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きょう何たべる?|旬のやさしい甘さを楽しむ、びわのコンポート
実家の畑にあるびわの木。
自然に任せているので、年によってできたりできなかったりがあるのですが、今年はたくさんできたとのことで、いちごと一緒に50個ほどのびわが到着しました。
びわが届いたらコンポートが我が家の定番。
先日のいちご仕事に続き、びわ仕事です。
果物のシロップ煮をフランス語で『compote(コンポート)』と言います。
果物のおいしさを長く楽しむ保存法である点は、『compote(コンポート)』も『confiture(コンフィチュール)』も同じですが、コンポートのほうがより果物の形、自然な甘みを残した仕上がりになります。
そのため、『compote(コンポート)』に使う果物は煮崩れしにくいものを使い、長く煮すぎないことが大切です。
おすすめなのは、
さくらんぼ、びわ、いちじく、あんず、もも、洋梨、りんご、パイナップルやオレンジなどのかんきつ類など。
作り方は簡単。
では作っていきましょう!
■びわの下処理
びわは縦に1周包丁を入れ、果肉を半分にします。
おしりのほうから皮をむき、種、種の周りに薄皮を取り除きます。
こちらでびわの処理を写真付きで解説しています。
■煮込み
「水 250ml、白ワイン 75ml、グラニュー糖 50g」
煮汁の材料はこちらを基本にして、びわの量に合わせて必要な量を用意します。
STAUBのオーバル27cmならこの2.5~3倍、ラウンド18cmなら1.5倍が目安です。
![](https://assets.st-note.com/img/1686627332321-UW3k13iQRd.jpg?width=800)
中火にかけて沸騰したらびわを入れます。
![](https://assets.st-note.com/img/1686627353166-VBM4XoiTTO.jpg?width=800)
オーブンシートで作った落とし蓋、蓋をして、沸騰が保たれる程度の火加減で10分ほど煮ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1686627345986-CRekBX3XIU.jpg?width=800)
柔らかさを確認して、少し硬ければ粗熱が取れるまで鍋に置いておきます。ちょうどよければ取り出して粗熱を取ります。
☆STAUBは蓄熱力が高いお鍋なので、余熱を活用することで火にかける時間を短縮、効率的に調理ができます。
■できたコンポートの食べ方
まずはそのまま食べましょう。
鼻に抜ける香りがさわやかで、びわの味を邪魔しないやさしい甘さが口に広がります。
煮汁はびわの味が出てとてもおいしいので、冷凍してフォークで砕いてグラニテ(*)にしたり、ゼラチンを溶かして果肉と一緒に固めて涼しげなゼリーにしても。
コンポートは果肉の形をきれいに残す保存食なので、果肉の形を活かしてパイやタルトにつかうのもおすすめです。
*グラニテ(granité)
グラニテはフランス語で「粒々のある」という意味。シャーベットよりも糖度の低い果汁や、アルコール類を、凍らせて作る氷菓。食間に口直しとして出される。あまりかき混ぜる手間がいらないので、手軽に作れる。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
みなさんの日々の料理の参考になりましたらうれしいです。
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