向後千春

早稲田大学人間科学学術院教授(2025年3月退職予定)。博士(教育学)(東京学芸大学)…

向後千春

早稲田大学人間科学学術院教授(2025年3月退職予定)。博士(教育学)(東京学芸大学)。専門は、教育工学、教育心理学、インストラクショナルデザイン、アドラー心理学。

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向後千春のnoteサイト目次ページ

向後千春のnoteサイトにようこそ! 私は2017年からnoteでマガジンで記事を書き続けています。そのマガジンもたくさんになりましたので、このページでご案内したいと思いま…

向後千春
11か月前
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【ブログ】那智勝浦へ遠征

2024年5月24日(金) 【那智勝浦1日目】那智勝浦に遠征する那智勝浦に遠征する。2023年11月初旬に熊野古道の中辺路(なかへち)・発心門王子(ほっしんもんおうじ)から熊…

向後千春
14時間前
11

【本】久坂部羊『人はどう死ぬのか』:死に方を考える

2024年5月23日(木) 久坂部羊『人はどう死ぬのか』(講談社現代新書, 2022)をKindle Unlimitedで読んだ。那智勝浦への遠征の友であった。 Unlimitedで提供される本は玉…

向後千春
1日前
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【質問】本を読むときどんな風に読んでいますか

2024年5月22日(水) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 質問先生は本を読むときどんな風に読んでいますか? もし作られているなら…

向後千春
2日前
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【アドラー教科書】(6) よく生きるための科学

2024年5月21日(火) ここまで『アドラー心理学の教科書』を書くとしたらどのような構成にしたらいいかということを、先人たちの本を参照しながら考えてきました。その結…

向後千春
3日前
12

【考え】自分の仕事を「体系」の一部として見ることができるかどうか

2024年5月20日(月) 5月7日(火)は茅場町で研修を3時間半で行った。参加者は研修講師を中心に17人。3時間半は、「もう少しやりたいな」と思うところで終わる長さなので…

向後千春
4日前
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【雑談】記念品や日記はなかなか捨てられないが

2024年5月19日(日) まだ早いと言われるかもしれないけれども、研究室の店じまいとして少しずつ片付けをしている。いずれにせよ来年の3月末には空にして部屋を渡さなくて…

向後千春
5日前
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【アンケート調査】(14)エピソードレベルの質的分析法

前回はKH Coderを使って、単語レベルで切り出したデータを元にして、出現頻度で分析する方法と共起確率を求めて単語同士の関係性を見る方法を説明しました。これらはいずれ…

向後千春
6日前
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【ブログ】Zoomミーティングで直接質問を受けることの意味

2024年5月17日(金) eスクールの科目「スタディスキル」と「データリテラシー1」の受講生を対象としたZoomミーティングを月一回設定している。先日、その1回目を行った。…

向後千春
7日前
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【本】イアン・パーカー『ラディカル質的心理学―アクションリサーチ入門』:(3) インタビューとナラティヴ

2024年5月16日(木) 2021年9月19日(日) イアン・パーカー『ラディカル質的心理学―アクションリサーチ入門』を紹介しています。前回の記事では、アクションリサーチの…

向後千春
8日前
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【質問】別領域の修士課程に再度入学するのはおかしいか

2024年5月15日(水) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 2022年11月10日(木) 質問先日、社会科学系の修士課程を修了しました。今…

向後千春
9日前
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【アドラー教科書】(5) 21世紀のアドラー心理学の教科書の構成

2024年5月14日(火) ここまで、アドラー心理学の入門書の構成をいくつか示しながら、その特徴を紹介してきました。それを踏まえて、21世紀のアドラー心理学の教科書を書…

向後千春
10日前
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第3回アドラーゼミのお知らせ

2024年度A面の第3回アドラーゼミを対面とZoomのハイフレックス方式で6月8日(土)に開きます。参加をお待ちしております。 まだメンバーでない方で参加を希望する人は、こ…

向後千春
11日前
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【考え】教える仕事についている人のための塾

2024年5月13日(月) 今年度は、教える技術オンライン研究会はお休み中だが、教える仕事についている人のための塾を開くのは良いかもと思った。一種のオープンカウンセリ…

向後千春
11日前
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【雑談】「くさらない」と予見される人物をあてる

2024年5月12日(日) NHKオンデマンドをサブスクして、古い大河ドラマを毎日のようにみている。大河ドラマ『独眼竜政宗』(1987)は半分を超えて29話まで来た。政宗は気性が…

向後千春
12日前
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第2回アドラーゼミを開きました

2024年度A面の第2回アドラーゼミを5月11日(土)に開きました。対面(21人)とZoom(25人)のハイフレックスで開きました。参加していただいた皆さん、ありがとうございま…

向後千春
12日前
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向後千春のnoteサイト目次ページ

向後千春のnoteサイトにようこそ! 私は2017年からnoteでマガジンで記事を書き続けています。そのマガジンもたくさんになりましたので、このページでご案内したいと思います。また、メンバーシップもやっていますので、そのご案内もあわせてどうぞ。 マガジン「ちはるのファーストコンタクト」は2017年4月から書き続けているマガジンです。毎週月曜と金曜にブログを書いています。それ以外の曜日では、過去記事の切り抜き、質問受け付け、本の紹介、雑談などを書いています。月額500円となっ

【ブログ】那智勝浦へ遠征

2024年5月24日(金) 【那智勝浦1日目】那智勝浦に遠征する那智勝浦に遠征する。2023年11月初旬に熊野古道の中辺路(なかへち)・発心門王子(ほっしんもんおうじ)から熊野本宮大社を3人で歩いた。今回は、熊野速玉大社と熊野那智大社にお参りして、熊野三山を詣でる。 前回のとき、和歌山市で紀三井山・金剛宝寺に参って、ここが西国三十三所巡礼の2番札所ということを知った。1番は那智大社の隣にある那智山・青岸渡寺なのでここにも参ることにする。 那智勝浦に行くには次の3つのルー

【本】久坂部羊『人はどう死ぬのか』:死に方を考える

2024年5月23日(木) 久坂部羊『人はどう死ぬのか』(講談社現代新書, 2022)をKindle Unlimitedで読んだ。那智勝浦への遠征の友であった。 Unlimitedで提供される本は玉石混交だけれども、この本のようにたまに良い本に出会うので、そのこと自体が楽しい。リアル書店にいって、足の向くままに書棚を眺めているのに似ているかもしれない。お勧めリストを眺めるのを楽しめるならそれもよし。何か目的があって検索するのもよし(例えば「論語」を検索すると本当にたくさん

【質問】本を読むときどんな風に読んでいますか

2024年5月22日(水) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 質問先生は本を読むときどんな風に読んでいますか? もし作られているなら、メモやレジュメの作り方なども教えていただけると嬉しいです。 回答最近はKindleで読むことが多いです。iPhone上のKindleアプリで読みます。Kindle端末に比較するとiPhoneは画面が小さいのですが、まったく問題ありません。電車で座れたときはサッとiPhoneを取り出してKindleアプリで

【アドラー教科書】(6) よく生きるための科学

2024年5月21日(火) ここまで『アドラー心理学の教科書』を書くとしたらどのような構成にしたらいいかということを、先人たちの本を参照しながら考えてきました。その結果、暫定的ではありますが、以下のような14章構成で進めていこうと思います。 [1] 導入:よく生きるための科学 第1部:ライフスタイル(自己覚知) [2] ライフスタイルの形成、所属、劣等感 [3] ライフスタイル類型、家族布置 [4] 早期回想によるライフスタイルの推定 [5] ライフスタイルの実

【考え】自分の仕事を「体系」の一部として見ることができるかどうか

2024年5月20日(月) 5月7日(火)は茅場町で研修を3時間半で行った。参加者は研修講師を中心に17人。3時間半は、「もう少しやりたいな」と思うところで終わる長さなので、ちょうどいい感じだ。 教えるときに大切なことから始めて、評価アンケートの実施まで一通りを話した。これは今書いている『教科書』の内容なので、私にとっては復習的なものになる。 参加者の感想を聞くと、「すでに自分がやっていることもあり、新たに気づくこともありました」という。それが平均値だろう。実際、長年講

【雑談】記念品や日記はなかなか捨てられないが

2024年5月19日(日) まだ早いと言われるかもしれないけれども、研究室の店じまいとして少しずつ片付けをしている。いずれにせよ来年の3月末には空にして部屋を渡さなくてはならないし、今は授業とゼミのある月曜日にしか研究室に来ないので、それほど片付けの機会は多くないということもある。 捨てられるものはどんどん捨てている。しかし、記憶に残るものはなかなか捨てられない。たとえば、ゼミ生たちからもらった記念の品々や写真、昔の日記など。どうしようか。 日記は大きな段ボール箱1箱分

【アンケート調査】(14)エピソードレベルの質的分析法

前回はKH Coderを使って、単語レベルで切り出したデータを元にして、出現頻度で分析する方法と共起確率を求めて単語同士の関係性を見る方法を説明しました。これらはいずれも単語レベルの分析です。 単語レベルではなくもう一段上のエピソードレベルで分析する方法もあります。これは自由記述の文章を文単位で切り出して分析する方法です。 エピソードレベルで分析する方法には以下のようなものがあります。 (1) グラウンデッドセオリーアプローチ (2) 修正版グラウンデッドセオリーアプロ

【ブログ】Zoomミーティングで直接質問を受けることの意味

2024年5月17日(金) eスクールの科目「スタディスキル」と「データリテラシー1」の受講生を対象としたZoomミーティングを月一回設定している。先日、その1回目を行った。それぞれ1時間で、30人ほどの学生が参加した。

【本】イアン・パーカー『ラディカル質的心理学―アクションリサーチ入門』:(3) インタビューとナラティヴ

2024年5月16日(木) 2021年9月19日(日) イアン・パーカー『ラディカル質的心理学―アクションリサーチ入門』を紹介しています。前回の記事では、アクションリサーチの方法としてエスノグラフィを取り上げました。今回は、インタビューとナラティヴについて取り上げます(言説分析と精神分析については省略します)。この本の紹介は今回で最終回となります。

【質問】別領域の修士課程に再度入学するのはおかしいか

2024年5月15日(水) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 2022年11月10日(木) 質問先日、社会科学系の修士課程を修了しました。今後の進路のことで悩んでいます。ぜひ向後先生にアドバイスをいただきたいです。

【アドラー教科書】(5) 21世紀のアドラー心理学の教科書の構成

2024年5月14日(火) ここまで、アドラー心理学の入門書の構成をいくつか示しながら、その特徴を紹介してきました。それを踏まえて、21世紀のアドラー心理学の教科書を書くとしたら、どんな構成が考えられるでしょうか。以下に私のアイデアを提示してみました。 1) イントロ:よく生きるための科学 第1部:ライフスタイル(自己覚知) 2) ライフスタイルの形成、所属、劣等感 3) ライフスタイル類型、家族布置 4) 早期回想によるライフスタイルの推定 5) ライフスタイ

第3回アドラーゼミのお知らせ

2024年度A面の第3回アドラーゼミを対面とZoomのハイフレックス方式で6月8日(土)に開きます。参加をお待ちしております。 まだメンバーでない方で参加を希望する人は、このマガジンを購入してください(全5回で5,000円)。購入することでメンバーとなります。あるいは、メンバーシップ内の「ゼミプラン」に入ることでもメンバーになれます(月額600円)。この方法はマガジン単体で購入するよりも割安です。 アドラーゼミの説明会のビデオは次の記事から視聴することができます。

【考え】教える仕事についている人のための塾

2024年5月13日(月) 今年度は、教える技術オンライン研究会はお休み中だが、教える仕事についている人のための塾を開くのは良いかもと思った。一種のオープンカウンセリングのように、教えるに際しての困りごとを参加者の見ている前で扱っていくという方法だ。

【雑談】「くさらない」と予見される人物をあてる

2024年5月12日(日) NHKオンデマンドをサブスクして、古い大河ドラマを毎日のようにみている。大河ドラマ『独眼竜政宗』(1987)は半分を超えて29話まで来た。政宗は気性が激しく、波乱の多い人生だったのだな。だからこそ大河ドラマになるのか。実の母から毒を盛られたり、自らの刀で弟の小次郎を斬ってしまうとか。

第2回アドラーゼミを開きました

2024年度A面の第2回アドラーゼミを5月11日(土)に開きました。対面(21人)とZoom(25人)のハイフレックスで開きました。参加していただいた皆さん、ありがとうございました。