気持ちを形に。フォトブックをお世話になった場所へ送るまでの記録。という話
自己満足ではある。
あいりすです。
もうすぐ今年も終わりますが、風邪をひいてました。
そんなことは置いておいて、今年を振り返るとぼくとしては遠出をする機会が多かった一年。
それだけ自分の知らない色々な世界を見る機会をいただけた一年なのかなとも思います。
今回は、そのご縁の中で撮影した写真の一部を形にしようと思って色々やってみたことについて書いていこうと思います。
写真をフォトブックという形にしてみよう
突然ですが、写真を形にしたいと思うことってありますでしょうか。
写真だと限定的過ぎるかもしれません。ふわっとさせるなら、思い出とかになるんでしょうか。
ぼくの場合、今の今までその類を形にする気持ちは薄かったので、それらを形にする上で背中を押してくれるようなサービスにも正直関心はありませんでした。
ところが、ふとnoteでしまうまプリントさんに関する話を目にしまして。
つらつらと読みつつ、そういえば今年は他者とのご縁で遠出することが多かったり、それだけお世話になった方も多かったな、というのを改めて実感したんですよね。
その方達へ少しでもお礼をさせていただく機会を作れないかと思い、こういったサービスとかを用いて写真を何かしら現実に形を残してもいいんじゃないかという考えが頭に浮かびました。
そこでしまうまプリントさんのサイト内を巡り、しっくり来たのがフォトブックです。
こういう製作に疎いぼくですが、なんとなくでもある程度の形を保って残せそうな気がしました。
これはピッタリだなと。
とはいえ、お世話になった方一人一人へ送ることを想定すると流石に考える事も多そうなので、ゆらゆらと定まった結論は以下の通り。
〝まずは一人に向けて、とりあえず作ってみよう〟
色々と大層なことを事前に考えても、こんな感じの気持ちがスタートを後押ししてくれるんですよね。
意外にサクッと終わったフォトブック製作話
さて、とりあえず誰か一人に宛てて作ると決めたものの、今回はお礼の気持ちとして製作し贈ることが前提です。
そうなると、お世話になった方々の中で贈る意味合いが明確になる方を予め決めとく必要があります。
くじ引きとか運で決めることはとりあえずには入りません。
考えた結果、今回は長野滞在時にお世話になった方へ贈らせていただくことにしました。
その方は共通の知人を通じて、滞在中お会いする機会が多かったりしたのも大きいです。
贈る方を決めたので、製作開始。
・やったこと
一応、しまうまプリントさんでやったことは一通り書いていこうと思います。
しまうまプリントさんでは製本サイズ、ページ数、レイアウトなどを全てウェブ上で決めることができるので、用意するものは写真と文章(必要なら)です。
必要な事前知識というのも特に無いように感じました。
とはいえ、写真や文章の配置などは全て同サービスが提示するテンプレートの中から出来る範囲でやらないといけません。
人によっては自由度低いかもしれませんが、写真がメインであれば誰かと似たものが出来上がるってことは無いような気もします。
また、フォトブックのデータを作り注文したら納品まで待つだけなので、サンプルを刷ってもらって色などその他諸々の調整をしたりとかは出来ません。(写真一枚一枚に自動補正をするかは選べます)
と、しまうまプリントさんの機能でやれたことをざっくり書きました。
この手のことには全然詳しくないので、もっと知りたいよって人は各自お調べを。
そのほか、ぼくが自分の写真についてやったことは写真選び、レタッチのし直しぐらいです。
とにかく気兼ねなく見返してもらえるようなものを意識しながらやってました。
・写真選びについて
この写真選びから始まりどこへ配置するか、というのが地味に難しくて楽しい……!
掲載する写真はもちろん長野滞在時の写真で、その中でも特に相手から見てすぐに何を撮ったのか分かるものを中心に選んでみました。
自分の好きを主張するものばかりだと、地域や人との関係性が薄くなったり、独り善がりになる気がしました。
配置についても、最初は無軌道に日付順で写真を並べてましたが、ちょっと関連性の高いやつは一緒のページにしたり、そうじゃなくとも組み合わせとか考えちゃったりしちゃうんですよね。
・レタッチのし直しについて
し直しというより、厳密に言えば選んだ写真全てを本来のレタッチではなくもっとシンプルなレタッチに切り替えることにしました。
いつもnoteとかに掲載する写真に対するレタッチはどちらかというとレタッチの実験みたいなもので、好き放題やってはなんかやべーことになってたりする時もあります。
今回はそういった好き放題でやべーことを押し付けるタイミングではないと判断したまでです。
あくまでレタッチするしないというのは他者からするとどうでもいい些細な部分とも思いますが、製作していたぼくの中では誰が見ても気兼ねなく見れそうな記録を目指していたので、そういうものがあると自然と切り替えられたのは個人的な気付きです。
以上、製作裏話終了。
届いたフォトブックの温もり
注文してから約一週間後。
もう届いた。ぼくからすると意外と速かった。
クオリティとしては完全に自己満足の域ではありますが、ウェブ上だけで作れるものとしては十分だと思います。
ハードルが低いのもありますが、こういうサービスにおける手軽さが良い方向に働いてます。
写真を扱うデスク環境が整っていないのでチェックしてダメだったら色々調整して刷り直ししようかと思いつつ、自分でもパラパラめくってみると、実物を手にしたことで我ながら勝手に温かみのようなものを感じます。
ヌクモリティというやつです。
お渡しした相手がどう思うかは分かりませんが、そこは希望的観測で少しでも同じ気持ちを抱いてくれたら嬉しい限りです。
余談として、今回はコンパクトさなどを優先して文庫サイズにしたものの、もし次も同じ場所とご縁があってフォトブックを作る機会があったらA5サイズにしてみてもいいのかなとは思いました。
作って送って、やってみて。
意外とスムーズに作れたフォトブックも結構早く手元に届き、先日無事お世話になった方へ送りました。
今の時代だと、よほど重要な行事でなければ、写真というモノはわざわざ現実に残さずデータを渡すほうが手っ取り早くて良いのかもしれません。
しかし、今回フォトブックを作ってみて、どんなクオリティでも現実で形に残すほうを大切にしたいと改めて思いました。
その意図をちゃんと通せる他者へ渡せるとかなら尚更。
普段から写真を通じて活動している方からすればプリントや本として一冊にまとめるというのは日常的なことかもしれませんが、今回初めてやった身からするとこれは確かに良いモノだと知れました。
ぼくみたいになんだかんだ写真撮ってるけどまだ形に残したことが経験が少ない人や、写真に興味が無くても思い出を大事にしたい人には推せるモノづくりです。
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