略の誤算

JR東日本のデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略が岐路に立っている。チケットレス化を前提にみどりの窓口の削減に取り組んできたが、移行は想定通りに進捗していない。有人の切符販売窓口では混乱が頻発し、削減計画は凍結を余儀なくされたとのこと。

確かに筆者も、「えきねっと」を利用するが、ユーザビリティの観点で悪いと思っている。

要約文

JR東日本はデジタル化を進める一環として、有人の切符販売

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ビットコインの半減期?

ビットコインの半減期?

ビットコインを生み出す「マイニング(採掘)」という仕事への報酬が、半分に減ることを意味します。そもそもビットコインとは何か、なぜこのような仕組みがあるのかを説明した記事である。

要約文

ビットコインの半減期は、マイニング(採掘)による報酬が4年ごとに半分になる仕組みです。これは、新たに発行されるビットコイン量を減らし、その希少性を保ち価値を維持するためです。ビットコインは2009年に世界初の仮

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3メガバンクの純利益3兆円

3メガバンクの純利益3兆円

3メガバンクの2024年3月期連結決算は、合計の純利益が前の期比約2割増の3兆円程度となったもようだ。05年度に現在の3メガバンク体制が発足して以降の最高益を更新したとのこと。

要約文

2024年3月期の日本の3大メガバンク(三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友FG、みずほFG)の合計純利益は、前年比約20%増の3兆円となり、2005年の現体制発足以来の最高益を更新しました。この増益は

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日本生命、ネット販売へ!

日本生命、ネット販売へ!

日本生命保険グループは保険テックのスタートアップと組み、生命保険のネット販売システムを開発する。従来のシステムと比べ初期費用を数分の一に抑えることができ、自社グループ以外にも提供する方針とのこと。

正直、20年遅れの印象を受けたが、生保会社は岐路に立たされているのかもしれない。

要約文

日本生命保険グループは、フィナテキストと共同で生命保険のネット販売システムを開発することにしました。このシ

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オリーブ 手数料3割下げ

オリーブ 手数料3割下げ

三井住友カードは年内に、クレジットカード決済時の中小企業向けの加盟店手数料率を一律で約3割引き下げるとのこと。

この動きにより、他社も手数料が下がることを期待している。

要約文

三井住友カードがクレジットカード決済の手数料を中小企業向けに約30%引き下げ、業界最低水準の1.98%に設定する計画です。これにより、スマートフォン決済事業者を含めた競合他社との競争に対抗します。同社はスマホを使った

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