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【ブログ】新潟にてアドラー心理学の研究会/複線経路等至点アプローチ

2024年5月3日(金)

新潟のアドラー心理学の研究会に招かれたので、1泊で新潟に遠征する。新潟は上越新幹線で2時間強で来れるので関東からは本当に近い。田中角栄はすごかった。

参加者は8人。梅ちゃんが徳島から来ているのはサプライズだった。今回のテーマはTEA(複線経路等至点アプローチ)をアドラー心理学で使ってみたらどうなるかという話。2023年10月広島での日本アドラー心理学会でけいちゃん、ひーちゃんとお茶をしているときに決まった。

クライエントの人生経路を聞いて、それを可視化するのにTEAは便利なので、ロングスパンでの振り返りをするときに使ったらどうかという着想。その分岐点での決断にライフスタイルが反映されているだろうから、早期回想でライフスタイルを診断しながら使うといいかもねという話になって整理がついた。

TEAの三層モデル「信念/記号/行為」は、アドラー心理学では「私的感覚/言語化/行為」と移し替えられるから、このモデルを取り入れるのは自然だ。この言語化をするときにカウンセラーからある種の介入をするということになる。記号は文化からやってくるので、これはつまり、アドラー的な文化・思想を言語ツールとして提供するということになる。

それから、早期回想は6-10歳くらいまでの初期の記憶を扱うとされているけれども、最重要観察記憶(Most Memorable Observation, MMO)は、それ以降でもOK。だからMMOをTEAの分岐点での決断のイメージとして用いるといいのではないかという着想も得た。

そんな感じで3時間を議論で埋めた。大学院レベル以上のゼミだった。

弥彦山に小トリップ

かなり前から新潟駅周辺のホテルは満室だったので、新幹線の隣駅、燕三条で東横インをとった。燕三条は新潟駅から新幹線で10分ほどで着く。どうやらジャニーズのコンサートとJリーグの試合が新潟市であるとのこと。行きの新幹線がほぼ満席で、若い女性が多かったのはそのせいか。

燕三条の東横インは最新型で逆に良かった。1階はフロントとコワーキングスペースとジム(!)があり、朝食会場は展望の良い14階にしつらえてある。このパターンの東横インは最高だな。特にコワーキングスペースは電源付きの大きなテーブルが置いてあるだけだが、それだけでも仕事がやりやすい。

帰りの新幹線は夕方なので、それまで小トリップする。弥彦線に乗って、弥彦神社へ。そこからロープウエイで弥彦山に登る。登山道から登っている家族連れも山頂でみた。そういうケースでは、お父さんが張り切っていて、子供がぐずっていて、お母さんがとりなしているのはなぜなのだろうか。

山頂からは越後平野、反対には佐渡島が見える。黄砂の影響で少し霞んでいた。汗ばむくらいの陽気だった。

帰りの弥彦線は吉田駅というところで、30分停車した。一本で行けるのにこれはすごいな。

燕三条駅に戻り、歩いていける道の駅燕三条地場産センターに行った。アルミニウム製のアイスクリームスプーンを買った。ひとつ1000円弱。おすすめ。

一泊二日だったが、楽しくリラックスできた。新潟は上越新幹線のおかげで本当に近い。

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