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【積読書】今月は「本曜日」オススメから何冊も買ってた。

12月の読書記録。いや積読記録(笑)。
正解に言うと、書店で買いました録。
色いろと慌ただしかったのか、
よく本を買ってたのがわかります。
それだけメンタルを整えたかったん
でしょうか。

12月3日
今村夏子
「むらさきのスカートの女」
須賀敦子全集 第1巻

12月4日
中島京子「やさしい猫」
スリランカ人が日本で暮らすこと、
それがどれだけ大変か、
どんな権利が必要かを問う、
社会派小説。数年前に日本で
スリランカ人が犠牲になったのより、
先に構想されている。
さすが中島京子さん。

12月5日
中村文則「迷宮」

12月6日
朴沙羅「家(チベ)の歴史を書く」
当事者研究として、
自分の親戚や家族をインタビューする、
社会学的なアプローチ?

12月7日
佐藤正午「小説家の四季」

12月9日
ミシェル・ウェルベック
「服従」「素粒子」
ウェルベックは何を書いても凄い。

高橋和巳「邪宗門」
高橋和巳といえば、
1970年代の学生運動で
学生に多く読まれた大学教授。
彼の作品は、青春のバイブルになった。
 
学生運動にたくさん読まれた
バイブルといえば、他には、
マンガ「カムイ伝」や
漫画「あしたのジョー」も
《革命戦士》たちのあいだで
流行りました。

12月10日
見田宗介「社会学入門」
養老孟司「ヒトの壁」

12月11日
小山鉄郎「村上春樹の動物誌」
村上ワールドに登場する
動物って、いい角度を見つけたなあ。
羊やペンギンやホタルやクマ、
ねじまき島や熊やら。
着眼点が素晴らしい。

12月13日
多和田葉子「献灯使」
ブコウスキー「郵便局」
又吉直樹・ヨシタケシンスケ
「その本は」

12月14日
司馬遼太郎「国盗物語」
三島由紀夫
「若きサムライのために」

12月15日
辺見じゅん
「ラーゲリから来た遺書」
シベリア抑留の歴史を刻む
名著がこんな形で新たに
話題になってくれるのが嬉しい。

12月16日
多和田葉子「百年の散歩」
谷崎潤一郎「春琴抄」
水村美苗「日本語で読むということ」

12月19日
森敦「月山・鳥海山」
森敦「われ逝くもののごとく」
幻の作家、森敦さん。
ずっと忘れていた、汗、彼の小説たち。

12月20日
夢野久作「ドグラ・マグラ」
いつか読んでやるぞと覚悟して。

筒井康隆「大いなる助走」
文芸誌や文壇、文藝賞などの
業界の裏話がてんこ盛り。
衝撃の一冊でした。

12月21日
東海林さだお「大衆食堂に行こう」
ブコウスキー「勝手に生きろ」

12月23日
ブコウスキー「詩人と女たち」
村上春樹「古くて素敵なクラシック
レコードたち」

12月24日
「宮部みゆき責任編集
松本清張傑作短編コレクション
第2巻、3巻。
松本清張の短編から、
宮部みゆきがセレクトしてる。
面白くないはずがないてすね。

12月26日
渡辺京二「明治の面影」

12月27日
小川哲「地図と拳」
茨木のり子「倚りかからず」
小熊英二「生きて帰ってきた男」
佐藤泰志「海炭市叙景」

12月29日
色川武大「うらおもて人生録」
筒井康隆「モナドの領域」

「うらおもて人生録」は年年歳歳、
わかる人生論になってきました。

いざ、日記から
こちらに書き起こしたら、
例の書店キャンペーン
「木曜日は本曜日」で 
紹介されたオススメ本が
たくさんありました。
ミーハーみたいです、私は。
(笑)。

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